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カテゴリ:日常雑記
ひさしぶりにオリオン座を見たが、赤色巨星ベテルギウスは明るさを減じ、二等星の三ツ星とほとんど変わらなくなっていた。むしろ色が赤いだけに暗いようにもみえた。オリオン座は古来、夜空でももっとも目を引く星座で、日本でも三つ星をはさんで赤いベテルギウスと白いリゲルが対峙している様子を源氏星、平家星とよんでいるところもあるという。赤い平家星がこんなに衰亡してみえたことは昔もなかったのではないか。脈動変光星という終末期の星であるベテルギウスがいよいよ超新星爆発をするのか…と期待しているのだが、星の寿命に比べると人間の生命など須臾の間だ。超新星爆発も明日見えるかもしれないし(見えたとしても実際には何百年か前の光だが)、1000年後、10000年後になるのかもしれない。
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見えたとしても実際には何百年か前の光だが
この前見たテレビドラマでそんなセリフがありました。 それにしても、安倍政権の予算削減で野辺山天文台が活動縮小です。 日テレがドキュメンタリーで取り上げていましたが、残念です。 軍事研究の話も。 https://news.nanda.tokyo/tv_dorama/60137/ https://www.tsb.jp/tsb-bangumi/ch4/20191130/ (2020年02月25日 22時46分07秒)
「光年」という感覚が良くわかりません。
今見えている星々の姿は、何百年も前のひかりなのですよね。 そもそも、SF映画お得意の「ワープ」も理解不能です。 人類の、これからの歴史の上で、実現は可能なのでしょうかね。 せいぜいが「太陽系」内での活動が、精一杯なのではないでしょうか。 小さい頃、太陽が最後は爆発すると知って、恐ろしさに打ちのめされました。 でも、自分自身はおろか、人類も地球自体も、それまで生き延びているのかわからないですから..... 「冬の星座」を唄いながら通った、中学生の私を思い出してしまいました。 (2020年02月26日 05時14分43秒)
maki5417さんへ
残念ですね。 ただ天文台も、もうすでにやっているのかもしれませんけど、一般人に開放してもよいように思います。旅行に行って星空をみるのも楽しみですし、天文台もそうしたコースにくみこまれていればよいですね。 天文の好きな主人の経営するホテルに泊まった時には生まれて初めて土星の環をみることができました。 (2020年02月26日 21時41分30秒)
クロンシュタットさんへ
同じように思います。 本当のことをいいますと月面着陸も本当だったのか…と疑っていまし。当時と今との技術力の差異を思えば、今頃は月面基地だってあってもおかしくないですしね。 そして地球の寿命を考えれば人間もまた進化の途中の生物です。 その頃に地球に生物がいたとしても、少なくとも今のような人類はいないでしょうね。 (2020年02月26日 21時46分55秒)
七詩さんへ
私たちが行った時は自由に見学できました。 資金確保のため、有料の見学ツアーを企画するそうです。 各大学の使用も制限だそうです。 三鷹の天文台も自由に見学できましたが、こちらも危ないですね。 とにかく、基礎研究軽視の安倍政権です。 (2020年02月26日 23時20分05秒)
maki5417さんへ
学問とか科学とかそういったものにリスペクトがないのですね。 ベテルギウスは、残念ながら?最近また明るくなっているようで超新星爆発はなさそうです。暗いベテルギウスは今のうちに見ておきましょう。 (2020年02月27日 10時20分03秒)
七詩さんへ
そういえば先の民主党政権は国立天文台の観測事業の関連経費と事業仕分けしてましたね・・・・・ 韓国や中国とも連携観測を行うこともある水沢VLBI観測所の研究費用削減したんでしたよね。。。。 一方で野辺山宇宙電波観測所については・・・・ VERA計画についてはとうに水沢VLBI観測所に引き継いでるし、 この分野の学問とか科学とかそういったものに理解がないのはむしろ民主党政権の方ですね。 (2020年02月28日 20時12分06秒) |