暴力
暴力と言えば「男が加害者、女が被害者」のような言説があります。こまったものです。行政も警察も司法も、そのバイアスの中で動くから、援助が適切で無い場合も多々ある事と思います。けれど、それらの専門家はそのことには気付きません。加害者は否認する、嘘をつく、外面はいい、暴力はくり返される、加害者プログラムは危険・・・だから騙されるな。はやくぶち込め・・・という状況かなあ。これで暴力がなくなればいいけれど。確かに立件されるとほとんど男が加害者だけれども・・。男も「私は被害者だ」とか言っていいのだとか、あまりにしらなさ過ぎますよねえ。ただ、はっきり言えるのは、女でも男でも、弱者に向かうのが暴力で、強者に暴力は振るわないのです。損しますから、無意識にね。で、いろんな人の暴力絡みの話を毎日聴いていると、特にひどい男がとんでもないことをしている・・・というのとは違うケースがほとんど。真面目だけれど、会話が下手、じっと耐えるタイプ、自己肯定感が低く、他人の評価に依存している人が暴力に陥り易いようです。女の話でも男の話でも、冷静に聞き込んでいつたら、辿り着く所は同じかな、とも思います。そんなこんなで、いろいろ伝えたい事はあるけれど、今日はもう眠いので、また明日。