ハーブコア ♣ 高木肥料店

2019/07/02(火)18:12

アリが事前に巣を移動しはじめたら・・・。

生き物が教えてくれる。(136)

​​​​​​​​​アリが事前に巣を移動しはじめたら・・・。 「蜂が巣を低い場所に作る年は、必ず大型の台風がくる」 などという、生き物と気象の関係に関するはなしを耳にされた方 も多いと思います。が、今回の話は 蜂ではなくてアリについて のおはなし。 じつは先週の前半の6月25日くらいから、当方の事務所の内外で なぜかアリの大移動がはじまっていたのです。それがまた昼だけ でなく 夜になっても終わらないという上を下への大騒動。翌朝 になっても、その翌朝になっても、その次の朝になっても、昼夜 を徹してつづく 蛹を担いだ働きアリたちの直線にすると10メー トル以上にも及ぶ大行列。 そんな光景を目の当たりにして  ● 巣分かれの時期って、この時期だったっけ  ● 蛹/さなぎを もっていくっていうのも変だな  ● 空梅雨なのに大雨にでもなるのかな  ● ちょっとした大雨くらいなら、これほど騒がないのに なんて ちょっと首をかしげながら、こちらは のんきに見守る というほどでもなくアリの行列を観察していたのですが、そんな 空梅雨の九州地方を唐突に襲ってきたのが、先週の週末の6月28 日から熊本県や愛媛県からはじまり、その後 鹿児島県や宮崎県 をまきこむかたちで、いまも[2日午後]降り続いている大雨です。 この梅雨の多雨。28日から2日午後2時までの総雨量は平年の7月 のひと月をすでに上回り、500ミリを超えている地区も多く[た とえば宮崎県えびの市809.0ミリ・鹿児島県日置市551.0ミリ・熊 本県湯前町の横谷448.5ミリなどなど]九州の各地では避難勧告 が相次いでおり、さらにこれからも降り続くという予報の大雨。 そんななかにあって 宮崎県沿岸部の当方の事務所も、30日深夜 と01日の昼間に、2度ほど道路わきの側溝からの水が溢れ、すわ 床下浸水かっっっっと 覚悟するほどの増水ぶり[6月が空梅雨 だっただけにまさに寝耳に水状態]でしたが、いまのところは運 よく水難をのがれている次第。 そして。 今回のテーマの、あのアリたちのうじやうじゃとした大行列です。 これがなんと、こちらで 雨の降りだす28日金曜日の午後までに  当店の庭から建物にかけてのあの大行列が、移動を完了したので しょう・・きれいさっぱり、いなくなってしまったのです。それ は まさに人っ子一人いないという形容を使いたいほどに[笑]。 そう、それはまさに こんなに大​雨が降り続くことで土のなかの 巣が被害を蒙るのを アリ​たちがまるで予想して水の害から避難 していたかのように。 ということで、これからはよくよく注意して、さらにこまめに観 察していこうとはおもっているのですが、今回の事例から  「アリが事前に巣を移動しはじめたら・・・水害!?」 もしくは、せめて  「アリが事前に巣を移動しはじめたら・・・長雨!?」。 などと書きたい書いてみたいと思っているのですが、それが当ら ずともはずしてはいないような気がするのは、自分だけ?[​アリ とハチはじつは近縁​ということでもあり、どうかひとつ/笑]。  金曜日の午後までに アリたちが大仕事を終えていた   のは、じつはいまや懐かしのプレ金[プレミアムフライ   デー]を いまだにやってたためだったり。。  「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」 ​ ​​​​​

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る