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テーマ:小学生ママの日記(28847)
カテゴリ:こどもの事
視力はわかるけど、視機能って何だろうって思われるかもしれません。
うちの次女の場合、遠視があるのがわかったのが五才十ヶ月。 空間を認知する力が弱い、と言われました。 その当時は海外に住んでいて、頼みの綱はネットだけ。 そんなときいろんなHPを渡り歩いていて辿り着いたのが、グロワーズさんの グロワーズのさろんで陶器ingでした。 そこから知ったのがどんぐり倶楽部と視機能トレーニング。 どんぐり倶楽部についてはここで説明する必要もないですね。 視機能については、帰国後Joy Visionを開いてらっしゃる 北出先生の視機能講座にも参加しました。 次女の場合、遠視もあって、視機能にも問題があることはわかっていたのですが、 トレーニングに通うということは彼女に負荷をかけることで、したくなかった。 帰国して2年目の去年の夏にJoy Vision サイトに視機能研究会に所属されている 家から車で30分くらいの眼鏡やさんを見つけ、新しい眼鏡を作ってもらい、 視機能検査も受けました。 両眼視がやはりできていない、目を寄せる力が弱い、と言われました。 でもそのとき、実際の彼女の状況がわかって嬉しかったんです。 両眼視というのは、両目を真ん中に寄せるということ。 近くを見るときは特に、両眼視をしています。カンタンに聞こえるのですが、 これはとても重要で、目を寄せられない子供は見ること自体いやになってしまったり、 細かい文字を読めない、書けないということがおきます。 いろんなトレーニング方法があるのですが、うちはこのパズルを買っておいておく (これは随分前に買った) ![]() みんなが遊べる知的エンターテインメント[Thinkfunシリーズ]シェイプバイシェイプ【楽ギフ_包装】 ということ、それからほんとにときどき、道具(ブロックストリング)を使ったり、 ただ単に指を鼻のところに持って行って目を寄らす練習みたいなものをしたり。 ここ数ヶ月はな~んにもやってなかった。 検査で弱点が明らかになったことそれ自体で親としてはほっとしたんですよ。 で、親がトレーニングをするのはそれほどお勧めしないです。 視機能というものがある、視力とはちがう、見え方も違うんだ、という知識を 入れておく、ということが大切なんじゃないかなと思っています。 一番大事なこと、実際に見たい、聞きたい、知りたいという気持ち、 が育っていくことが根底にあって、 そこからムリのないトレーニングを積み上げていけば、 きっと見る力は飛躍的に伸びていくと思います。 昨日、眼鏡のフレームが広がってしまい、直したいというので久しぶりに 眼鏡やさんに行ってきました。 トレーニングやってる~?と聞かれ、あまり…(苦笑) と答えながら、両眼視を見て頂いたら、前より寄せられてるね、との嬉しい言葉が。 たまに目を寄せる練習もしつつ、やっぱり大事なことは子供の気持ちに寄り添って、 安定を第一にすることだなあと思いました。 一ヶ月半前に私が一大決意してから、次女は波はあるにしても、前向きにやっています。 何でもやりたい、と思うらしく料理や片付け、洗濯物をたたむ、 ごはんをとぐ、掃除機をかける、年賀状を出しに行く、などを自分から やってくれます。 冬休みには一緒にマスコット作りをしたり、私の母から習った編み物で 台所用スポンジを作っていました。 目というのはとても大事な器官なのですが、その機能だけを伸ばそうとしても 空回りで、本人の気持ち、やる気、喜び、楽しみがあって、 目と手、からだを共応させながら、全部ひっくるめて発達していくんだなあと 思っています。 今日も叔母とアイススケートに行き、電話で話したところ、 前(三年前)より上手に滑れるよ~と話していました。 三年前は私から手を離せない状態だったことを考えると、すごいなあ~ 体も発達してるんだなあ~と嬉しいです。 できるようになったことを一緒に喜ぶというのはもちろんなんですが、 それよりも、自分から何かに取り組むこと、そしてそれが楽しいと感じること、 を一緒に喜んでいきたいなと思います。 視機能に関することで何か質問などあればどうぞお気軽に。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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