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2007年11月01日
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テーマ:ニュース(99433)
カテゴリ:格差社会
企業は収益を上げ、景気はよいというが、そんな実感がさっぱりないのはなぜなのだろうか。
それはその収益が給与という形で多くの人に分配されないためである。昔の○○景気では、会社が儲かると、給料が上がり、皆が金を使い、さらにそれが会社の収益をあげていくという循環があった。ところが今の「好景気」では、逆に民間の給料は下がっている。
企業は社員の非正規化や正社員の長時間残業などで人件費をぎりぎりまで削り、その結果としてあげた収益という果実を配当という形で投資家に分配したり、高額の役員報酬に向けたりする。かってと違い、今の好景気なるものは格差社会拡大を推進するばかりである。

一億総中流なんていわれていたよい時代はもう来ないのだろうか。
あの頃、会社はムラ社会で、そこではスーダラ社員もダメオヤジも明日の心配をしないで生きていけた。そして皆がウチの会社が儲かれば生活がよくなると素朴に信じて働いた。でも、今の世の中、「ウチの会社」がいくら儲かっていても、明日にはリストラされるかもしれない。いや、「ウチの会社」を持たず、部品や機会のようにあっちの会社、こっちの会社とわたりあるく人も珍しくない。

もちろん人間には能力の差があるし、努力の多寡や運のよしあしもある。その意味で、平等な社会というのは幻想だろうが、それでも社会の軸足としては競争に重きを置く社会と結果の平等に重きを置く社会とがある。小さな政府と大きな政府である。
アメリカなどは典型的な前者であるし、北欧などは後者に近い。
世界中から人材を集めて発展するような移民国家では前者をとらざるをえないのだが、共同体としての国家機能を重視する場合にはむしろ後者に近くなる。北欧に安定した立憲君主制の国家が多いのは偶然ではない。
この二つのタイプを考えた場合、日本の向かう方向として、はたしてどちらがよいのだろうか。





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最終更新日  2007年11月01日 06時28分06秒
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Re:格差社会のスパイラル(11/01)   オルフォー さん
日本の政治の最大の問題点は、
自民党より右よりの政党がないことだと思います。
ウヨクだ、ナショナリストだと批判されても、
実際には大半がパトリオット、
アメリカの民主党議員の方が遥かに自国中心主義です。
で、そんな日本の唯一の保守政党が、
実際には恐ろしいほどのリベラルで、
大企業とアメリカの投資家のマリオネット。

まずゼロ金利。
箪笥の中のお金がすこしも増えません。
この十年間に失われた金利分のお金は、
ソニーやトヨタの営業利益に吸収されてしまいました。
世界一にもなりますよ、
一億人の貯金通帳を人質にしてますもの。
次に雇用。
十三億人の市場という薔薇色の未来図のおかげで、
地方の雇用は中国の工業団地にすっかり奪われてしまいました。
雇用がなくなれば健康保険も年金も立ち行かなくなります。
最後に株式。
グローバルスタンダードはアメリカのスタンダード。
アメリカ人に心地よくても、日本人に心地よいとは限りません。
丁稚奉公で少年を雇って、技術を身につけさせて、
結婚を斡旋し、老後の面倒まで見た日本式経営は、
古臭い伝統として切り捨てられました。

さてこれからの日本はどうなるのでしょう。
闇のなかの一筋の光、
その光は墓のなかに葬ったはずの、
国家社会主義に限りなく似ている気がします(笑)。
労働者の味方で、なおかつ中国や北朝鮮の共産主義と対峙する。
これって、国家社会主義ですね。
日本の思想の限界は、戦前の亡霊を葬れないことでしょうか。 (2007年11月01日 12時19分52秒)

Re:格差社会のスパイラル(11/01)   蜆汁硯海 さん
>世界中から人材を集めて発展するような移民国家では前者をとらざるをえないのだが、共同体としての国家機能を重視する場合にはむしろ後者に近くなる。北欧に安定した立憲君主制の国家が多いのは偶然ではない。

2つの選択肢であれば、後者への流れを希望します。
「民間の給料は下がっている」のは企業のあり方がアメリカ型により近くなり、利益を従業員より投資家に向けているためかもしれません。(確かにこちらの方が将来的に資金繰りも有望です)
商法などの改正もこれに後押ししているようです。
でも、
労働組合とその支援政党両者の腐敗と弱体化も原因しているようにも思います。
弱い「個」が無視されつつあるようになって来ている。


(2007年11月01日 12時42分43秒)

Re[1]:格差社会のスパイラル(11/01)   七詩 さん
オルフォーさん
ひところ規制緩和=改革ということが連呼され、これに反対する人は守旧派と罵倒されました。でもこの規制というのは立場の弱い労働者を守るための規制がほとんどだから、規制緩和というのは結局は弱肉強食の時代の到来でしかなかった。それでも規制緩和で企業が儲ければそれは労働者である一般国民にもまわってくると思っていましたがそうはなりませんでした。 (2007年11月01日 23時51分16秒)

Re[1]:格差社会のスパイラル(11/01)   七詩 さん
蜆汁硯海さん
同感です。アプリオリに小さな政府をよしとするのではなく、こういうことを議論すべきでしょう。 (2007年11月01日 23時52分05秒)


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