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カテゴリ:カンボジア シェムリアップの休日2012
さて2日目。今日はモリモリ観光をする日です。ガイドさんと朝5時にホテルで待ち合わせをしているので、4時30起きという鬼のようなスケジュール・・・(朝シャワー派の友人Iは4時起き)。「ううう・・・なんでこんな目に」と半分寝た状態で着替え。まるで罰ゲーム。 支度を済ませて、ホテルの前でガイドさんと車を待つ私達。しかし、それらしき人はどこにもいない・・・。「すっぽかしとか、あんのかな・・・」と不安になってきたころ、ホテルの中からガイドさん登場。「ずっとロビーで待ってましたよ」とのこと。 この日本語ガイドさん(P青年とする)、痩せていて顔が少し日本人ぽい。見た感じ真面目そうな青年だったので、少しホッとする。テンションもそんなに高くなく、落ち着いた感じっちゃあ感じだし(日本風接客によくある元気さや丁寧さが続くと少し疲れるしね)。まあキャラはともかく、ガイドのお仕事をキチンとやってくれれば、それでいいのだ・・・と思うのだった(こうして色々考えてしまうのも、スリランカのトラウマのせいだ)。 ドライバーさんと車も到着し、アンコールワットへレッツゴー(低テンション)。ガイドさんは、友人IがRさんと言う日本語ガイドの人にお願いをしていたのだが、スケジュールの関係でP青年がRさんの代わりにやってきたのだった。ドライバーさんはRさんのお父さん。実にダンディーなジェントルマンでした。 暗い明け方の道を走り、チケットオフィスまで。明け方だけど観光客でいっぱいである。係の人が「カメラ見て~」と言ってID写真撮影。この写真がチケットに印刷されるのだ。数分でチケット発行完了。ビザのときも思ったけどスピーディー! 明け方のアンコールワットに到着・・・。ガイドP青年によると、尖塔は蓮の花に模して作られているが、シヴァ神のリンガ(男性器)であるという説もあるのだとか。そう言われれば地図で見たアンコールワットの敷地はヨニ(女性器)を象っているようにもみえるしな~、なるほどね・・・。 リンガのことをさらっと聞く私達に「リンガやシヴァ神のことを知っているのですか?」と少し驚いているガイドP青年。「リンガとヨニは去年スリランカでも見たし、私はインドでシヴァリンガをいっぱい見たよ」リンガ♪リンガ♪と大喜びの私達を見て、「たはは・・・」といった風情に薄闇の中でよろけたガイドPなのだった。
遠くに見えるのは・・・アンコールワット! あの、アンコールワットですよ!(ズーム撮り) 聖池の前は撮影スポットなので人がイパーイ。 ベストショットをカメラに収めようと、みんな必死です。 聖池に映った、逆さ富士ならぬ逆さアンコールワット。 人が映りこまないようにするのも一苦労 ズームにしてみたアンコールワット。 ♪タラ、タララ~ン♪とBS朝日「アジア神秘紀行」のテーマを口ずさむ。 斜めにしてみたアンコールワット。 確かに尖塔が蓮のつぼみのようだわ~。 聖池に咲いていた睡蓮。 アンコールワットへ向かう参道。 このアンコールワットへ向かう参道、実はどちらも修復済みなんだそうです。向かって右が日本による修復、左がフランスによる修復。私の個人的な感想なんだけど、日本のはボコボコしてて歩きにくいっちゃ歩きにくい。でも枯山水的な「周りの自然と調和するナチュラル感を大切にしてみました~」という風情がある修復に見えます(あえてのデコボコ)。 一方フランスの修復はデコボコ一切がなくって歩きやすいけど、なんか整然としすぎてて、樹木が人工的にトリミングされたフランス庭園を思わせる。「自然?ノンノン、歩きやすいのが一番、セ・トレビアン、ネスパ?」と言う少し風情を欠いた感じを受けました。やっぱり私が日本人だからかな? 個人的には日本の修復の方が好きだけど、それぞれのお国柄を反映させた造園センスがそのまま修復にも表れているようで、とても面白いと思いました。 ところで、早起きして見に来たアンコールワットから登る朝日なんだけど・・・ご覧の通り、くもりだったので見られませんでした・・・。別の日本語ガイドさん(この人も消えたトゥクドライバーと同じく有吉系の顔だった)から、「今日は残念な日」と断言されてしまい、トホホ~。春分の日と秋分の日には一番高い尖塔の真後ろから朝日が登るのだそうです。さぞや神秘的だろうな~。 続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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