@itan-journ@l

2012/07/05(木)00:22

異人さんin着物

国際同棲→結婚びんびん物語(20)

久々の国際結婚ネタです。結婚してはや1年と半年が経ちました。私達は結婚式をしておらず、ペーパーワークだけして夫婦になりました(このペーパーワークが地味にしんどかった)。ある日、プラハの夫実家にて、昔の写真を見ていると・・・夫の小さい頃の写真に紛れて、夫のお父さんとお母さんの結婚写真や、おばあさんとおじいさんの若かりしころのツーショット写真がいっぱい出てきました。「うわ~、みんな若い!お母さん綺麗!」などと夢中になって写真を見ているとき、私、気付いちゃったんですよ・・・。「そういえば、私達にはこんな写真はない」ってことに!そりゃ何十年も(言い過ぎ)付き合って来ているんだから、ツーショット写真はいっぱいある。しかしそれらは、東南アジアの屋台で焼きそばを食べている写真や、恐る恐るカヌーに乗っている写真、現地の人に頼んで撮影してもらったピンぼけor指映り込み写真ばっかりなのである・・・。「結婚写真って・・・やっぱ孫子の代に見せるのに必要じゃないか?!」と今更ながらに思ったのである・・・。ということで、結婚衣装を着た写真を残そうではないか!と思い立った私(写真だけのエア結婚式みたいなやつです)。しかし、定番のウエディングドレスってのは、どうも気恥ずかしくって気が進まない・・・。それに似合わなそう・・・。チャイナドレスとかアオザイ、チマチョゴリがしっくりくる顔なんです、私は・・・。そういえば結婚したての頃、友人たちがお祝いの会を開いてくれて、私にサリーを着せてくれたことがあった。インドにかぶれていた私は、「結婚式、インド風に真っ赤なサリーとか素敵だな~。でも一体ナニジンの結婚だって感じだよねぇ・・・」とつぶやいたことがあり、それを友人が覚えていてくれて、赤いサリー(しかも友人浦鉄さんの自前!フィジーのお土産らしい)を用意してくれたのだった!もうその時は感激でしたよ・・・今更ながら、みんなありがとうね。ドレスは似合わないが、民族衣装が似合う私、それならば我が国が誇る究極の民族衣装、着物しかないではないか!!と思い立ったわけです。日本にいるときじゃないと着れないし。もー思い切って白無垢とか着ちゃおうかなっ♪伏し目がちにシャナリシャナリと歩く花嫁、陰影礼賛的エロス、どうよ?と鼻息も荒く夫に提案したら、「イイネ!」と彼も乗り気。はっ、しかし・・・彼は異人さんだったのだった・・・。でも、異人さんが着る着物も素敵じゃない?逆に。だって、琴欧州(私の父が、夫に似ているというのである)だって立派に着物を着こなしているし。そういえば、昔見た「007は二度死ぬ」で、ジェームズ・ボンドが日本の結婚式やってるシーンがあったなあ・・・あんな感じでどうよ?と思い、イメトレの為、画像を貼っておくことにします。  ショーン・コネリーとボンドガールの浜美枝。 注:うちの夫は美男ですが、ショーン・コネリーのようなダンディーなメンズではありません。ちなみに私は、もちろん浜美枝さんのような美貌は持ち合わせておりません!! あくまでイメトレです。  

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