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カテゴリ:時事問題
つらつら思うのだが、石破総理がロスジェネ支援なんてことを言い出したのはつくづくと悪手だと思う。もちろんこれは自民党にとっての悪手という意味である。 ロスジェネというのは、それまであたりまえであった就職、結婚ということを諦めざるを得なかった世代であるという。たしかにこの世代から急速に少子化が進行している。まあ、youtubeで下記のような動画をみつけたので、ご参考までに。 https://www.youtube.com/watch?v=AjpdcXqPqL0 ロスジェネの問題を争点化するということは、当のロスジェネ本人ではなく、その親世代の票も動かすことになる。老人票と言うが老人は別に自分の年金や医療のことだけを考えて投票するわけではない。子供がいれば子供のことを思い、孫がいれば孫のことを思って投票する。そしてロスジェネ世代の親はベビーブーム世代。票としては大きなものだろう。 ただし忘れてはならないのは、ロスジェネ世代といっても全員が全員苦境にあるわけではなく、この世代も他の世代と同様に格差がある。勝ち組ロスジェネは退職金課税の論議に怒るかもしれないし、単に〇〇世代ということではなく、こういう政策、こういう主張はどういう層に訴えるのかを考える必要があるだろう。 ※ 万博についてはいろいろな人が書いているのだが、中には招待されたインフルエンサーによるものもある。そういう人は招待という形で入場し、予約の手間も行列も必要なかった人であり、招待してもらったという恩恵もあるので、批判的なことなど書くわけもない。なかにはあからさまに自分はそうした立場であることを表明した上で格差という言葉を使っている人もいる。(羨ましいですね) そうしたものを読んでいると、どうもイタリア館の展示が一番素晴らしいようだ。教科書に載っているような国宝級の彫刻や絵が展示され、自由に写真もとれるという。未来技術の展示という万博のイメージとは違うし、大阪までの高い交通費を考えるとどうなのかとも思うが、もし、関西在住だったらぜひ見に行きたいものだと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025年04月27日 09時10分47秒
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