ハーブコア ♣ 高木肥料店

2019/09/18(水)10:41

固くなった土に空気を入れてみます。

いまの時期の定番記事。(275)

固くなった土に空気を入れてみます。K 台風のもたらした激しい雨。そしてまるで梅雨のように続く長雨 の影響で、とくに露地栽培の圃場の土が締まっているケースも多 いようです。ということで定番の改善策のおはなしとなります。 よろしかったらご参考に。  ↓ 定期的に鉢に穴を開けています。    左は、4月のフレンチ系の生育をそろえたラベンダー。  右は、同じく4月の生育をそろえたデンタータラベンダー。 鉢に穴を開けることで、空気が供給され、新根の出る場所が確保 されるというわけですね。 春から秋にかけては、だいたいひと月に一回の割合で、鉢の大き さにあわせながら穴を開けています。ただし、この穴明け作業は、 寒さで伸びが止まる冬の間は控えていますよ。 穴を開けるための道具は これ。   大きい鉢用のドライバーと、小さい鉢用に、握りをつけた鉄線を 使用しています。 お気づきになった方もおられると思うのですが、土ってえらいも んですよね、長年つかっているうちにこの写真のように鉄の先端 をすりへらすわけですから。。感心してしまいます。 そしてこの管理法のもう一つの利点は、植物を栽培するスペース がなかなかとれない場所での栽培をある程度は可能にすること。 大鉢のラベンダーでも、薄いプラ鉢のまま、 この大きさのまま にそだています ↓ 。   土が硬くて植物の生長がどうにも悪い・・・という方は、最初は ひとつの穴でもいいですから、試してみられませんか。ただし、 さわった針金の傷から病原菌が入る可能性もなきにあらずという ことで鉢土に生の有機物をたくさん施されている方には向かない 技術ですので、この点は注意が必要です。  プランターや鉢栽培は、技術獲得に大いに役に立ちますね。   だって試験場の試験だってけっこう小規模。        「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」

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