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ドクターイワタの認知症ブログ~認知症専門外来と認知症専門往診を融合~

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月山リゾートイン 道草.さん

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Jul 12, 2014
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鹿児島県 妙見温泉おりはし旅館 日本の秘湯を巡る旅2

H26/6/28~7/3夏休みを頂き、鹿児島県~熊本県の秘湯を巡る旅に出た。本日、その二日目である。
20140711@坂本龍馬お龍新婚湯治碑
坂本龍馬とお龍の新婚旅行と言われる塩浸温泉(しおびたしおんせん)にある石像である。実物大の大きさで作られている。

妙見温泉おりはし旅館1
妙見温泉おりはし旅館である。これも日本秘湯を守る会に属す源泉掛け流しの温泉宿である。

20140711@妙見温泉おりはし旅館2
明治12年創業のこの宿の本館は大正時代の建物そのままで、随所に建具など当時のまま残っている。今回は数寄屋造りの源泉掛け流し温泉付き離れに宿泊した。

20140711@妙見温泉おりはし旅館3
別館山水荘の内湯、竹の湯である。
20140711@妙見温泉おりはし旅館4
別館山水荘の内湯、キズ湯である。低温なのでゆっくりつかっても湯あたりしない。

20140711@霧島アートの森
霧島の森の中にアートミュージアムがあった。

20140711@森のねこcafe1
見落としてしまいそうな看板の下の標識に石窯ピザ12-16時と書いてあった。

20140711@森のねこcafe2
オーナー自作のピザ窯でとびきり美味しいピザをごちそうになった。ピザ1枚1300-1500円を高いと思うかは人それぞれである。石窯に広葉樹の薪をくめ、火を入れ、丁度良い案配に火を調節する手間を考えるととても安いと思った。

20140711@森のねこcafe3
石窯で焼き上がったばかりのピザを取り出している。

20140711@森のねこcafe4
純木造の山小屋風の店舗は9ヶ月間で自作されたと伺った。

20140711@森のねこcafe5
石窯は3週間で自作されたと伺った。パンも焼けるという。町役場職員を脱サラしてお店をやってみるという話しやすいオーナーだった。

症例報告
20140711@5094@173
ケアマネからの報告である。物忘れ、易興奮、鬱状態、食欲低下(間食は増えている)、使用行動からレビースコア:0.5 ピックコア:2。レビーおよびピックを否定、混合型認知症(MIX)と診断した。ドネペジル5mgおよびトレドミン50mgを継承、NewフェルガードLA1包を勧めた。境界領域梗塞に対してプロルベインDR2Capを追加したところ、BP170/90からBP136/78へと下降し、中核症状の軽度改善が認められた。

20140711@5335@174
開業医からの紹介である。物忘れ、夜間不眠、 食欲低下、鬱状態、アパシー、振戦、小刻み歩行、歯車様固縮からレビースコア:3.5、ピックコア:0。認知機能低下/アパシーに対してリバスタッチパッチ4.5mgを開始して、NewフェルガードLA1包を勧めた。鬱状態にジェイゾロフトとした。パーキンソニズムに対してドネペジル50mgを開始、、急速回復のためグルタチオン800mg/シチコリン1000mg/ソルコセリル1Ap/ソルコセリル4mL/アスコルビン酸2000mg/シアノコバラミン1mgを点滴した。味覚低下に伴う食欲低下は亜鉛欠乏症の可能性があり(後日Zn57と低値)プロマックを開始した。独居のため1日1回処方とした。

20140711@5166@175
ケアマネからの紹介である。物忘れ、物とられ妄想、易興奮、介護拒否、夜間不眠、早食い、盜食、手で食べる、語義失語(右手で左肩を叩く○、猿も木から落ちる×、犬も歩けば棒に当たる×、弘法も筆の誤り×、利き手×)、甘い物好き、把握反射からレビースコア:12.5、ピックコア:5。改訂長谷川式: 3/30、近時記憶0/6。アリセプト中止、メマリー10mgから5mgに減量して、8日目からリバスタッチパッチ4.5mgを開始し、フェルガードB2包を勧めた。パーキンソニズムに対してメネシット中止して、ニュープロパッチ2.25mgを開始、急速回復のためグルタチオン800mg/シチコリン1000mg/ソルコセリル1Ap/ソルコセリル4mL/アスコルビン酸2000mg/シアノコバラミン1mgを点滴した。

認知症治療で使われている薬と介護者の観察ポイント- コウノメソッドによる認知症診断および治療の実際-

高齢化が進むにつれ、認知症で困っている患者さんや介護者が増えています。認知症治療や認知症ケアには多職種連携(家族、ヘルパー、看護師、理学療法士、薬剤師、歯科医師、医師など)が必須であり、多職種の方々が認知症に対する正しい知識を身につける必要があります。多くの認知症啓発本は認知症治療について記載しておらず、すぐに認知症ケアと結びつける傾向にあり、認知症は不治の病であるという間違ったイメージを植え付けています。認知症は“治す方法を知っている医師であれば治せる病気”なのです。認知症患者さんや介護者を救うためには認知症治療と認知症ケアをバランス良く組み合わせることが重要なのです。

認知症治療で使われている薬についての総論

認知症治療には中核症状(物忘れ自体)を治すだけでなく、周辺症状(BPSD:問題行動および無気力・無関心)を治すための治療も含まれます。認知症治療では一般内科治療と違い、認知症患者さん本人よりも介護者を救うための治療が優先されます。介護者が倒れたら認知症患者は行き場を失い、路頭に迷うことになるからです。言い換えると、中核症状よりも周辺症状を治すための治療が優先されると言うことです。認知症を治すというと中核症状を治すことを想像される方が多いかも知れませんが、周辺症状(特に問題行動)を治すことの方が優先されるわけです。
認知症治療薬には大きく分けて、興奮系薬剤、抑制系薬剤、および覚醒系薬剤があります。興奮系薬剤にはドネペジル、レミニール、リバスタッチパッチなどの中核症状治療薬、サアミオン、シンメトレルなどの脳血流改善剤があり、陰性症状(陰証)を平穏状態(中間証)に戻す作用があります。一方、抑制系薬剤はグラマリール、セロクエル、ウインタミンなどの向精神薬が含まれ、陽性症状(陽証)を平穏状態(中間証)に戻す作用があります。覚醒系薬剤にはメマリーなどの中核症状治療薬、シチコリンなどの意識障害改善薬があり、せん妄や意識障害を改善する作用があります。
全国にはコウノメソッド実践医という“認知症を治す方法を知っている”“介護者を救うための治療を実践している”医師たちがいます。コウノメソッドとは私の師である名古屋フォレストクリニック河野和彦先生が30年の認知症診療の経験から得られた認知症治療の極意をわかりやすくまとめたもので、誰でもインターネット上からhttp://www.forest-cl.jp/method_2014/kono_metod_2014.pdfダウンロード出来ます。コウノメソッド2014を読んでいただければ、ここに書いている内容がより深く理解していただけると思います。多職種の方々には認知症治療薬の正しい使い方を学んで頂き、間違った治療を見抜いて、コウノメソッド実践医のところに駆け込んで頂きたいのです。最近、脳神経外科専門医堀智勝先生を代表世話人、認知症専門医河野和彦先生を副代表世話人とする認知症治療研究会が立ち上げられ、著明な脳神経外科医5名とコウノメソッド医療者(医師、介護支援専門員、看護師、介護福祉士)が世話人に指名されました。職種の垣根を越えて認知症治療について学ぶための会が出来たのです。 “認知症治療の夜明け”と言えるでしょう。






Last updated  Jul 13, 2014 10:24:45 AM
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