|
テーマ:ニュース(99457)
カテゴリ:カテゴリ未分類
内閣支持率は急降下をしている。
背景はもちろん森友事件なのだが、まさに凋落はあっという間だ。 しかしこの森友事件…考えてみれば変な話だ。 総理夫人が「名誉校長」になって、その人的つながりで8億の国有財産が値引きされたというのだが、明治以来この方、総理夫人がこんなに政局の前面にでてきたことはない。佐藤首相の夫人とか三木首相の夫人が社会的発言を行ったという例はあるが、彼女らにだって外遊の時にはサポートがついただろうけど、国内にいたときに公務員秘書がつくなんてことはなかっただろう。ところが現総理夫人は自分がいいと思ったスキーや田植えのイベントに公務員女性を同伴していた。その公務員は「連絡」という名目でほとんど専属になっていたというのだが、公務員の職務としてよく理屈がついたものだと思う。 ただ内閣支持率と政党支持は別ものである。いくら内閣支持率が下がったとしても、自民党支持率が急降下しているわけでなく、自民党を脅かすような政党が出てくる様子もない。正直、森友事件よりも、むしろ「働き方改革」がとん挫したことに安堵しているが、自民党政権そのものが盤石である以上、こうした財界よりの労働政策はこれからも推進されていくことだろう。残業代タダ法案の次は金銭による解雇を自由とする法案、そしてやがては低賃金の外国人単純労働者もどっと入ってくるようになっていくだろう。 なぜなら利益を最大にするためには、高度な能力をもう中核要員以外は、替わりはいくらでもいるので、安くいつでも切れる形で使い倒した方がよい。そしてそれは、日本人でなくともよいのだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|