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平成27年8月期 第一級アマチュア無線技士試験対策の記事まとめ

平成27年8月期 第一級アマチュア無線技士試験対策の記事まとめ

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2015年08月20日
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カテゴリ:1アマ試験対策
H27、8月期 1アマ試験 無線工学 新出問題について解法を解説させていただきたいと思います。
と言うのも、今年の4月に私が2アマ試験を受験したとき、幸い正解だったのですが、実際の解法がわからず、ネットでググって見ても解説されているところは(その時点では)見つからずにイライラしたもので、判る人が解説するのが義務?なんじゃないかと思い立ったわけです。
もっとも、それを生業とされている方も実際にはおられるわけで、その方から営業妨害だ!と言われかねませんが、そこはそれ、アマチュア業務のため、ですからと、、、、、

さて、今回の受験にあたり、大変お世話になったサイト様のところで解説説明されておりました。(下記)
ガッテン荒川のおたよりいきなり大笑い
第1級アマチュア無線技士国家試験 1アマ8月期試験無線工学考察

しかし、A-3,A-4,A-12の新規出題問題について解説されてなかったので、非常に残念です。
ということで、その3問について解説させていただきたいと思います。
ただ、私も専門家ではありませんので、間違っている可能性もあります。その際は気兼ねなくご指摘、ご指南いただければ、と思います。

キルヒ変形 V3の電圧を求める問題2708A3-R.jpg
この問題、過去問でも必ず出るキルヒホッフの法則(など)を使って解く問題の亜流です。
過去問では、右の枝の電流値を問うものでしたが、今回は右の枝の電源電圧V3を問う問題です。

さて、解法ですが、
まず、左の枝を流れる電流I1=2mAが指定されています。よって、R1を2mAの電流が流れるということで、
R1における電圧降下は、
  2kΩ*2mA=4V となります。
したがって、回路の上下の電位差は
  12-4=8V となります。この電圧は左、中央、右、どこでも同じ電圧となります。
すると、中央の枝ですが、そこの電源V2は8Vなので、上下間との電位差は0Vです。
したがって、中央の枝のR2の電圧降下は0V=>中央の枝には電流が流れません。
つまり、中央の枝は無いと等しい、と考えられます。


したがって、この回路は左の枝と右の枝のみの回路となり、結局、右の枝のR3に流れる電流は、I1=2mAがそのまま流れてきます。
よって、R3での電圧降下は
  1k*2mA=2V となります。

右の枝の電流の向きは上から下ですので、逆らう方向に電源V3がありますから、
ゆえに、上下の電位差が8Vですから、V3の電源を通って0Vになると考えると、電源V3の電圧は
  8-2=6V となります。

以上の結果から、解答は4の6V、となります。

A-4、については、私の下記ブログ記事を見ていただければ納得いただけると思います。
中華オシロスコープキット、DSO 138 Kit@JYE Tech DIY Oscilloscopesで遊ぶ。
なお、考え方としては、
  コンデンサに電源を接続した場合、その電圧はなだらかに上昇していって、徐々に電源電圧でサチる、です。


A-12、については、ネットでググって、下記の画像がありましたので、これで納得してください。
174624590.jpg
なお考え方として、1アマの範疇では変調方式は、AM変調、FM変調、位相変調、しかでてこないと考えて正しいです。
それを当てはめると

ASK==>AM変調==>デジタルだと振幅が0か1
FSK==>FM変調==>周波数が変わる
PSK==>位相(phase)変調==>位相が反転する

ということになります。


以上、僭越ながら、新問解法説明、でした。





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最終更新日  2015年08月20日 21時35分27秒
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