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ドクターイワタの認知症ブログ~東海エリア最高の治療実績~

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Sep 21, 2020
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​​長久手南クリニック 認知症/発達障害 新患予約サイト​

6月~9月まで夏が続く~地球温暖化による異常気象~

9月に入っても熱帯夜が続いていましたが、漸く、季節が秋に動いた感じがします。6月~9月まで夏が続く異常気象が続いています。海水温度上昇のため台風やハリケーンは巨大化して、大きな脅威となっています。映画「The day after tomorrow」の世界が現実に起きつつあります。
筆者が生きている間は大丈夫でも2~3世代後にはおそろしいことが起きることが予見されます。火力発電から太陽光・風力発電、ガソリン自動車から電気自動車だけでなく、空気中の二酸化炭素から有機化合物を合成するなど二酸化炭素を減らす方法を見つけ出すことで地球を救うことが出来るのではないかと考えます。

フヨウ@長久手南クリニック

ユリ@長久手南クリニック

ミニトマト@長久手実家

症例報告



インターネット検索で来院された。物忘れ、時間を守れない、昼間傾眠を呈していた。頭部CT:①頭頂葉萎縮なし、②前頭葉萎縮軽度、③左側頭葉萎縮軽度、④左海馬萎縮軽度、⑤脳梗塞なし。以上から、レビースコア:0.5、ピックスコア:2、注意欠陥多動障害(ADHD)として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:8.5/9、改訂長谷川式:28/30、近時記憶6/6と軽度低下していた。注意スコア 4/5。多動スコア 1/4。ASスコア 1/4と注意欠陥多動障害(ADHD)と診断した。認知機能低下にコンサータ18mgを開始した。ビタミンB1、B12、葉酸、TIBC、Ferritin、Zn血中濃度を測定した。1か月後、中核症状は改訂長谷川式:29/30(+1)、近時記憶6/6(+-)と軽度改善、上記周辺症状はすべて消失した。甲状腺正常。一般採血:TCL146以外異常なし。VitB1=34,VitB12=559,葉酸=3.0。低コレステロール血症および葉酸欠乏症に対する栄養食事指導を行った。​



親戚からの紹介である。既往歴:H27脳梗塞、公立陶生病院。大岩医院①エリキュース②シロスタゾール③ムコスタ④ロルカム⑤タケプロン⑥アルファカルシドール⑦酸化マグネシウム⑧パントシン。物忘れ、易転倒、妄想、意識消失発作、夜間排尿5回、生真面目を呈していた。頭部CT:①頭頂葉萎縮なし、②前頭葉萎縮なし、③側頭葉萎縮軽度、④海馬萎縮軽度、⑤両側基底核ラクナ梗塞数カ所、境界領域梗塞。以上から、レビースコア:4.5、ピックスコア:0、レビー小体型認知症(DLB)/脳血管性認知症(VD)として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:8.5/9、改訂長谷川式:24/30、近時記憶5/6と軽度低下していた。認知機能低下にリバスタッチパッチ4.5mgを開始、NewフェルガードLA粒2錠を勧めた。脳血管性認知症(VD)に他院からシロスタゾールが処方されており、先発品であるプレタールに変更したいところである。易転倒にドパコール50mg、グルタチオン2000mg/ソルコセリル1Ap/ビタミンC2g/ビタミンB12=1Ap/生理食塩水100mL/15min、せん妄にシチコリン1000mg静注を勧めた。ビタミンB1、B12、葉酸、TIBC、Ferritin、Zn血中濃度を測定した。1か月後、中核症状は改訂長谷川式:29/30(+5)、近時記憶6/6(+1)と中等度改善、上記周辺症状はすべて消失した。甲状腺正常。一般採血:BUN24.7,s-Cr1.31,Alb3.5,TCL181,Zn73,Ferritin39.4以外異常なし。VitB1=32,VitB12=2240,葉酸=6.1。



知り合いからの紹介である。既往歴:H23心筋梗塞、公立陶生病院。H28腰椎脊柱管狭窄症、愛知医大。H30坐骨骨折、中央病院。公立陶生病院循環器内科①バイアスピリン②テラムロ/アムロジピン/ビソプロロールフマル/アゾセミド③アトルバスタチン④トラゼンタ⑤マイスリー⑥センノシド⑦アーガメイト⑧ラベプラゾール⑨カルボシステイン⑩クエン酸第一鉄Na⑪フェブリク⑫カルバマゼピン⑬ニコ200⑭サインバルタ⑮タリージェ⑯アロチノロール。青和会中央病院整形外科①エディロール②センノシド③ゾルピデムこだま耳鼻科①アレロック②ゼスラン。物忘れ、幻視、昼間傾眠、夜間不眠、薬物過敏、語義失語、易転倒を呈していた。頭部CT:①頭頂葉萎縮なし、②前頭葉萎縮軽度、③側頭葉萎縮軽度、④海馬萎縮軽度、⑤両側基底核ラクナ梗塞数カ所、境界領域梗塞。以上から、レビースコア:4.5、ピックスコア:3、レビー小体型認知症(DLB)/脳血管性認知症(VD)として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:7/9、改訂長谷川式:15/30、近時記憶4/6と中等度低下していた。BP117/62と過降圧のためアムロジピン中止、高齢者(65歳以上)のためアトルバスタチン中止、昼間傾眠/易転倒のためカルバマゼピン/タリージェ中止を指示した。認知機能低下にNewフェルガードLA粒2錠を勧めた。脳梗塞にサアミオン10mg開始、昼間傾眠/易転倒にグルタチオン2000mg/ソルコセリル1Ap/ビタミンC2g/ビタミンB12/シチコリン1000mg静注を勧めた。ビタミンB1、B12、葉酸、TIBC、Ferritin、Zn血中濃度を測定した。1か月後、中核症状は改訂長谷川式:27/30(+12)、近時記憶6/6(+2)と著明改善、上記周辺症状はすべて消失した。甲状腺正常。一般採血:BUN55.7,s-Cr1.93,Alb4.0,TG158,TIBC276,Hb9.2,Zn65以外異常なし。VitB1=29,VitB12=343,葉酸=5.7。



親戚からの紹介である。既往歴:松田クリニック①エクア②ハルナール③リピトール④フェブリク⑤アムロジピン。西山団地内科①セレスタミン。物割れ、昼間傾眠、夜間不眠を呈していた。頭部CT:①頭頂葉萎縮なし、②前頭葉萎縮なし、③側頭葉萎縮軽度、④海馬萎縮軽度、⑤両側基底核ラクナ梗塞数カ所、境界領域梗塞、⑥その他   両側淡蒼球石灰化。以上から、レビースコア:1.5、ピックスコア:1、混合型認知症(MIX)を呈する石灰化を伴うびまん性神経原線維変化病(DTNC)類似疾患として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:9/9、改訂長谷川式:23/30、近時記憶5/6と軽度低下していた。高齢者(65歳以上)のためリピトール中止、昼間傾眠のためセレスタミン朝→寝る前、認知機能低下にNewフェルガードLA粒2錠を勧めた。脳血管性認知症(VD)にルベストPRoDR2Capを勧めた。ビタミンB1、B12、葉酸、TIBC、Ferritin、Zn血中濃度を測定した。1か月後、中核症状は改訂長谷川式:26/30(+3)、近時記憶5/6(+-)と軽度改善、上記周辺症状はすべて消失した。甲状腺正常。一般採血:HbA1c7.2,s-Cr1.42,Alb3.6,TCL186,TG164,TIBC251,Zn71以外異常なし。VitB1=24,VitB12=383,葉酸=9.9。ビタミンB12低下症にシアノコバラミン1mg開始、低アルブミン血症、亜鉛欠乏症に栄養食事指導を開始した。



筆者の書籍を読んで来院された。既往歴:左大腿骨頸部骨折、交通事故。腰椎圧迫骨折。R2/1レミニール8mgで吐気中止→リバスタッチパッチ18mg(家族によれば9mgで興奮)、藤が丘さくらなみきクリニック。物忘れ、暴言、介護抵抗、食欲低下、病識欠如、語義失語、薬物過敏を呈していた。頭部CT:①頭頂葉萎縮なし、②左>右前頭葉萎縮軽度、③左>右側頭葉萎縮軽度、④海馬萎縮軽度、⑤両側基底核ラクナ梗塞数カ所、⑥その他   両側淡蒼球石灰化。以上から、レビースコア:3、ピックスコア:6、前頭側頭葉変性症(意味性認知症,SD)を呈する石灰化を伴うびまん性神経原線維変化病(DNTC)類似疾患として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:8/9、改訂長谷川式:10/30、近時記憶1/6と中等度低下していた。暴言、介護抵抗、および食欲低下にリバスタッチパッチ18mg→3日間中止→リバスタッチパッチ9mgへ減量、フェルガード100M粒4錠を勧めた。ビタミンB1、B12、葉酸、TIBC、Ferritin、Zn血中濃度を測定した。1か月後、中核症状は改訂長谷川式:7/30(-3)、近時記憶2/6(-1)と軽度悪化、上記周辺症状はすべて消失した。甲状腺正常。 一般採血:異常なし。VitB1=14,VitB12=544,葉酸=6.7。ビタミンB1欠乏症に栄養食事指導を開始した。


高齢者の高血圧治療


高齢者(65歳以上)に高血圧治療薬を投与して収縮期血圧130mmHg以下、すなわち過降圧にすると脳血流低下による認知症の原因になるという論文報告がされています。 降圧剤投与する場合は、収縮期血圧(年齢+50 )~(年齢+70 )mmHgを目標にするように指導しています。血圧は1年の中でも2月が最高、8月が最低になるため春から秋は降圧剤を減量する必要があります。 春先から初夏にかけての被害妄想の出現を伴う認知機能低下は過降圧が原因ですから、降圧剤を減量して脳血流低下を改善する必要があります。降圧剤を投与していない場合は、OS-1などのイオン飲料を飲むことで血管内圧を上げる必要があります。
地球温暖化で6月~9月までが夏の気候となり、春と秋が短くなっているから注意が必要でありますが、今年も9月半ばからは血圧が徐々に上昇する傾向にあります。従って、これからは徐々に降圧剤を増量する時期に入っています。
高齢者(65歳以上)は徐々に体重減少する方が多く、体重減少と共に降圧剤も減量する必要があります。体重減少が見られても同量の降圧剤を投与していると過降圧になり、認知機能低下の原因になります。降圧剤を出している医師は年中同じ用量の降圧剤を処方することなく、気候および体重に注意しながら降圧剤を調節する必要があります。​

与田監督では勝てない


早く落合博満監督に戻って来てほしい。出来れば森ヘッドコーチも一緒に戻って来てほしい。原監督に対抗出来る監督は落合博満監督しかいない。立浪がなったら今年と同じだろう。監督には観察能力の高さが必要であり、与田監督にはその素質がない。それを補うために伊東ヘッドコーチがいるのだろうが、伊東ヘッドも観察能力には問題があるのだろう。伊東監督でロッテは勝てなかった。捕手、内野手、先発投手に名監督が多いのは相手を観察する能力に長けているからではないかと考える。落合博満監督は、各球団に専属スコアラーを置いて情報収集を徹底していた。自分の観察力に加えて他の人の観察力を総動員して相手の嫌がることをやることが出来ていた。足りない能力は徹底的に練習して鍛え抜いた。徹底的な結果至上主義でプロ意識を植え付けた。

科学的に身体管理をすることも大切である。管理栄養士によるスポーツ栄養指導および有能なトレーニングコーチによる野球に合う筋肉を鍛えることが大切である。無駄な筋肉はスピードやしなやかさを失わせ怪我の原因になる。今年は怪我人が多すぎる。筆者は怪我防止のためにはグルテンフリーおよびカゼインフリーダイエットも導入すべきだと考える。​






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Last updated  Jun 18, 2023 04:10:52 PM
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