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ドクターイワタの認知症・発達障害ブログ~認知症専門外来と認知症専門往診を融合~

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Sep 21, 2021
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​私にとってのFIRE​
「FIRE(Financial Independence, Retire Early)」経済的に自立し、早期リタイアを実現する「FIRE(ファイア:Financial Independence, Retire Early)」が若者を中心にムーブメントとなっています。直訳すると「経済的自立と早期退職」。定年を待たず、なるべく早期にサラリーマン生活を終え、資産運用などを中心に生活していくライフプランのことを言います。筆者の友人の開業医も昨年「FIRE」されました。

筆者の「FIRE(ファイア:Financial Independence, Retire Early)」の理解は、自分の好きなことだけして「経済的自立」を獲得することであり、14年前に開業した時点で、「FIRE」したと言えます。開業以来、筆者は自分のやりたいことしかしていません。筆者のやりたいこととは、「認知症患者を出来るだけ回復させ、その人らしく家族と共に在宅生活で生涯を終えることが出来るようにサポートする」ことです。現在では、「施設生活になっても生涯を終えるまでサポートする」ようにしています。その目的のために、質の高い「認知症専門外来」および「認知症専門往診」が出来るクリニックを開業することにしました。すべて患者を「認知症専門外来」で確定診断して治療方針を決めてから、引き続き、「認知症専門外来」や「認知症専門往診」で診察し続けることにしたのです。最初から「往診専門クリニック」という選択肢はありませんでした。

出逢った多くの人たちに導かれて今の自分があります。まず第一に妻を通して「認知症を持つ在宅患者で困っている人がとても多い」ことを知り、認知症専門医として在宅医療を志したのです。次に「ドクターコウノ」の講演および書籍を通して認知症専門医への道筋をつけて頂きました。開業前に「開業支援オフィスマツオカ松岡幹博社長」を通して「愛知たいようの杜吉田一平理事長(現長久手市長)」を知り、「南医療生協病院成瀬幸雄専務理事」を紹介して頂きました。10ヶ月間、「南医療生協病院」で内科、在宅医療、認知症外来などの研修を受けさせて頂きながら、長久手市近隣で認知症往診患者50名を診させて頂きました。開業前に「吉田歯科吉田幸弘先生」のアドバイスで近隣の200カ所以上の居宅介護事業所に「パンフレット」と「名刺」を持参して廻らせて頂きました。これらのすべての事が今の自分を作ってくれたのだと感謝しています。

毎月、長久手南クリニックにおいて「認知症カンファレンス」を開催して「介護従事者(ケアマネージャー、ヘルパーなど)」や「医療従事者(医師、看護師、薬剤師、理学療法士など)」に認知症に関する知識を身につけて頂くことにしました。今までに35回開催しています。今では、介護と医療の連携をスムーズに行うことが出来るようになりました。現在は新型コロナウイルス感染症対策のため休止しております。

これらの診療の中で「認知症治療を日々進歩させる」事が出来ています。楽しいことだけをして「経済的自立」を得ているのですから、筆者にとっての「FIRE(ファイア:Financial Independence, Retire Early)」と言えるでしょう。これからも楽しいと感じる限り、家族やスタッフと共に「FIRE」し続けるでしょう。

​症例報告


ケアマネからの紹介である。既往歴:脳梗塞、右不全片麻痺。アルコール依存症、草津病院精神科入院①フルスルチアミン100mg②リスペリドン1㎎③ルネスタ錠1㎎④ベルソムラ錠15㎎⑤アムロジピン5mg⑥バイアスピリン100mg⑦タケプロン15mg。有料老人ホーム入所。物忘れ、妄想、易興奮、帰宅願望、介護抵抗、昼間傾眠、甘い物好き、振戦、歯車様固縮を呈していた。頭部CT:①頭頂葉萎縮なし、②前頭葉萎縮軽度、③側頭葉萎縮軽度、④海馬萎縮軽度、⑤両側基底核ラクナ梗塞多数、境界領域梗塞、⑥その他  左淡蒼球石灰化。以上から、レビースコア:4、ピックスコア:3、レビー小体型認知症(DLB)を呈する石灰化を伴うびまん性神経原線維変化病(DNTC)類似疾患として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:8/9、改訂長谷川式:17/30、近時記憶1/6と中等度低下していた。認知機能低下にフェルガード100M粒2錠を勧めた。脳血管性認知症(VD)にバイアスピリン100mgからプレタール100mgへ変更、ルベストPRoDR2Capを勧めた。夜間せん妄にルネスタ1mg中止、ロゼレム8mg/リボトリール0.25mg/抑肝散加陳皮半夏2.5g開始、夜間不眠にベルソムラ錠15mg継承、易興奮にフルスルチアミン100mg中止、リスパダール1mgから0.5mgへ減量した。BP 109/75。過降圧にアムロジピン5mgから2.5mgへ減量した。栄養障害のためタケプロン中止した。ビタミンB1、B12、葉酸、TIBC、Ferritin、Zn血中濃度を測定した。1か月後、中核症状は改訂長谷川式:13/30(-4)、近時記憶2/6(+1)と軽度悪化、上記周辺症状はすべて改善したため、リスパダール0.5mgを中止した。BP101/70。過降圧持続にアムロジピン2.5mgを中止した。ビタミンB12低下症にシアノコバラミン筋注、メコバラミン1mgを開始した。甲状腺正常。一般採血:Alb3.9,TCL175,Zn72以外異状なし。VitB1=177,VitB12=283,葉酸=4.1。2か月後、中核症状は改訂長谷川式:20/30(+7)、近時記憶5/6(+3)と著明改善、上記周辺症状はすべて消失した。BP113/77。3か月後、中核症状は改訂長谷川式:24/30(+4)、近時記憶6/6(+1)と更に中等度改善した。BP94/65。5か月後、改訂長谷川式:29/30(+5)、近時記憶6/6(+-)と治癒状態となった。 BP124/83。一般採血:Alb4.3,TCL213,Zn76以外異状なし。VitB12=742。


知り合いからの紹介である。既往歴:うつ病。アルコール依存症、不眠症、西山クリニック①ノックビン0.2g②リスミー1㎎③ミヤBM④リスミー1㎎不眠時⑤レンドルミン0.25㎎不眠時。幻覚のため医療措置入院、ジプレキサ悪性症候群、愛知精神治療センター。仕事復帰。歩行不安定。押されて倒れて後頭部外傷、八事日赤。意識消失発作、脳波異常なし、八事日赤。 物忘れ、幻視、幻聴、妄想、盗癖、易興奮、鬱状態、薬物過敏、昼間傾眠、夜間不眠、意識消失発作、易転倒、食欲低下、小刻み歩行、歯車様固縮、薬剤過敏、まじめな性格を呈していた。松葉杖歩行。頭部CT:①頭頂葉萎縮なし、②右>左前頭葉萎縮軽度、③側頭葉萎縮軽度、④海馬萎縮なし、⑤両側基底核ラクナ梗塞数カ所。以上から、レビースコア:8.5、ピックスコア:3、レビー小体型認知症(DLB)を呈する注意欠陥多動障害(ADHD)/自閉症スペクトラム障害(ASD)として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:8/9、改訂長谷川式:24/30、近時記憶6/6と軽度低下していた。注意スコア5/5。多動スコア3.5/4。ASスコア 3/4と注意欠陥多動障害(ADHD)/自閉症スペクトラム障害(ASD)だった。認知機能低下にフェルガード100M粒4錠を勧めた。せん妄にシチコリン500mg静注、歩行困難に生理食塩水100mL/グルタチオン10Ap/ビタミンC2g/ビタミンB12=1Ap(GCS点滴)を開始した。夜間不眠にリスミー1mg中止、ロゼレム4mgおよびレンドルミン0.25mgとした。アルコール中毒にノックビン0.2gを継承した。ビタミンB1、B12、葉酸、TIBC、Ferritin、Zn血中濃度を測定した。1週間後、中核症状は改訂長谷川式:27/30(+3)、近時記憶6/6(+-)と軽度改善、上記周辺症状はすべて改善した。毎週GCS点滴を継続とした。甲状腺正常。一般採血:Alb4.0,TCL170以外異状なし。VitB1=33,VitB12=483,葉酸=6.4。4週間後、中核症状は中核症状は21/30(-6)、近時記憶5/6(-1)と中等度悪化、上記周辺症状はすべて消失、一本杖歩行で歩行安定した。毎週GCS点滴を継続しながら就労継続支援A型事業所の利用を開始した。アルコールは全く摂取しておらず、ノックビン0.2gを中止した。


知り合いからの紹介である。既往歴:S57子宮筋腫。H5乳癌。H25慢性関節リウマチ。H28十二指腸憩室。名古屋第一赤十字病院整形外科①プログラフ1㎎②オルメテックOD20㎎③アムロジン錠5㎎④ネキシウム20㎎⑤ハイペン200㎎⑥セルベックス50㎎⑦モーラステープ20㎎⑧バクタ配合錠⑨オルミエント錠2㎎。物忘れ、介護拒否、夜間不眠、生真面目を呈していた。頭部CT:①頭頂葉萎縮なし、②前頭葉萎縮軽度、③側頭葉萎縮軽度、④海馬萎縮軽度、⑤両側基底核ラクナ梗塞数カ所、⑥その他  両側淡蒼球石灰化。以上から、レビースコア:4.5、ピックスコア:1、混合型認知症(MIX)を呈する石灰化を伴うびまん性神経原線維変化病(DTNC)類似疾患として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:8/9、改訂長谷川式:24/30、近時記憶4/6と軽度低下していた。認知機能低下にフェルガード100M粒4錠を勧めた。ビタミンB1、B12、葉酸、TIBC、Ferritin、Zn血中濃度を測定した。1か月後、中核症状は改訂長谷川式:28/30(+4)、近時記憶5/6(+1)と中等度改善、上記周辺症状はすべて消失した。BP127/82。過降圧のためBP130以上となるように降圧剤減量を指導した。甲状腺正常。一般採血:Alb4.1,Zn71,Ferritin16.7以外異状なし。VitB1=32,VitB12=467,葉酸=15.1。4か月後、中核症状は改訂長谷川式:29/30(+1)、近時記憶6/6(+1)と更に軽度改善した。BP137/84。3か月間でオルメテックOD20mg→10mg、アムロジン錠5㎎→2.5mgへ減量されていた。


インターネット検索で来院された。既往歴:H30右大腿骨頸部骨折、豊田厚生病院。H32左手首骨折、豊田厚生病院。美里たなかクリニック①クレストール5㎎②アレロック5㎎③マイスリー10㎎④サイレース2㎎⑤アローゼン顆粒⑥重質酸化マグネシウム⑦芍薬甘草湯。吉田整形外科骨粗鬆症注射(自分で週1回)。加藤眼科 右中心性網膜穿孔。物忘れを呈していた。独居。頭部CT:①頭頂葉萎縮なし、②前頭葉萎縮軽度、③側頭葉萎縮軽度、④海馬萎縮なし、⑤両側基底核ラクナ梗塞数カ所、境界領域梗塞、⑥その他  両側淡蒼球石灰化。以上から、レビースコア:1.5、ピックスコア:1、軽度認知障害(MCI)を呈する石灰化を伴うびまん性神経原線維変化病(DNTC)類似疾患として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:8.5/9、改訂長谷川式:27/30、近時記憶6/6と軽度低下していた。認知機能低下にフェルガード100M粒4錠を勧めた。脳血管性認知症(VD)にプレタール100mgを開始した。高齢者(65歳以上)に対する高脂血症治療薬の投与は認知症、骨粗鬆症(ビタミンD欠乏症)、糖尿病の原因になるという論文報告がありクレストール5㎎を中止、抗ヒスタミン薬は認知機能低下の原因となるためアレロック5㎎中止した。ビタミンB1、B12、葉酸、TIBC、Ferritin、Zn血中濃度を測定した。1か月後、中核症状は改訂長谷川式:30/30(+3)、近時記憶6/6(+-)と治癒状態となった。身体の痒みのためプレタールを自己中止しており、脳血管性認知症(VD)にルベストPRoDR2Capを勧めた。甲状腺正常。一般採血:HbA1c6.6,Alb4.2,TG220,Hb11.2以外異状なし。VitB1=31,VitB12=801,葉酸=11.4。中性脂肪高値、HbA1c高値、アレルギー性皮膚炎、中心性網膜穿孔に対してグルテンフリー・カゼインフリー(GFCF)ダイエットを指導した。


ケアマネからの紹介である。既往歴:H15てんかん、名古屋記念病院。R1/12/3転倒して名古屋記念病院①オルメテック②アクトス→自己中止。物忘れ、物盗られ妄想、妄想、甘い物好きを呈していた。頭部CT:①頭頂葉萎縮なし、②前頭葉萎縮軽度、③側頭葉萎縮軽度、④海馬萎縮軽度、⑤両側基底核ラクナ梗塞数カ所、境界領域梗塞。以上から、レビースコア:2、ピックスコア:2、嗜銀顆粒性認知症(AGD)/脳血管性認知症(VD)として治療を開始した。フェルガード100M粒2錠を勧めたが、摂取せず。中核症状は時計描写テスト:8.5/9、改訂長谷川式:17.5/30、近時記憶4/6と軽度低下していた。ビタミンB1、B12、葉酸、TIBC、Ferritin、Zn血中濃度を測定した。1か月後、中核症状は改訂長谷川式:18/30(+0.5)、近時記憶3/6(-1)と不変、上記周辺症状はすべて消失した。甲状腺正常。一般採血:HbA1c7.8,Alb3.5,Zn50,Ferritin14.8以外異状なし。VitB1=106,VitB12=449,葉酸=5.2。亜鉛欠乏症にプロマック75mgを開始した。側頭葉てんかんにデパケンR200mgを開始した。3か月後、中核症状は改訂長谷川式:12/30(-6)、近時記憶1/6(-2)と高度低下した。認知機能低下にフェルガード100M粒2錠、脳血管性認知症にルベスト1Capを勧めた。8か月後に、中核症状は改訂長谷川式:17/30(+5)、近時記憶1/6(+-)、13か月後に、中核症状は改訂長谷川式:20/30(+3)、近時記憶5/6(+4)、19か月後に、中核症状は改訂長谷川式:25.5/30(+5.5)、近時記憶5/6(+-)と徐々に改善した。

​与田監督さっさと辞めなさい​
来年に向けた選手起用をして、新たな監督を迎える準備に入るべきである。プロは勝つために戦っているのであって、与田剛監督をすぐに更迭して、二村徹二軍監督を一軍監督にして将来性のある若手選手を積極的に登用すべきである。伊東勤ヘッドコーチ、パウエル打撃コーチ、栗原健太打撃コーチも更迭。中村武志バッテリーコーチ、阿波秀幸投手コーチは2軍降格。武山真吾二軍バッテリーコーチ、波留敏夫二軍打撃コーチ、浅尾拓也二軍投手コーチの1軍昇格。

本気でチームを強くしたいなら、来季は落合博満監督、森繁和投手コーチ、高代延博野手総合チーフコーチ、宇野勝打撃コーチの復帰が必須だのだ。スポーツ管理栄養士を導入して、グルテンフリーおよびカゼインフリーダイエットを徹底して怪我の防止と身体能力向上を図る必要がある。もう一つ、フィジカルトレーナー、メンタルトレーナー、スコアラーの数と質の強化も必須である。

中日ドラゴンズ社長を替えることは出来るけど中日ドラゴンズオーナーを変えることが出来ないのが一番悲劇的なのかも知れない。彼は落合博満監督復帰を企てる度胸すらないからである。







Last updated  Sep 21, 2021 11:14:56 PM
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