ひさびさの東京マラソン見物
ひさしぶりに東京マラソンを見に行った。一説によるとこうした長時間の交通規制を要するマラソンには存廃論もあるらしいが、これだけ長期間続いているということは続いていること自体が財産であるともいえるし、長時間の交通規制についても、参加基準が6時間と緩やかで比較的多くの人が参加できるというのがよさといえばよさなのかもしれない。東京マラソンは抽選に当たるのは難しいというが、一定額の寄付金を払って参加することもできるという。実際にかなりの寄付参加者がいるのだろう。参加者は38,000人でうち12,000人が外国人だったという。円安もあって外国人の寄付参加者が増えたのかもしれないが、沿道で見た感じでは3分の1も外国人がいるという感じではなかった。もっとも見た時間はかなり遅く終りの方近い集団だったということもあったのかもしれない。さらにいえば一頃話題になったコスプレランナーも大幅に減ったように思う。渋谷のハロウィーンも下火になったようだし、一般的な仮装と言うのはブームを越したのだろう。見た範囲では、定番の月光仮面も水戸黄門もみあたらなかった。まあピカチュウのかぶりものをかぶっていたのがちらほらいたのと、人間を抱きかかえて走っているように見える仮装ランナー、背の高いカオナシが目を引いたくらい…。ひそかに期待していた、今日も運ぶよ酸素、酸素~の働く細胞のコスプレも見なかった。