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カテゴリ:日常雑記
この間、所用があって文京区の春日に行ってきた。 そこで、もし、春日に行く機会があったら…ということでお薦めの場所を書いてみる。 まず、文京区シビックタワー展望台がある。これは文京区役所の上にある展望スペースであり、地下鉄の駅からつながっている。もちろん入場料はいらない。ここからは都心の東部からの眺望を楽しむことができ、天気がよければ筑波山、秩父連山、丹沢、富士山といった山もみえる。筑波山は実際には八溝山地の端であるが、東京からは独立峰のように見え、江戸の人々が筑波と富士を並び称したというのもよくわかる。 このシビックタワーであるが、実は名称を忘れたので、最初は少し迷った。表示でみても、〇〇タワーというのが付近にいくつもあり、いずれも高級そうな高層マンションであった。最近、高層マンションがあちこちに建設されている。そのうち、この国の人々は高層マンションに住む住民とそれ以外とに二分されていくのかもしれない。 また、駅のちかくにはこんにゃく閻魔ともいう源覚寺がある。むかし、眼病に悩む老婆がこんにゃくを備えたら病が治ったというのがこんにゃく閻魔の由来なのだが、閻魔像は参拝しながら拝むことができる。また、これとは別に毘沙門堂や塩を塗ると利益があるという塩地蔵もあり、昔から人々の信仰をあつめてきたらしい風情あるよい寺である。 ここから高台に登ると伝通院があり、そのあたりも屈指の高級住宅地で、この間、火災にあった議員のマンションもそのあたりだったかと思う。高級武士が住んでいた地域が現在も高級住宅地となっているのだが、身分の高い人は高台に住んでいただけにそういう場所は坂道が多い。今回は行かなかったのだが、以前、伝通院に行ったとき、坂道が波のようにうねっていたのが印象にのこっている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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