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カテゴリ:ドラマ
韓国ドラマ「光と影」をほぼ視聴完了した。
ほぼ…というのはいつもの癖で最終回が近くなると、たいてい最終回をまずみるからなのだが。 舞台は高度成長期の韓国。どこの国でもそういう時代は元気と活気にあふれているもので、時代の雰囲気がなんとなくなつかしかった。憧れのマイカーで彼女を乗せてドライブする場面や初めて見るカラー放送に感動する場面。そして夢はなんでもかなうといった感じのガンガン前向きな歌詞の流行歌。そんな時代に田舎の金持ちのドラ息子がすべてを失った後、もちまえの漢気で人の心をつかみ、才覚で興行界で成功していくという話なのだが、その間に山あり谷あり復讐ありで、長いドラマだが、もう一度見てみたくなる。まあ、唯一の欠点は主役のアンジェウクが個人的には嫌いな日本の某政治家に似ていることかな。検索してみればすぐわかると思うけど。 サクセスストーリーと並行する大きな縦糸は主人公の恋なのだが、愛し合う二人に次々と恋の障壁が襲いかかるというあたりは冬ソナによく似ている。そして韓国ドラマによくある男二人、女二人の四角関係だが、これは長編だけにもっと複雑で、五画関係、いや六角関係といったところか。どんな魅力的で素晴らしい男や女でも最終的に一人しか選べないというのは、考えてみたら不条理なものである。女の二番手ヒロインは大輪のバラのような大スターで権力者の男の心をとらえてゆくのだが、唯一主人公の心だけは得られない。男の二番手のキャラは主人公にライバル心をいだき、ヒロインを恋するものの最後はストーカーのようになって、すっかり嫌われてしまう。 その一方で片思いであっても恋を成長の糧にする女性もでてくるし、想いをひめながら、彼を助けるよき補佐役を目指すという女性もでてくる。人を狂わすのも恋だし、人を成長させるのも恋というものなのだろう。 とにかく面白いドラマである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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唯一の欠点は主役のアンジェウクが個人的には嫌いな日本の某政治家に似ていることかな。
そんなイケメンの政治家がいましたっけ。 いま話題の橋本副大臣というのは、橋竜の次男だったのですね。 さっそくツィッターを削除してみても、後の祭りでした。 (2020年02月21日 16時59分14秒)
maki5417さんへ
もちろんアンジェウクの方がイケメンでしが、元大阪府知事に似ているという人もいるようです。ドラマの中でいろいろな雰囲気で登場するのですが、たしかに青年社長でスーツをカチッと着ているところは似ているように思いました。 (2020年02月21日 22時31分34秒) |