初めてのバリ島へ!最終日
どことなく懐かしい、ウブドの田園風景。 ~ウブドへ足を伸ばす~ 本日は最終日。SL氏のお迎えで、昨晩はフラワービーチというビーチ沿いにあるホテルに泊まっていた友人IとNちゃんと合流し、今日はウブドへエクスカーションです。ウブドは山の方で、段々畑のライステラスに椰子が茂るヴィジュアルでもおなじみの落ち着いたスポットでダンスや絵画などが盛んな地域。しかし、通っぽかったのは随分前で現在は開発が進み、おこもり系リゾートホテルなどがたくさんあるそうです。でも山にこもって静かにヨガとかするのもいいな~。今度は是非ウブドのホテルにも泊まってみたい!フラワービーチからデンパサールを通りウブドへ。車から見える景色も農村っぽい感じで、和みます。栽培しているのは同じ稲なのに、日本の田んぼとはまた違った風情です。他は絵や鏡、彫刻や家具を売っているお店が多かったな。 ~お土産ショッピング~ 友人IとNちゃんおすすめの天然素材で作られた石けんが安く買える場所があるというので、行って見ました。ライステラスのあぜ道を通ったところに古い建物が。なんだか昭和の廃校になった小学校みたいな雰囲気の場所にお洒落な石けんが売っていました。売られている石けんは「Masaco 石けん」と言うブランドで、この場所は日本人女性の雅子さんという方がバリで営む石けん工場だったのです。香りの種類も定番のローズ、ラベンダー、バニラを始めオリエンタルなロータスやバリで祝祭に使われる木、カナンガまで色々。天然素材使用の手作りだし、おしゃれで安いし、これはお土産にいい!Nちゃん曰く、伊勢丹でも売っているそうでなんとお値段@2000円するのだとか。バリのお土産屋さんでも変えるそうですが、工場で買うともっと安いのだそう。大体一個@200円くらいのお値段でした。ウブドのおされカフェでとても濃いバナナラッシーを飲んだ後、Nちゃんの後についてウブド市場へ。ビーチで、水着の上に羽織れるバティックを買いたいな~と思い、おばちゃんと交渉。藍色のバティックが最初に言った値段の半額くらいで買えました。バリで買ったものは、アクセサリーと、石けんと、布くらい。買い物大好きな私にしてはなんだか拍子抜けですが、ギラギラした物欲はバリには似つかわしくないですよね。 Masaco石けん、楽天でも見つけました!でも、やっぱ現地のお値段には勝てない・・・。~ウブドの絶景カフェ~ いい店知ってるよ!という友人IとNちゃんが連れて行ってくれたのはライステラスを眺めながら食事が出来るカフェ、Kampung Cafeに。ここもかなりヤバイ場所(逆説的に)で、ライステラスに突き出すようにオープンになったお座敷風スペースで最後のインドネシア料理をいただきました。ああ、今日の夜帰らなきゃいけないなんて信じられない・・・このままここで、風に吹かれながらのんびりと一日を過ごしたい・・・と思えるほど素晴らしい場所でした。 色々なおかずが付いたナシ・チャンプル。いんげん豆が苦手な私ですが、手前のいんげん豆のナムルみたいな料理、苦味がなくって柔らかく、とっても美味しかった! ~発熱事件~絶景カフェを後にして、ホテルまでSL氏に送ってもらい(道すがら、日本人、インドネシア人、チェコ人で日本語しりとり)、いよいよバリ島とSL氏、友人IとNちゃんにお別れを告げるときがやってきました(友人IとNちゃんはもう少しバリに滞在)。チェコ彼は「次も絶対バリに行こう!」とたいそうバリが気に入った様子。残る3人にとても濃い時間を過ごせた感謝、 「出会いは神様が決めた意味のあるものだよ」と言うSL氏に再会を誓い(ちょっと涙が出そうになりましたが・・・)、私たちはホテルを後にしました。旅行会社のバンでプラザバリという免税店に寄り(しかしケチンボツーリストの私たちは何も買わず)、空港へ。でも、なんだか・・・体がだるいし頭も痛い・・・。2日前に友人Iからもらった「パナドール」という薬を切らしていた私たちは、薬局でまたパナドールを買うことにしました。この薬、私は初めて飲んだのですが不思議なことに飲むと体の倦怠感がすっと消え、おもむろに掃除をしはじめてしまうくらいスゴイ薬なのです。欧米ではポピュラーな薬なんだそう。しかし、これだけ効くのも怪しい。なにかヤバイものが入っているのではないか・・・。でも、実にたのもしい存在です。薬を飲み、ぐったりと搭乗を待つ私。どうやらノドの痛みはアラック焼けではなく風邪のようでした。搭乗して飛行機の中で眠っていると、なにやら隣のチェコ彼がガサゴソと荷物からコートを取り出しています。「どうしたの?」と聞くと「寒い」・・・。オデコに手をあててみると、熱い!! どうやら38度くらいはありそう・・・私の体調不良は吹っ飛び、慌てて彼にもパナドールを飲ませました。「どうしよう・・・」と何度も彼の熱を確かめる私。気分は疎開先で急に発熱した幼子を抱える母親です(なぜ戦時中の設定なのかは不明)。ぐったりした彼のオデコや手をさすり続け、おろおろする私。幸い着陸時には熱は収まりましたが、「検疫で引っかかるといけないから、具合が悪いって言ってはダメ!」と帰国ターミナルの健康相談所横をビクビクしながら通り抜けようとする私たちなのでした。帰国後、疲れが出たのか二人とも1週間くらいは本調子ではありませんでした・・・。しかしバリ、近いうちにまた行きたいです!お土産にもらったサンバルソースがなくなったら・・・またバリへ買いに行こう♪と思う私たちなのでした。