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カテゴリ:植物の生理生態
これでもかと枝を切られに切られちゃう植物。
樹木の剪定に関するはなしで、剪定されまくる植物 の はなし です。次回関連として、過去分ですが よろしかったら。 ↓ “伸びた枝をバッサリと大きく切ること” を、「強剪定/きょうせ んてい」といいますが、そこまでやるのかと思えるほどに強剪定 される植物が、宮崎にあります。 ・・・いかがでしょうか、その 強剪定ぶり。。 まるで東宝怪獣のアンギラスやガラパゴス諸島にいる海イグアナ、 はたまた伝説のドラゴンみたいに見えるほどに強剪定されたこの み姿や如何。 の のの このように冬の間はある意味ゴツゴツとした岩のように硬い造形 とされたこの植物ですが、春になると一転して四方に枝を伸ばし 始め5月の連休明けから梅雨入りの時分になると の のの 高くそびえたつヤシの株下で、青空はもちろん梅雨のどんよりし た曇り空にも良く映える、鮮やかな赤い刀のような花を咲かせて くれるのですから、すごいと。 この植物の名前は、サンゴシトウ。 宝石の「珊瑚」のような色、[たいして目立たないのですが、] 枝や茎にトゲがあるとのことで「刺」、マメ科の植物なので「豆」 というのが、この名の由来とされていますよ。 ちなみに 花言葉は 夢・童心・優しい気持ち というのだそう ですが、個人的には “復活” も加えてほしいなと、心底思えて しまいます/笑。 ということで今回は、花の季節はもちろん、脅威的に剪定される 冬の間にも[その姿に]想像力を働かせて楽しませてくれる植物 のご紹介でした。 熊楠が好きだったというオウチことセンダンの花からはじま ってブラシの木や ネムノキ、そして今回のサンゴシトウや ジャカランダの開花していく、5月から梅雨明けまでの時期 の花めぐりというのも[南九州における]なかなかにおつな 贅沢なのです。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 12, 2021 01:44:52 PM
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