最近はどこに行っても外国人の姿がめだつ。
子供の頃は「わっガイジン」なんて言ってふりかえってみたこともあったが、そんな時代などは今は昔。
普通にすれちがって言葉が日本語じゃなかったから外国人だと分かるなんてことはもっと多いので、実際には見かけ以上に街は国際化しているのだろう。
観光地や街頭だけでなく、病院でも外国人が来ているようだ。
人間ドックに行ってきたのだが、待っている間、けっこう中国語が聞こえてきた。
四声の区別のある言葉は一定以上の音量がないと発音できないのか、遠慮がちに聞こえる日本語とは趣が違う。健康保険とは関係ないし、日本に滞在中に健康チェックという需要もあるのかもしれない。
今のところ語学のできるスタッフはいないようだが、そのうち、胃のレントゲンの指示などは外国語テープでやるようになるかもしれない。いや、すでにそうしたものもできているのかもしれない。
子供の日の記事によれば日本の15歳以下人口は急減しているという。
高齢者の人口増は長生きで説明がつくが、子供人口の減少は未婚化が背景にあるのだろう。
日本人が減少していくところを外国人がうめていく。
100年後、200年後には国の形もずいぶん変わっているに違いない。