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テーマ:小学生ママの日記(28849)
カテゴリ:どんぐり
どんぐり倶楽部の門をたたいて、HPを読んだり、本を手にしたりすると
算数の文章問題がメインだなっていうのがわかる。 でもちゃんと読んでいくと、必ず出て来るコトバがある。 感味力。 これがわからない… 私もずっとずっとわからなかった。感じること。感情。 だって感じることをしないでスピードばかりを考えてずっと行動してきたもんだから ゆっくり、というコトバすらわからなかった。 私みたいに、学校での、早いことが善、という考えに自分を合わせてこれたような 人はそのスピードの早さゆえ、もしかしたら感情というのを軽視、あるいはわからず に来たりしているかもしれない。 そして親になったとき、そのスピードを子どもにも求めるからもう子どもは本当に 迷惑千万なんだよね。 そしてスピードは、感じること、感情を持つことを必ず蝕んでいきます。 感味力、の意味がいまいちぴんとこない方に、試していただきたいことがあります。 私もまだまだ途上なんですが。 それは、糸山先生からアドバイスされた、人工的な時間の編集をしているものを見ないで 一日過ごす、ということ。 私の場合は、時計、パソコンの時計も、携帯、テレビ、ラジオ、音楽。を排除しました。 丸一日できたわけではありませんでしたが、それでも、この日から私は変わってきました。 子どもを朝、起こすのをやめようと思いました。今は全く起こしていません。 子どもにこれを食べろあれを飲め、と全く言いません。 寝なさい、と全く言いません。 何かをしなさい、したほうがいい、とも極力言いません。 こんな例を出してちょっと恥ずかしいんですが、子どものパジャマ、も洗濯籠の 中に入っていなければ洗いません。長女は一ヶ月同じの着てました。次女は もっとずっと長く同じのを着ています。でも私は洗わない。だって彼女たちが 着るものなんだから、自分が洗ってほしいと感じたときにはかごに入れておいてね、 と言ってあるから。これはもう絶対後にはひけません。 次女のパジャマはまた今日もかごには入ってませんでした。 いつかごに入るか毎日とても楽しみにしています。 黙ることがこれほどまでに力があるということを思い知らされています。 こども達は自分で自分の時間を管理し、食べたいものを決め、動きたいように動く。 あ、ごはんはちゃんと作りますよ~!でも前だったら、野菜をたべろ、これをちゃんと 残さず、とかいろんなぐちゃぐちゃを言ってました。 私のようにがちがちに固定観念、親の考え方をそのまま踏襲してきてしまった 方には、時間を見ない生活 の後、黙る生活をしてみることをお勧めします。 そうすると何かが動き出します。 私自身のこころ、思い、そして子供達のこころも、全て、時間を与える、もらう、ことで ゆっくりした生活、それぞれが自分の感情に向き合えることが可能になって いると思います。 そうしてやっと感味力という話に繋がっていくのだと思うのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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