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カテゴリ:時事問題
昨日、テレビをつけていたらたまたまラグビーの試合をやっていた。満員の観客が地鳴りのような歓声をあげているので、コロナ前の映像かと思ったら、なんと中継だという。南半球の強豪国同士で行うザ・ラグビーチャンピオンシップなのだが、会場となった南アフリカのコロナ感染状況を見てみた。すると2020年の7月をピークとする第一波があり、その後、次第にピークが高くなる第2波、第3波、第4波と続く。第4波が昨年の暮れ近くに起きたオミクロン株の変異によるものである。その後今年の5月頃をピークとする第5波が来たが、ピークはずっと低い。そして今では感染者数はゼロとなり、収束している。世界にはウィズコロナでもゼロコロナでもなくポストコロナを迎えたところもある。もちろん今後は未知の部分もあるのだが、そういうところもあるというのが希望のようにもみえる。ちなみに南アフリカの第5波のピークは3万強であり、南アフリカの人口は6000万人ほどである。
ついでに他の国もみてみる。イギリスは8月5日の感染者数328人、フランス30592人、ドイツ49609人、アメリカ131914人となっており、ドイツ、フランス、アメリカではまだまだコロナ禍は終わっていない。それでも、国際ニュース映像をみるかぎりでは人々はマスクをせずに集い騒いでいるように見えるのは、去年の暮れから始まった大きな山に比べると、その後のピークは小さく、落ち着いているように見えるからだろうか。 日本は今過去最大の山が来ており、感染者数でみると世界一だという。そして検査できないという検査難民も多く、実際の感染者数はもっと多いだろう。ここ数日の高止まりや増加率の鈍化も、実は検査能力の限界によるものかもしれない。 国葬についてはいろいろな意見もあるし、元総理の評価についてもここで書くつもりはない。ただ、喫緊の課題はコロナ対策であるのに、コロナ禍の中で人が集まるような行事を早々に決めた現政権のやり方も疑問だし、統一教会の問題ではしゃいでいるようにみえる野党の姿勢も疑問である。 ※ 元総理銃撃犯は統一教会への恨みを語っていたというが、本質はそこではないのではないか。マスコミが最近統一教会を報道しなくなったのは、キリストの弟を称していた教祖が普通の人間として死亡し、後継者が定まらないまま、高齢の妻が後を継いでいる状況だからではないか。。合同結婚式や霊感商法も盛んにおこなわれたのは過去の話で最近は聞かない。教団にマインドコントローる(そんなものがあったとして)されて金を貢いだのは銃撃犯の母であり、その金は銃撃犯が稼いだ金でもなんでもない。自衛官を辞めた後、数々の難関資格をとっても正規職には結び付かず、地をはうような生活をして年齢も40歳を過ぎた。彼はまさにロスジェネの極北であり、彼の後ろには大勢の裾野がある。ロスジェネ負け組の復讐が始まる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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