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ドクターイワタの認知症・発達障害ブログ~認知症専門外来と認知症専門往診を融合~

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Apr 16, 2018
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​2018年3月25日第4回認知症治療研究会@TPKガーデンシティ品川​

2018年3月25日第4回認知症治療研究会がTPKガーデンシティ品川にて開催されました。筆者はランチョンセミナーで「ルンブルクス・ルベルス含有サプリメントの歴史と活用」について45分間講演しました。


コウノメソッドを広める 株式会社ミヤビハウス 小板建太さん
 

介護現場は改善しているか 特別養護老人ホーム松和園 介護福祉士 三俣喜儀さん 


認知症専門の死角ー特に大人の発達障害について-名古屋フォレストクリニック 河野和彦先生


​​​症例報告​

知り合いからの紹介である。既往歴: 循環器内科 1.メインテート 2.バイアスピリン 3.アジルバなど。物忘れ、易興奮、寝言、過食、腕組み、膝組み、アルコール多飲を呈していた。頭部CT:1.頭頂葉萎縮なし、2.右>左前頭葉萎縮軽度、3.側頭葉萎縮軽度、4.海馬萎縮軽度、5.両側基底核ラクナ脳梗塞数カ所、6.その他   右>左脳室拡大。以上から、レビースコア:1.5、ピックスコア:5、前頭側頭葉変性症(FTLD)として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:9/9、改訂長谷川式:22/30、近時記憶2/6と軽度低下していた。認知機能低下にレミニール4mg/ナウゼリン10mgを開始、NewフェルガードLA粒2錠を勧めた。脳血管性認知症(VD)にプレタール50mgを開始した。1か月後、中核症状は改訂長谷川式:24/30(+2)、近時記憶2/6(+-)と軽度改善、上記周辺症状はすべて消失した。NewフェルガードLA粒2錠から4錠へ増量した。4か月後、中核症状は改訂長谷川式:28/30(+4)、近時記憶5/6(+3)と更に中等度改善した。9か月後、中核症状は改訂長谷川式:29/30(+1)、近時記憶6/6(+1)と更に軽度改善した。1年9か月後、中核症状は改訂長谷川式:30/30(+1)、近時記憶6/6(+-)と更に軽度改善して治癒状態になった。


知り合いからの紹介である。既往歴:S30胃潰瘍。物忘れ、易興奮、多弁、病識欠如、甘い物好き、収集癖、膝組みを呈していた。頭部CT:1.頭頂葉萎縮なし、2.左>右前頭葉萎縮軽度、3.左>右側頭葉萎縮先端部、4.海馬萎縮なし、5.両側基底核ラクナ脳梗塞数カ所、6.その他 両側淡蒼球石灰化、ピック切痕。以上から、レビースコア:2、ピックスコア:5、前頭側頭葉変性症(FTLD)を呈する石灰化を伴うびまん性神経原線維変化病(DNTC)類似疾患として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:8.5/9、改訂長谷川式:24/30、近時記憶3/6と軽度低下していた。前頭葉症状にウインタミン朝4mg夕6mgを開始、フェルガード100M粒4錠を勧めた。1か月後、中核症状は改訂長谷川式:24/30(+-)、近時記憶4/6(+1)と軽度改善、上記周辺症状はすべて消失した。4か月後、中核症状は改訂長谷川式:19/30(-5)、近時記憶3/6(-1)と中等度悪化した。周辺症状はなくウインタミン朝4mg夕6mgを中止した。7か月後、中核症状は改訂長谷川式:23/30(+4)、近時記憶4/6(+1)と中等度改善した。認知機能低下にレミニール4mg/ナウゼリン10mgを開始、フェルガード100M粒9錠を勧めた。20か月後、中核症状は改訂長谷川式:26/30(+3)、近時記憶4/6(+1)と軽度改善した。23か月後、中核症状は改訂長谷川式:19/30(-7)、近時記憶0/6(-4)と高度低下した。認知機能低下にレミニール4mgから8mgへ増量した。ビタミンB1、B12、葉酸血中濃度を測定した。VitB1=30,VitB12=169,葉酸=12.7。ビタミンB12欠乏症およびビタミンB1低下症を呈しており、毎週、ビタメジン(複合ビタミンB1,B6,B12)1V静注とした。24か月後、中核症状は改訂長谷川式:25/30(+6)、近時記憶5/6(+5)と著明改善した。毎月、ビタメジン1V静注とした。26か月後、VitB1=1047,VitB12=525,葉酸=12.7。隔月、シアノコバラミン1Ap筋注とした。28か月後、中核症状は改訂長谷川式:27/30(+2)、近時記憶6/6(+1)と更に改善した。


親戚からの紹介である。既往歴:心筋梗塞。うつ病。 精神科 1.クエチアピン25mg 2.ジプレキサ2.5mg 3.レンドルミン0.25mg 4.デパス1.5mg。パキシル/サインバルタ/ユーパン/コントミンに対して薬物過敏。内科1.アムロジピン10mg 2.バルサルタン80mg。物忘れ、易興奮、昼間傾眠、夜間不眠、易転倒、感情失禁、食欲低下、不安、過換気、鬱状態、薬物過敏、生真面目、気怠さ、歯車様固縮、書痙、振戦を呈していた。頭部CT:1.頭頂葉萎縮なし、2.左>右前頭葉萎縮軽度、3.側頭葉萎縮、4.海馬萎縮、5.境界領域梗塞、6.その他  両側淡蒼球石灰化。以上から、レビースコア:6、ピックスコア:4、レビー・ピック複合(LPC)を呈する石灰化を伴うびまん性神経原線維変化病(DNTC)類似疾患として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:8/9、改訂長谷川式:22/30、近時記憶1/6と軽度低下していた。 認知機能低下にフェルガード100M粒2錠を勧めた。不安に対してリーゼ5mgを開始した。脳血管性認知症(VD)にプロルベインDR2Capを勧めた。夜間不眠にロゼレム8mg、不安に対してアタラックスP1Capを追加した。1か月後、中核症状は改訂長谷川式:25/30(+3)、近時記憶4/6(+3)と軽度改善、不安以外上記周辺症状消失はすべて改善した。9か月後、中核症状は改訂長谷川式:28/30(+3)、近時記憶6/6(+2)と軽度改善、不安以外上記周辺症状消失はすべて改善した。


看板を見て来院された。物忘れ、易興奮、語義失語、収集癖、生真面目、腕組み、膝組みを呈していた。頭部CT:1.頭頂葉萎縮なし、2.前頭葉萎縮軽度、3.左>右側頭葉萎縮中等度、4.左>右海馬萎縮中等度、5.境界領域梗塞、6.その他  両側淡蒼球石灰化、左>右脳室拡大。以上から、レビースコア:0.5、ピックスコア:7、前頭側頭葉変性症(意味性認知症,SD)を呈する石灰化を伴うびまん性神経原線維変化病(DNTC)類似疾患として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:8.5/9、改訂長谷川式:16/30、近時記憶0/6と中等度低下していた。認知機能低下にレミニール4mg/ナウゼリン10mgを開始、フェルガード100M粒2錠を勧めた。脳血管性認知症(VD)にプレタール100mgを開始、プロルベインDR2Capを勧めた。ビタミンB1、B12、葉酸血中濃度を測定した。1か月後、中核症状は改訂長谷川式:16.5/30(+0.5)、近時記憶0/6(+-)と軽度改善、上記周辺症状はすべて消失した。VitB1=35,VitB12=336,葉酸=7.7。ビタミンB1低下症、葉酸低下症を呈しており、ビタメジン(複合ビタミンB1,B6,B12)25mg、胚芽米を食事指導した。7か月後、中核症状は改訂長谷川式:23/30(+6.5)、近時記憶0/6(+-)と中等度改善した。認知機能低下にフェルガード100M2錠から4錠へ増量した。9か月後、中核症状は改訂長谷川式:29/30(+6)、近時記憶6/6(+6)と更に中等度改善して、治癒状態となった。



インターネット検索で来院された。既往歴:心房細動。内科 1.ブロプレス8mg 2.ワーファリン3mg。物忘れ、易興奮、一方通行逆走、左側ミラー自損事故、左側ミラー事故、運転休止、生真面目、収集癖を呈していた。頭部CT: 1.頭頂葉萎縮なし、2.左>右前頭葉萎縮軽度、3.左>右側頭葉萎縮先端部軽度、4.海馬萎縮軽度、5.両側基底核ラクナ梗塞数カ所、境界領域梗塞、6.その他  両側淡蒼球石灰化、右中大脳動脈未破裂動脈瘤。以上から、レビースコア:4.5、ピックスコア:3、レビー・ピック複合(LPC)を呈する石灰化を伴うびまん性神経原線維変化病(DNTC)類似疾患として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:7.5/9、改訂長谷川式:18/30、近時記憶2/6と軽度低下していた。認知機能低下にフェルガード100M粒2錠を勧めた。脳血管性認知症(VD)にロトリガ(DHA・EPA)4gを開始、プロルベインDR2Capを勧めた。ビタミンB1、B12、葉酸血中濃度を測定、ビタメジン(複合VitB1,B6,B12)1V静注、ビタメジン50mg内服を開始した。1か月後、中核症状は改訂長谷川式:19/30(+1)、近時記憶3/6(+1)と軽度改善、上記周辺症状はすべて消失した。VitB1=38,VitB12=823,葉酸=7.6。ビタミンB1低下症を呈しており、ビタメジン50mgからアリナミンF(VitB1)50mgへ変更した。5か月後、中核症状は改訂長谷川式:24/30(+5)、近時記憶5/6(+3)と中等度改善した。

​2018年3月28日第33回長久手南クリニック認知症カンファレンス開催しました​

長久手南クリニックではケアマネージャー、看護師、介護士、理学療法士、歯科医師、医師などを対象に認知症に関する理解を深めるため認知症カンファレンスを行っています。今年も恒例の認知症カンファレンスを開催、84名の多職種の方々に参加して頂き、大盛況でした。


30.3.28長久手南クリニック認知症カンファレンス:MCIの深い謎~大人の発達障害について~ 名古屋フォレストクリニック河野和彦先生


​長久手南クリニックで大人の発達障害(ADHD)の治療も可能です​

筆者は発達障害の患者さんをストラテラ、甘麦大棗湯、ウインタミン、アリナミンF、フェルガード100M、ロゼレム、エビリファイなどを駆使して30名程診させて頂いて参りました。残念ながらコンサータ錠は登録医制度があるため処方が出来ませんでした。この度、コウノメソッド実践医の精神科医師2名の推薦状を頂き、晴れてコンサータ錠登録医となることが出来ました。いよいよ、長久手南クリニックでも発達障害(注意欠陥多動性障害、カナー症候群、アスペルガー症候群、学習障害)の患者さんを診させて頂く武器が整いました。出来るだけ多くの発達障害の患者さんを診させて頂き、患者さんから多く学ばせて頂ければと存じます。







Last updated  Apr 16, 2018 12:47:22 AM
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