季節の便り

たとえば、子供達の運動会などで初めて会った父兄同士、話し掛けるのに戸惑ったりします

雑談を難しく考えてしまう人の誤解として「しなくてもいい話をわざわざするのは、その人と仲良くなりたいからだ」と言う思い込みがあります。

この気持ちが強いとその内容は挨拶から始まり「お名前は？」「お子さんは何年生？」「お住まいは？」といった具合に基本的な個人情報を聞き出してしまうのです。

雑談をするというのは、たがいに敵意がないことを明かし、その場を安全なものとする効用が雑談にはあるからです。

「だんだん人が集まってきましたね。」「そろそろ子供達も外へ出てくるんですかね」「今日は晴れて涼しくて気持ちのよい天気ですね。」「おや、あれはピストルですかね。ためしうちでもするのかな」

今いるその場を切り取るように口にしていくだけで相手との空間を安心な場に変えて、身の置き所を作ることができます。

また、この方法は、会話を切り上げたいときにも使えます。

終わるものを示すその場で見えること聞こえることを描写して言葉にするだけです。

それが話を切り上げたり、その場を離れるという合図になるわけです。

この文はどの本に書かれていたのか、また図書館で調べてみます。

あれこれ読んだので分からないかも・・・