コロナが猛威を振るうようになってから、気のせいか、大規模な戦闘場面などを売りにする大作がすたれ、低予算で作れそうな映画が増えたように思う。「はい、泳げません」もそうした映画なのだが、別にそれでつまらないというわけではない。主人公が泳げるようになるというプロセスを描いただけで、特にすごいドラマがあるわけではない(…ネタばれをいったとしたら申し訳ない)のだが、こうして今までできなかったことができるようになること、それが人生の喜びではないのだろうか…と思わせるところが良い。今までできなかったことができるようになる。昨日知らなかったことを今日知るようになる。そうしたところに生きる意味もあるのかもしれない。
すごくお薦めというほどでもないし、こういうのはDVDやネットで自宅でみてもよいのかもしれないけど、出演者のファンにはおすすめである。個人的には、主人公と一緒に水泳を習っているおばさん達がすごく面白くて笑えたのだが。そして映画を見た後、またプールに行きたくなった。
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最終更新日
2022年06月16日 07時10分57秒
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