会津キリシタン研究所

2013/03/23(土)12:09

江戸の風景

日本の未来(114)

       【江戸の風景】 東京分室から、普段ならば2泊3日の距離にある公園へ桜を見に行ってきました。木によっては既に葉が出始めているものもありましたが、全体としては7分咲きといった感じです。それでも、大勢の家族連れが花見に来ていました。NTT東日本のサイトで確かめたのですが、会津若松市街地にある鶴ヶ城の桜はまだ咲いていないようです。 今日も、小生は所長に言われて線量計をポケットに入れていたのですが、放射線量は会津若松市街地にある会津キリシタン研究所の書斎よりも多いです。家々の屋根に積もっていた雪が解けたら、また上がり始めていたのですが、それでも行き帰りに道には、会津の書斎の倍くらいの放射線量を示したところもありました。除染しなければ下がるわけがないことは判っているのですが、それでも淡い期待を寄せていたのですが、公園の中などはほとんど変化がありませんでした。 最近は、パソコンを使っている時には、時々、文科省のサイトで会津の放射線量を確認しています。また、福島県の浜通り地方で放射線量が一番高いところも確認しています。簡易線量計はモニタリングポストの値よりも少し高い値を示すそうですが、同じ線量計で測れば、会津キリシタン研究所の線量と比較することが出来ます。もうかなり以前に、あるお寺の副住職の方から、線量計にラップを巻き付けて、それを出来るだけ早く交換すれば、線量計に放射性物質が付着しなくていいと教えていただいたので、今日はこれから線量計のラップを交換します。 それにしても、所長の孫と同じくらいの小さなお子さんがあの公園の中を走り回っていたり、小生と同じような体型のわんこがアスファルトの上を歩き回っているのを見ると、これから10年後・20年後にどのようなことが起こっているかが気になって仕方がありません。あの事故からまだ2年しか経っていません。「半減期」という言葉が重くのし掛かってきています。

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