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カテゴリ:旅
写真をみると、今年に入ってからの写真が異様に少なくなっている。それもそうだろう。コロナが問題になってから旅行に行く機会も写真をとる機会も激減しているのだから。そこで、過去の写真を見ながら旅の想い出を書いてみる。
そんなわけで3年前に行った8月の野付半島について。 北海道の地図をみると道東に羽のような形の小さな半島が見える。それが砂嘴により形成された野付半島なのだが、他と違うのはこの半島はすごい速さで形を変えつつあるということだろう。もし早送りで地形をみたら、波の上に羽がただよっているようにみえるのかもしれない。半分水没しつつある林がある。水没して白骨ように枯れ木が並んだだけの元の林もある。そしてその枯れ木すら10年前に行った人によると、前はもっと沢山あったということである。こうして水没しつつあるところもある反面、海のなかから新しい陸地ができつつあるのもわかる。何十年、なん百年したらここも林になり、さらに同じくらいの時がすぎたら、再び水没するのかもしれない。 半島の先端には遊歩道があり、海の上を歩くように続いている。 ハマナスの実やすぐそこに見える国後島。北の海の半島で過ごしたひと時をとどめた写真。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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