最近のニュースについて、思うことを書いてみる。
まず、コロナ感染者は明らかな増加傾向を呈してきている。第五波の後の落ち着いた状態が比較的長く続き、もしかしたら…という期待もあったのだが、世界的な蔓延の状況をみれば、やはり日本だけが無風というわけにはいかないようだ。ただ、何度も引用して申し訳ないのだが、お気に入り登録しているturbo717さんのブログで世界的なコロナの感染者数と死者数の動向を分析しており、死者数は明らかに減少傾向にある。これも希望的観測にすぎないのかもしれないが、コロナは変異を繰り返し、弱毒化から社会的収束への道をたどっているのではないか。
次に、大阪のビル火災の放火殺人容疑者は脳に損傷を受け、回復の見込みはないという。これから彼の延命にかかる医療費はどこで負担するのだろうか。公費負担になるしかないのだが、関係者は頭をかかえていることだろう。もっとも、それこそ容疑者自身が願ったことかもしれないけど。できるだけ多くの人に苦痛や混乱を与える拡大自殺…。
最初に何のニュースかは言わないけど…これから本格的な受験シーズンを迎える。結果によっては、落ちて恥ずかしいと思う子もいるのかもしれない。しかし、試験に受かろうが落ちようが自分自身が変わるわけではない。どこぞの学校に行けば頭がよくなれるのではなく、アタマのよい子がどこぞの学校に行くだけのこと。人間なんて能力の差があるのはあたりまえで、同じ問題でも一瞥即解もいれば、永久に解けないのもいる。仕方ないだろう。そして自分は頭が悪い、能力がない、恥ずかしいなんて思っても、自分の人生に良いことなど一つもない。試験の結果は結果として、あとは努力と新しい分野への試みの意欲を失わないことである。どうせ無理だ、どうせ俺なんか、どうせできるわけないじゃん…なんてことはなるべく思わない方が良い。本当に恥ずかしいのは試験に落ちることではなく、裏口から入ることではないか。公正であるべき競争に一人だけ特別に入る。ましてやそれで入ったことが周囲に知られているとなると、普通の感覚では恥ずかしくてとても通学などできない。もし、そんな状況で、進学する人がいるのだとしたら、心から気の毒に思うばかりである。
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