カテゴリ:市販ラジオ
Tivoli Audio チボリ・オーディオ「Model One Radio」、しばらく使用した感想です。 画像のように、設置しました。本当はもっと頑丈な台の上に設置すべきなんだろう、なんですが、ベッドサイドの枕元に置ける頑丈な台がなかったのでとりあえず安直に組み立て式のスチールラックを置いてその棚上に設置しました。 バスレフなので棚が底抜けでは機能しないので、座布団が必要なのですが、手近にあって買ったけどほとんど読まない雑誌を座布団に使用しました。 こんなで音がどうのこうのと言っても仕方がないかもしれませんが、それでも、いい感じで中低音が聞けます。響きが心地よいです。 枕元には実は安物ラジオが沢山あるんで、今までは適当に掴んだラジオを聞いていたのですが、このラジオを設置してから、こればっかり聞いていますね。高価だから使わないと損っていう動機もありますが、聞いていて安心、心地よいってところのがやはり大きいですね。 FMは部屋の外(廊下)に設置したフィーダー線のT型FMアンテナを接続、AMは画像のTECSUNの赤いワッカことAN200を有線で接続。 AMが外部アンテナ端子(Φ3.5のジャック標準装備)なのがやはり効果的。AMのノイズもかなり減ってFM並というと大げさですが結構安定して聞けます。ローカルは。 303WA-2などのAM対応野外アンテナを接続すればDXもできるかもしれません。まだ試していないので分かりませんが。 上記のように感度はアンテナつなげば安定して受信できます。つながなくてもまあまあ高感度だと思いますが。 実際使用して、感じたこと、それはやはり使い勝手がよい、と言うことです。 枕元に置いてあって、盤面を見ずに操作するのですが、ほかのラジオのように目で見ないと操作できない、操作しにくいと言うこともなく、摘みが大きく、同調ダイヤルがベッドに寝たまま見なくても操作でき、なおかつ、1/5の減速機構(スプレッドダイアル)によりチューニングが楽。 分離が良い、ということもあるのでしょうが、同調の安定度が良いということに尽きるのではないかと。 それと、同調ダイアルがギザギザ形状もなく、つるっとしているのがスベって使いにくそうに思われたのですが、実際使うとそれが逆で滑らせながらまわすというのが使いやすいということが分かりました。 FM受信周波数は76~90MHzなので、安曇野FM(76.1MHz)からFM長野家庭内再送信(90MHz)と同調ダイアルの端から端まで使わなければいけないという環境での使用の感想です。 思いっきりグリグリとまわしても堅牢な感じで不安がありません。 そんな感じで、このラジオにはまっています。確か2003年からのロングセラー(10年か?)。 ただ、やはり値段が高い。購入は50%OFFですが、それでも2万円弱。 おかしいと思うのは、ネット検索で2008年のころの紹介記事を見ると、今の値段(3.6万円くらい)より1万円も安い2.6万円程度。そんなに短期間で、そんなに高率の値上げをしたんか?と。 為替レートの変動によると言っても、この値差はなんなんだと。 ちなみに、このModelOne、どうやらBlueThooth搭載の新型に置き換わるようです。それでまた1万円くらい高くなるので、ほんと、なんなんだ?って思いますね。 さて、唯一の欠点、というかアナログシンプルラジオなのでの宿命でデジタル表示が無い。受信周波数が分からないので周波数カウンタ付けたいのですが、このような高価なラジオを分解して壊してしまったら困るので別の方法でアプローチ。 TECSUNのPL-606で局発の周波数を受信。受信強度が数値で表示されるので同調周波数が分かります。 SBCラジオ(864KHz)受信中。1324-864=+460(KHz) アメリカのラジオメーカーですが、製造が中国ということで、局発も中華ラジオの460KHzのようですね。 同調が外れるとこんな感じ。 NHKFM(84.0MHz)受信中。94.7-84.0=+10.7MHz FMは上側スーパー、+10.7MHzのようですね。 同調を外すとこんな感じ。FMはやはり局発の漏れ電波が弱いので、この方法では微妙なところですね。 たぶん、今まで使っている周波数カウンター(2Tコイルなど)で同様にやろうとしても無理(測定できない)だと思います。 周波数カウンタの追加は難しいかもしれませんが、BlueTooth搭載はできると思いますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.01.07 02:00:56
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