2464912 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

七詩さんのHP

PR

フリーページ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール


七詩

カレンダー

お気に入りブログ

良き隣国とは成り得… New! カーク船長4761さん

404 Not Found ~ … New! maki5417さん

超法規的措置と緊急… New! tckyn3707さん

お誕生日 New! すずらん*さん

北海道の状況(全道小… New! みらい0614さん

コメント新着

七詩@ Re[1]:え、これが基本方針?(02/26) New! ・曙光さんへ たしかにその数字を見て、イ…
・曙光@ Re:え、これが基本方針?(02/26) New! >このままでは感染者を少なく見せるため…
七詩@ Re[1]:え、これが基本方針?(02/26) New! クロンシュタットさんへ せめて検査体制は…
七詩@ Re[1]:え、これが基本方針?(02/26) New! ・曙光さんへ 数字だけをみればそのとおり…
七詩@ Re[3]:ベテルギウスの減光(02/25) New! maki5417さんへ 学問とか科学とかそういっ…

ニューストピックス

2011年01月19日
XML
カテゴリ:格差社会
ひとしきり雇用、雇用と騒いでいた菅政権だが、最近では消費税増税とTPPにまい進といったところのようだ。主要紙の声をそろえての翼賛社説もこれを後押しするのだからどうしようもない…。

さて雇用の方だがあの就職氷河期よりもよほど実態は深刻のようである。
こんな状況を反映して最近の神社には就職祈願の絵馬が目立つというが、今までなかった就職祈願なんて神頼みの領域が出てきたこと自体に雇用の問題が新たな局面に入ったことを示しているのではないか。戦前にも「大学はでたけれど」という時代はあったし、終戦まもない時期だって就職は大変だったろう。でも、そういう時代には、まだ農村共同体があったし、自営業を営んでいる親戚なんてのもけっこうあった。
職がなければ農作業を手伝えばよい、親戚の会社を手伝えばよい。全部ではないがそういうセーフティネットを持っていた人もかなりいたのではないか。それを考えると今の事態は深刻である。

求職者支援などの動きもいろいろとあるようだが、椅子にすわりたい人の数と椅子の数とが変わらない限り、座りにくさは同じである。卒業から三年以内を「新卒扱い」にしようが、就職活動の時期を遅らせようが、求職者に面接等の指導をしようが、なんの解決にもならない。
テレビで就職に苦戦している学生の映像が流れていたが、そう思ってみるせいか、要領の悪そうな学生、不器用そうな学生、友人が少なく人付き合いが苦手そうな学生がはねられているようだ。あと特に女子の場合には容姿も大きい。
よい悪いは別にしてかつての就職では大学の偏差値や成績で左右されたが、おそらく今は高度な専門知識でとる技術系は別にすれば、偏差値や成績だけではさしたる武器にはならない。なんというか、面接で受けの悪そうなタイプは徹底した性格改造にとりくむか、そうでなければ、身の丈にあった資格などで生きていくことを考えた方がよい。公務員試験というのもあるが、それも2倍、3倍の面接で最後は決まるようなので、いくら筆記試験をがんばっても、最後の結果は民間と同じことだろう。
なんとも生きにくい時代になったものである。
就活生に鬱になるものが多いというが、真面目に生きてきて、最後に社会からはじかれたら、そりゃそうもなるだろう。

いったいなぜこんなに就職が大変になったのだろう。
大卒の質低下ということがまことしやかに言われるがそれは違う。
大学進学率は上がり、たしかに若年層自体は減っても大卒の数は増えている。当然、全入に近い大学もあるわけだから質も低下しているだろう。でも、そうした大卒の数が増えたことが原因であるのなら、逆に高校の方は売り手市場になっていなければおかしい。ところが実態は高校も大卒同様の就職難である。
就職難の原因は「椅子」の数が減ったということに尽きる。
そういう意味では1995年に経済団体が発表した「新時代の日本的経営」というのがターニングポイントになったように思う。
http://www.h5.dion.ne.jp/~hpray/siryou/shakaikeizai/nikkeiren21.htm
この中で終身雇用として会社に置くのは基幹的社員だけでよく、他は外部労働力でまかなうべきであるとした。こうした経済界の意向を受け、派遣法の改正などの雇用法制の規制緩和が行われ、「椅子」は少なくなっていったわけである。
この「新時代の日本的経営」での労働力を三つにわける方向は、そのまま現在の基幹的正社員、定期昇給なしで過酷な残業を強いられる名ばかり正社員(使い捨て正社員)、派遣・バイトなどの外務労働力という区分にほぼ対応している。

民主党政権は自民党政権と同様、雇用の問題にまともに取り組むつもりなどはない。法人税減税が雇用の増加につながるなどというたわ言もちょっと聞こえていたようだが、法人税減税後も就職は依然として厳しい。
「正社員」の椅子は限定されており、それも、外国人留学生で埋めようという動きも加速しているようなので、これからは相当数の人が名ばかり正社員や不安定雇用者、ワーキングプアや失業者、無業者といった人生を強いられるようになるのではないか。
これでは将来、社会が崩壊し、国家が沈没するのもやむをえないような気がする。






最終更新日  2011年01月20日 07時16分24秒
コメント(4) | コメントを書く
[格差社会] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
別の画像を表示
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、こちらをご確認ください。


企業はワルモノか   鳩ポッポ9098 さん
>こうした経済界の意向を受け、派遣法の改正などの雇用法制の規制緩和が行われ、「椅子」は少なくなっていったわけである。

いや、それをやる必要が出てきたのは何故なのですかと。まるで企業が椅子を増やせばいいような言い方ではないですか。しかし、実際のところは企業の労働分配率は上がっている。もちろん不景気の影響もありますが、不採算要員の削減が遅々として進んでいない、特にサービス部門の生産性の低さはお話にならないレベルだということも大きな原因。

1995年といえば、いまだ内需での立て直しを模索していた時代です。その後一時的に橋本政権で緊縮財政が進められるが、この時に山一ショックが起こり、本格的に企業は首切りを進めないとヤバくなってしまった。

雇用形態の差別化が本格的に進んだのは、この時の経験があるからです。中間管理職を切ると、企業もただではいられない。リスクヘッジが必要だ。それが奏功したのがリーマンショックでの「派遣切り」。少なくとも正社員は以前のように大量リストラされずにすんだ。

要は新時代に対応して、どう利益配分していくかの問題です。地位の不安定な者程、下駄をはかせる配慮はあっていいし、年功序列は完全に廃止するべきだ。出来高部分を増やして基本給的な所は減らしてもいい。

利益は少なくなるのだから、労務提供量に対して利益配分に不合理が生じないようにすることをまず考えるべきです。 (2011年01月19日 17時59分46秒)

経済至上主義の末期   赤いオーケストラ荒木 さん
戦後は「経済至上主義」と後世の歴史家はこう記すかもしれません、その末期症状が今かも、何もかもうまくいかなくなってきた、売ればいい、豊かになればいいという時代だったのが、売れない、儲からない、自身も築いてますが、なんか
豊かという実感がわかない、誰が儲かっているのと思う。
それこそ「みんなが豊かになればいい」とか「一人の幸福がみんなの幸福」というよりは、「オレも儲からない、あんたもか?」ってお互いが脚を引っ張っているような、
かつては「セレブ」ってあっても、それがとんでもない正体だったともなれば、し~ら~けって、たぶん今は誰ももうやる気がないよって思っている。
もう一つは「就職難」といったって、「本当に就職する気があるの」という状態だってあるでしょう。たぶん(私もそうでしたが)就職なんてわからないと思っている、企業の人事部の人たちの本音は「今の就職希望者って何がしたいんだ」なんて思っている、つまり就職することがわからない「学生」が多いかも、それに企業というのは「シビア」ですから
そのシビアついて行けない学生があまりにも多いのでは、これって学生自身、その親も責任があるのでは・・・・。 (2011年01月19日 21時33分44秒)

Re:企業はワルモノか(01/19)   七詩 さん
鳩ポッポ9098さん
同一賃金が保障されるというのなら雇用の流動化という方向もあるでしょうけど、これだけサービス残業などの違法が野放しになっているのをみると、雇用の流動化は総プカレタリアートになるだけという気もします。 (2011年01月19日 21時34分32秒)

Re:経済至上主義の末期(01/19)   七詩 さん
赤いオーケストラ荒木さん
従業員も会社をでれば消費者です。
給与が少ない。残業ばかりで余暇もない。
これでは車が売れない、本が売れないなんてあたりまえでしょう。
国家も社会も一人ひとりの人間によって構成されるもの。
将来設計も描けない、職場を通じて成長する機会もない、結婚もできない、子供も持てないというのでは、その社会や国家がどうなっていくか、明らかでしょう。 (2011年01月19日 21時45分10秒)


Copyright (c) 1997-2020 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.