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2008年06月08日
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カテゴリ:格差社会
冷戦が崩壊したとき、多くの人は共産主義は過去のものになったと思った。
当時様々な人が共産主義理論の欠陥をあげつらったが、最も多くいわれたのは次のような点ではないか。
人には能力の差がある。
それなのに結果の平等を唱える理論はおかしい。
能力に差があれば結果に差があってあたりまえではないか・・・と。
また、平等には機会の平等と結果の平等とがあって、機会の平等は崇高な理念だが、結果の平等は「悪平等」だという人もいた。
この結果の平等イコール悪平等、機会の平等は保障するが結果の平等が補償すべきでないという理屈が、今日でもよく言われる貧困の自己責任論と地続きになっているように思う。
機会の平等はあったにもかかわらず、貧困に落ち込んだ。
それは自己責任じゃないのというわけである。

本当にそうなのだろうか。
そもそも機会の平等と結果の平等とは、それほど別のものなのだろうか。
だいたい人は生まれを選べない。
古典的な身分社会が過去のものであったとしても、家庭の経済力や環境で人生が左右されることは否定しない。
そしてたぶんそれ以上に生まれ持った身体条件や能力、そして運によってでも人生は変わってくる。
そうした意味で厳密な機会の平等なんてありえないということになる。
機会の平等さえ確保すれば、結果の平等はどうでもよいという考え方はやはり間違っているのではないのだろうか。
現代、貧困にあえいでいる多くの人は自分を責めているという。
そうではない。
自己責任論からは進歩は生まれない。
貧困を生み出す社会のしくみに異議をいうときではないのだろうか。





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最終更新日  2008年06月08日 18時59分23秒
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先程の『トマト旨いよね( ^ω^)』です   トマト さん
ある程度差を付けることには反対しませんが(人民公社の惨状を見れば言わずもがなですが)憲法25条を忘れて欲しくないですね(多分プログラム規定説により死文化したのが原因でしょうかねぇ) (2008年06月08日 19時04分39秒)

格差の次に来るもの   オルフォー さん
熱帯雨林を考えると、よくわかりますね。
多種多様な生物が生存を競い合っていますが、
全体的には安定が生まれて気温が27度に保たれる。
ある種が他の種を絶滅にまで追い込んでしまうと、
砂漠のように厳しい世界になります。
昼は40度、夜は零下、
生存するのがやっとという状態になる。

現代人の生活は、他者の恩恵で成り立っています。
食物を作ったり、獲ったり、集めたりする人。
ものを運ぶ人、店に並べて売る人、
家を作る人、道具を作る人、教える人、
石油を掘る人、調査する人、本を書く人。
だれかひとりでもいい加減な仕事をすると、
世の中は危険で、リスクの多い世界になる。

中国の地震では、校舎が次々に崩壊して、
子供たちがぺしゃんこになってしまいました。
コンクリートに鉄筋が一本も入ってなかったとか。
一度起きたから当分は起きないだろうとのことで、
また同じような建物が建つという記事もありました。
貧富の差が激しくなり、生存が厳しくなると、
明日のことより今日のこと、
さしあたり生き延びることが重要になってきて、
他者へのやさしさ、配慮、気づかいがなくなる。
格差の次に来るのは、日本人らしさの喪失。
礼儀正しさ、和を重んずる心、他者への気づかい、
真面目に働くことを美しいと感じる心。
獣たちが生存を競う世界になる。
あまりにも広大で、あまりにも人口の多い中国のように、
富める者は広大な領地に住み、貧しい者は飢餓に近い状態になる。
日本もいずれそうなるでしょう。
共産主義とか資本主義ではなく、
どうしたら住みやすい国を作れるか、
政治家は頭を空にして、よい国作りのみを追求してほしいです。 (2008年06月08日 22時18分02秒)

Re:先程の『トマト旨いよね( ^ω^)』です(06/08)   七詩 さん
トマトさん
最後のセーフティネットとしての生活保護だけではなく、それ以前の段階でも経済的弱者保護のための様々な規制がありました。
労働法制や借地借家などがそうです。
ところが規制緩和とか小さな政府とかといってそうした規制をとっぱらってきた。
株主や経営者からすれば賃金を抑え、人間など使い捨てにした方がよいに決まっている。
その結果が今日の格差貧困社会だと思います。 (2008年06月08日 22時20分51秒)

Re:格差の次に来るもの(06/08)   七詩 さん
オルフォーさん
>他者へのやさしさ、配慮、気づかいがなくなる。
>格差の次に来るのは、日本人らしさの喪失。
>礼儀正しさ、和を重んずる心、他者への気づかい、
>真面目に働くことを美しいと感じる心。

だんだんそうなりつつありますね。
日本は昔から和の国で共同体で仲間意識をもってやってきた国です。
烈しい格差を前提とした倫理観とか価値観(格差を認めた上で富める者が貧しい者に慈善を施すとかいった)は日本にはありません。
格差拡大は社会崩壊に結びつきかねないと思っています。 (2008年06月08日 22時28分33秒)

Re:貧困の自己責任論を問う(06/08)   コアラのリボン222 さん
結果の平等と仰いますが、果たして何を基準に平等と見なすのでしょうか。そこで収入や地位に拘るからこそ歪んだ教育が行われ、不毛な競争が生まれるのです。それがどんな弊害をもたらしてきたのかは今さら説明するまでもありません。

この悪循環を断ち切るためには、一にも二にも国民の差別意識が変わらないとダメだと思います。この世に受験戦争が存在する限り、何をやっても格差は無くなりません。何度も言うけどサークルやバイトや合コンに明け暮れる大学生より中卒労働者の方が何倍も立派だと思うし、はっきり言って受験戦争はそれを真っ向から否定する存在です。

別に貧困そのものを自己責任だとは言ってません。そこに至るプロセスには少なからずその要素があると言ってるだけです。果たしてその人たちは本当に最善を尽くしているのでしょうか。

「人は誰しも何らかの取り柄がある」のだから、どこかで逃げや甘え、若しくは我儘があるようにしか思えません。
(2008年06月08日 23時40分08秒)

Re[1]:貧困の自己責任論を問う(06/08)   七詩 さん
コアラのリボン222さん
>結果の平等と仰いますが、果たして何を基準に平等と見なすのでしょうか。
やはり真面目に働いても自分の生計さえもままならない人々が多勢いるという実態は「不平等」なのではないのでしょうか。
一方で庶民から見たら天文学的な収入を役員が得ていながら、同じ会社の系列で不安定な最低生活を余儀なくされる人もいる。
結果の平等といったってそうしたものを同じにしろと言うのではなく、その下の部分を底上げする施策が必要ではないかということです。
様々な労働者保護のための規制の撤廃が今日の惨状をまねいたものと理解しているのですが。

>収入や地位に拘るからこそ歪んだ教育が行われ、不毛な競争が生まれるのです。それがどんな弊害をもたらしてきたのかは今さら説明するまでもありません。
収入はそこそこでものんびり生きたいという人生観もありますね。でも、のんびり生きられない、いや、生きることも難しいくらいの低収入の人が多勢います。

>別に貧困そのものを自己責任だとは言ってません。そこに至るプロセスには少なからずその要素があると言ってるだけです。果たしてその人たちは本当に最善を尽くしているのでしょうか。
たしかに本人にも責任のあるケースもあるのでしょうが、社会システムに問題のある部分もある。
(2008年06月09日 05時40分51秒)


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