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2022年03月25日
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カテゴリ:読んだ本
この小説はジョージ・エリオットの作だが、このジョージは筆名で実際は女性作家である。作品よりも前に彼女の人生の方が気になるのだが、もともと学問的素養のある彼女は妻ある哲学者と知り合い彼の離婚後に結婚したという。筆名ジョージはその哲学者ジョージ・ルーイスの名である。下種な言い方かもしれないが、こうした略奪婚は才能ある女性にはけっこう多いのではないか。才能や能力ある女性はなかなか自分が尊敬できる、あるいは自分に見合う男性を探すのが難しく、そしてやっとであったそうした男性は既に妻がいるという場合が多い。有名なのはフランケンシュタインの作者シェリー夫人だが、日本にも高名な女性作家や画家でそうした例がある。エリオットに話を戻すと、彼女は先妻を離婚に追いやったことに罪悪感をもっており、それが執筆活動の動機になったという説もあるという。
そんな予備知識(余計な先入観?)を持ってこの小説を読んだせいか、題名にもなっているサイラスよりも、底抜けに人が良くおせっかいなドリーおばさんの方が作者の分身(作者が自己投影している人物)ではないかという気がする。サイラスは無学で単純な織工で、おまけに強度の近眼で癲癇持ちというハンディがある。そんな彼が友人の裏切りと盗みの冤罪という不幸な事件で故郷を追われ、たどりついた小さな村で仕事以外では誰とも親しい関係をもたず、ひたすら金をためるのだけを生きがいにして暮らすのだが、ある時、その金を盗まれてしまう。そしてその事件と入れ違いのようにやってきた養女を自分の娘として養育していくという物語だ。
孤独で人間嫌いな老人の心を無垢な幼児が変えていくという話はアルプスの少女や小公子にもあるのだが、これも大人向けのそうしたメルヘンなのかもしれない。だから人間性の深淵を描くとかと言った深みのある小説とは少し違うが大人向けの後味の良い小説として、こうしたものがあってもよい)






最終更新日  2022年03月25日 15時23分11秒
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