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味くんの家族再生支援日記

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全27件 (27件中 1-27件目)

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５７歳未完成の身体、（裸体に不快感を感じる人は見ないでください。）

充分に仕上げる前に、撮ってしまったので、若干不本意なものではあるけれど、まあ仕上げた時にはまた撮るとして、今回は５７歳直前の身体をアップしてみましょう。もちろん、この写真、画像処理はしてても加工はしてませんので、形態としてはあるがままです。みなさんの感想などお聴きできればと思います。人の身体はかなりの所、セルフコントロールが可能なのではないかと思う私です。形態や健康に関してもです。もちろん身体だけではなく、心も。とは言ってもそれは誰でも簡単に、と言う訳でもないでしょうけれど。自身の身体や心に付いて、理解し受容し、日々対話する事が不可欠。他人にコントロールをまかせたり、他者の評価に依存していては、自身の心身の主としてはあり得ません。そう言う意味でも、ほんとに私はゴウインにマイウェイを生きています。子どもの頃から周囲とは不調和で、私の世界を私のルールで生きています。もちろん人に迷惑をかけるつもりはまったくないし、人が嫌いな訳でもありません。むしろ人は好きなのかも知れません。が、人との関わりはその人と私の関わりでしかなくて、世間との関わりではありません。この辺りが、とても理解されにくいようです。私の言動が理解できず、読み違えたり、違和感を感じたり、憤りや嫉妬という様々な感情を刺激されたりする人も少なく無いようです。まあ、私の裸体にどんな刺激を受けるか受けないか、そのあたりも興味あるスケベな私です。

2011/02/28

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やさしいメンズカウンセリング講座

今日のメンズカウンセリング協会理事会では、四月のやさしいメンズカウンセリング講座のテーマについて話し合われました。決定としてはテーマは「男の子を理解する」となりました。DVや虐待のイメージから離れて、間口を広げてみようと言う事です。男の子の本意や抱える問題を理解するのにメンズカウンセリングが応用できるよっていうメッセージを出せたらと思います。朝昼夜、全四コマ１０時間の講座です。参加費は会員六千円、非会員、七千円　一部参加一コマ二千円です。ちなみに、一コマ目、味沢　二コマ目　濱田　　三コマ目　中村　四コマ目　食べて喋って、　の一日講座です。ぜひお気軽にいらしてくださればと思います。

2011/02/27

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ただいまー

先ほど夜バスで帰りました。帰りのバスは四列だけれどゆったりシートで、比較的楽にすわれました。高速もスムーズで六時間半程度の時間だったのも良かったです。今回は埼玉県の某市でのささやかな集まりに出講しましたが、新幹線を使うのと夜バスを使うのとでは、往復二万円の差がでます。片道十時間かけても一万円のコストダウンが図れるなら、私には充分見合う数字です。それに、窮屈なバスもある意味修行と思えば、なかなか趣があるというもの。もちろん、修行が厳しすぎて本番の仕事がおろそかになっては本末転倒、それはあり得ません。本業のお喋りも、それなりにこなせたし。今日もカウンセリングが二件、メンズカウンセリング協会の理事会とバタバタです。が、今夜は遠来の友との語らいもできそうで、楽しみでもあります。それにしても、なんでそんなにタフなんだと言われることの多い私、私自身なんでタフなのかわからない。と言うより、私にはこれは当たり前で、なんでみんながタフではないのかな、と不思議です。私がこんなにタフなのは・・・あちらのパワーのおかげかも・・・（笑）

2011/02/27

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価値観の解体と再構築と

昔々、学んだ事で、造骨と破骨と言うのがありました。動物の骨は常にミクロレベルでは骨の組織の解体と再生を行っていて、そのバランスが取れているから一定の形を維持できているとの事。解体に比べ再生が遅れれば骨はもろくなりますし、再生が上まれば骨密度がまして丈夫な骨になると言う訳。運動して太くなるのは筋肉だけではなくて、骨も太くなるし、必要に応じてその形態も変わるのではないか、とこれは私の推論です。なんでこんな事を思い出したかって言うと、昨日の女ワークでは、価値観の解体と再構築をテーマにしたから。人は行動する動機にも情動のおこる理由にも、認知やらスキーマと言う、目に見えないプログラミングが作用しています。本人もその事に気付いてなくて、なかなかそれを変える事はできません。けれど、人は人生のステージでは自分を支える価値観だとか自己概念だとかを大きく変えざるをえない節目が訪れます。子どもから大人へとか、独身から結婚へとか、健常者から障害者へとか、細かい変化なら、もっと多くそのステージは訪れているでしょう。その変化がうまくいけばいいけれど、いつまでも過去の価値観と言う枠組みに縛られて、新しい自分を産み出せないまま、苦悩を続けている人も少なくありません。その枠組みは親の呪いだったり、不本意な体験からのトラウマが原因だだったりします。そんな自分を縛る枠組みを解体し、自由で豊かな自分を再生していく事ができたらいいよね、そのためにはまず、その枠組みがどんなものか自分の心を確認する必要があるよねってことで、縛られた心を刺激するようなお便りワークをしてみました。・・・みなさん結構語りがでましたね。きっと自分を縛る枠に気付いてくれたものと思います。もちろん、その解体は簡単ではないけれどね。

2011/02/24

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イノちゃんとの久々の再会

昨年１０月のイノちゃん今日のイノちゃんバナナケーキ今日は久々に朝トレでした。久々なのもあってか身体が重かったけれど、前回よりも一分くらい遅く十キロを走りました。途中昨秋に見たイノちゃんと出会いました。二回りほど大きくなってました。あの時と同じように、エサをねだって近くに寄ってきましたが、エサがないのですぐに離れてひなたぼっこしてました。あの時から四ヶ月ほどだけれど、顔もかなりいかつくなってました。トレーニングの後は、これまた久々のケーキ作りでした。たっぷりバナナがあるので、バナナケーキを作りました。シフォンを少し重くした生地にスライスバナナを加えて焼きました。そこそこおいしくできました。このバナナケーキはお昼からのティータイム用でした。とは言っても、今日のティータイムは予約もなくて・・・誰も来ないかな・・・だったら自分一人で楽しむティータイムもいいな、と思ってたら、ちゃんとゲストはきてくださいました。けれど、ほんとささやかな集まりなので、私も心おきなくお喋りして、すっかりホスト役を忘れて、結局私のためのティータイムになりました。私のお喋りにつき合ってくださったお客さんには感謝です。

2011/02/23

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非課税所得

今日は確定申告で税務署に行ってきました。多少記載漏れがあったみたいで指摘されましたが、いずれにせよ非課税でどうって事ないんですが、と職員。私個人の所得と法人の所得と別会計にしてますが、私が料理教室とかしてて個人事業主として申告するのと、立ち上げた法人の会計でそれぞれ申告してます。もちろん法人も法人事業税はかかりますが、売り上げから経費を引いた、営業利益?は赤字なので、所得税はかかりません。個人事業も非課税の収入です。その収入から事務所建物の借金返済をしていくので、なんと収入が十数万になってしまいます。そういえば、口座残高がなくて、督促状が何回か来たりしましたねえ。これでもなんとかまわせたのは、出講の講師料が二万あったし息子の食事・弁当代として月額二万円徴収しているからかも。とはいえ、ほんといまは人生でもっとも収入の少ない時代のようです。パートと料理教室をしてたときでも七十万くらいはあったしね。センターを立ち上げる前はそこそこ講師依頼もあって、課税収入になり、講師料を源泉で取り返す事をしてましたからねぇ。完全に非課税になったのは、数年前からです。とはいえ、家賃は不要の自宅はあるし、車もないし、旅行や趣味で金を使う事もほとんどないし、衣類は息子や知人の頂き物ばかり、たまに買うのはフリマの百円単位のものなので、私の生活は金があまりなくても回っていくというもの、有り難い有り難い。大病したり、事故にあったりすればたちまち破綻する私の生活です。老後はどうすんのとも言われますが、二十年先のことなんか心配してません。それより、世界が後数年で崩壊する事の方がはるかに心配で、そっちこそなんとかしたいです。けれど、そちらに関して、私は何もできませんしね。まあ、私の人生、いまは楽しいし、不安もないし、なんとでもなりそうな気分です。何の根拠もないけれど。(笑)

2011/02/22

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今夜はとてもねむい

このところ、睡眠時間が長くなっているようで、時には六時間も寝ることがあります。たいていは五時間程度ですが。以前は四時間少しで問題もなく推移してたけれど、最近は四時間では身体がもたないようです。今も、もう眠くて眠くて・・・

2011/02/21

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レターカウンセリングの研修

昨日はレターカウンセリングの研修の日。午前は基礎クラス、午後はワーカー研修でした。どちらもレターカウンセリングにおける援助論の背景を話しました。当事者性であるとか、ジェンターアプロローチ、ナラティプセラピーの応用、などレターカウンセリングで用いることのできる方法についてお喋りしました。その後で、研修生同士のカウンセリングのロールプレイをしてみました。レターカウンセリングの研修ですから、あまり対面のカウンセリングのロールプレイをする事はないのですが。レターカウンセリングだと、時間がリアルタイムの反応ではないので、じつくり考えて書く事ができるけれど、対面だとリアルタイムに反応していく必要があります。その状況では相手の気持ちや自分の気持ちにフォーカスする事が難しくなるし、解決方法を迫る相談者に対して、状況にフォーカスして指示的な反応になり易い事、クライアントにしてみれば、ロープレでは何でも話してもいいと言われても、話せない気持ちがある事などに気付いたりもします。いずれにしても、援助する者としては自分の感情や行動を理解し、困難な状況にある被援助者に対して、受容、共感し、しっかり寄り添う事で、被援助者はエンパワーメントされて、自己決定する事ができるようになると言うもの。援助者は自分の怒りや不安を、相手の問題に転嫁せずに、自分と向き合う事で解決しなくてはならないし、それはとても難しくてしんどい事ですね、と言うような事を話しましたとさ。

2011/02/20

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西へ東へ

昨日も忙しい一日でした。一昨日からシェルター利用の男性がおられる事とイベントが重なったりしているので、けっこうハードです。朝は事務所の掃除が済んだら、ワーク参加の知人の車で四国でのワークに。ワークが終われば車でまた帰りは事務所まで。事務所でシェルターの利用者さんに晩ご飯を用意して、そのままバイクに乗って滋賀県は大津の映画館に。封切りのヒア・アフターです。クリント節でしたまた事務所にかえって、片付けや、朝食の段取りとかして、やつと自宅に帰ったら零時半。ああ。もう寝よう。

2011/02/19

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ハードな一日・・

ふぅ、やつと終わりました。今回のグルメナイト。今回も結構賑やかになりました。それにしても、私も好きやねえ、と我ながら感心してしまいます。何がって、お料理が。一応、居酒屋風のメニューにしてますが、五十品目くらいの品数は用意しています。実際に出るのは作った分の四分の一も行かないので、在庫ができる訳です。この辺り損得考えてたらできるはずもありません。単なる無駄、道楽ですから。もちろん、廃棄することはありませんが、家人がぼちぼち消費してくれると言う訳。さあ、今日は徳島です。今日は仕事ではなく、趣味のワーク参加です。楽しめるといいなぁ。

2011/02/18

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最後の授業

今日は某ＮＰＯのカウンセラー養成講座で最後の授業？を行いました。一年間のおつきあいでした。ロールプレイを中心とした実践クラスの授業でした。理論や技法などを学んだ人たちに対して、カウンセリング実践がどのようなものか伝えるのが私の仕事です。そこでは私は私のカウンセリング実践を伝える訳ですが、それは私流のカウンセリングでしかありません。誰かに教わったとか、伝統とか権威に由来するとかのカウンセリングではありません。とはいうものの、私なりの論理構成や技法は持たせています。それを伝えるのにしばしば用いたのがナラティブセラピーです。精神分析的な技法でもなく、認知行動療法的な技法でもなく（もちろんカウンセリングの中でそれらが必要な時はそれらも使いますが）クライアント中心療法からナラティプセラピーに渉る技法を主に用いつつメンズのスタンスも加味するという私流のカウンセリングをお話ししました。精神分析的な考え方とは随分異なるナラティブを理解するのはけっこう大変だったかも知れません。けれど、その有効性を確信する私は、なんとかそれが伝わるよう、あれこれやってきました。ロールプレイもそんなんありぃー、とか、そんな非常識なぁ、とか受講生は感じたのかも知れませんが・・・・（笑）そうそう、さきほどときどきしんどい時に電話かけてくる方から電話がありました。何やらいつもと違って元気な声です。「さきほど元妻と電話で三十分程あれこれ話したんですよ、先の事だけど、またみんなで飯でも食べに行こうか、みたいな話しになりました。これって家族が修復してるってことですよねえ」との嬉しい報告です。倒産や鬱、そこに暴力があり家族が崩壊しました。九年程前の話しです。私は訴訟も含め闘いや対立を避け、極力修復的に対応するようサポートしました。彼女の不安も強かったのかなかなか関係の改善は難しかったけれど、長い時間をかけるうちに、少しずつ心がやわらいできたのかも知れません。弁護士や当事者支援の方達が対立をあおり、闘いを厳しくする程に当事者の傷つきは深くなり、不信や憎悪が増す事で、修復が難しくなります。その結果子ども達が傷つくという事になってしまいます。胸痛む現実です。少なくとも彼はそうならずに済んだようで、有り難い話しです。それにしても九年の支援が私にいろいろ学びを与えてくれたのも事実で、メンズカウンセリングを確信できるのも、そんな学びが少なからず私の実践にあるからでしょう。カウンセリングや対人援助に興味のある方、ぜひメンズカウンセリングを学びにいらしてくださいね。

2011/02/17

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流れ者

私の父は流れ者でした。島原、上海、戦時中国、鹿児島、広島、と生活の場を移した人生を送っています。広島は因島でしたが、当地に親戚はいませんでした。母親も同じく因島に親戚もなく。ですから、私も当然親戚一同という現場はほとんど体験していません。いわゆる親族がらみのしがらみがない所で自由に生きていたようです。家族も私も。こんな私ですから、今さら親戚一同という行動も価値観もほとんどありません。土着と言う概念で縛られる事もありません。ですからかなり自由である事は間違いありません。もちろんそのデメリットととして、親族の様々な支援や協力が得られないということはあり得ると思いますが、もともとそれはない暮らしをしているので、特に不自由を感じる事はありません。こんな私だから、ひと目を気にせず行動できるんだなとも思います。破廉恥で非常識なくらいに。昔は「売るのはケンカ、買うのは顰蹙」で長い間生きてきた私だけれど、ケンカする必要もなくなったこのごろの私です。ケンカしなくても自分を護れるし、人を攻撃しなくても自分が傷つく事もなくなりましたから。楽に生きていけるようになりました。流れ者・・・・いいですね。別の言い方すれば、異邦人かな。体制に組み込まれずに、勝手に生きている存在でしょうか。こんな今の私から見ると、過去の私は痛々しくも愛おしい存在です。・・・いつも不安で・・・・いつも怒ってて、・・いつも酒に頼って・・・・無謀に生きていた・・青春の私

2011/02/16

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ユングの精神分析

フロイトとちがってユングは無意識を意識に対立するものとは考えず、意識の不調和をバランスさせる補償作用をもたらすものととらえたようです。その無意識は個人的無意識と個人を超えた集合無意識とがあると考えました。全人類が共有するものとして集合無意識があるというのです。世界の神話や宗教に見る共通性や彼自身が体験した不思議体験がそういう考えの元になったのでしょう。その無意識を探るためには非言語的な、絵や音、身体など、様々な感覚を用いて自己表現してもらって、感情やそれをもたらす体験を分析するという精神分析方法が、ユングの考えから導かれていきます。箱庭療法もそのひとつです。ただ、非言語的・主観的な表現なので、表現する者の感情とそれを観察する者の感性が異なると、意味の読み違いがおこり易くなります。ロールシャッハテストは無意味と言う研究データもありました。ですから、私は箱庭だけではないけれど、主観的・非言語的な表現に対して、私が勝手に分析するようなことはしないようにしています。クライアントに言語化を促し、自己洞察を深めるという用い方をしています。こんなやり方って邪道なんでしょうかねえ。そんなこんなを私の事例とすり合わせて説明したのは、某ＮＰＯのカウンセリング講座においてでした。受講生の皆さんいろいろ質問があったけれど、精神医療と心理療法の関わりについて疑問を感じている方が何人かおられたのが、少し面白いな、と感じた私でした。

2011/02/15

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電話相談

昨夜は電話相談で大阪行きでしたが、小雪まう寒さの中、歩いていくのが辛かったですぅ。けれど、電話は二時間で八件、かかりっぱなしの状況でした。行った甲斐がありました。珍しく性通話があまりなくて、DV関係が二件もあるなんて珍しい事態で、本来の電話相談の姿のようにも感じられたり・・・。電話相談から帰ってほっとした所にまた電話相談です。これはいわゆる相談電話ではなく、私の所にかけてくる駆け込み電話みたいなものです。電話で約一時間も話すとだいぶん落ち着いてきて、冷静に考える事も可能になって来ると言う事。電話相談もなかなか大変です。電話で相談を受けるることには随分なれてはきたものの・・・

2011/02/14

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出張ビジテーション

今日のビジテーションは近隣市に出張してのビジテーションでした。もう四年程続いている親子です。子どもも育ち親も育つ様子がとても愛おしく感じられます。たまたま今日のビジテーションはスタッフの都合で私と新しいスタッフが同行することになりました。新しいスタッフにも顔つなぎやら実際のビジテーションを体験してもらっておかないと、些細な事でトラブルになりかねません。子どもさんの安全や親御さんの安心を確かなものにするには、絶対的なサポートが必要です。特に出長とか新しい条件とかになると、不確定要素が増えますしその分リスクが高くなります。事故を起こさない事が何より信頼を高めるには大切な事でしよう。もちろん両親同士の信頼が回復して、第三者の支援がなくても面会ができるようになるのが最善なのですが、離婚に到る傷つきが深いと、当人同士では対応ができないと言う事は充分あり得る事ですし、第三者が間に入る事で、子どもが仲介役をしなくてすむと言う事もあります。しばしば、両親が対立すると、子どもは両方の親を安心させようと、大人の役（仲介）をしてしまいます。緊張し対峙する両親の間では、こどもはどちらにも甘えられないし、自分らしくある事はできません。これではビジテーションの意味が無くなってしまいかねません。そう言う意味で、ビジテーションサポーターには、いろんなスキルが求められます。カウンセリングの基本的なスキル、児童心理の基本、保育の基本、様々な遊びの体験や知識などなど。とは言うものの、特に難しい知識とかスキルではありません、。対人援助をされている方なら、一日程度の研修と実習でできると思います。秋頃にサポーター養成講座を行いますので、興味のある方はその時に参加してくださいね。もちろん、その基本に流れるメンズカウンセリングという援助理論も学んでくれるとなお嬉しいです。こちらは来る四月二十四日に京都で行います。ぜひいらしてくださいね。全国にサポーターが増えて、法改正後の受け皿になる事を願っています。

2011/02/13

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帰りましたよー　新宿では映画を

今朝、未明に京都に着きました。七時間のバスでの行き帰りはさすがに疲れます。ただ、今回行きのバスは、二席一人でしたから、随分楽でした。こんなバスははじめてでしたが。新宿でバス待ちの時間が長かったので、映画館に入りました。ソーシャルネットワークを見ました。頭は良くて、コンピューターの扱いは天才なのだけれど、対人関係がとても下手という、いわゆるアスペルガーっぽいキャラクターが主人公。彼は、フェイスブックを立ち上げてものすごい金を得るのだけれど、それに到る対人葛藤やトラブルがストーリーとなっています。天才的な頭脳と幼い対人関係能力を持つものの葛藤がうまく表現されていました。人の心が理解できない、自分の判断に固執する、そんな彼は私とは随分異なる世界を生きてるなぁ、と感じながら見てました。私は人の心を読み、来談者の対人葛藤を減ずるのが仕事です。アスペルガーとＬＤの違いでしょうか。最大の違いは億万長者と非課税収入ですかねぇ。（笑）ただ、共通するのが、世間とは違う世界を生きていると言う事と、自分に対する絶対的な信頼とを持つと言う事と。さてさて、今日はビジテーション。頑張りまっすぅ。

2011/02/13

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東京で会いましょう

明日は東京は新宿Kネット事務所でワークです。きっと参加者は僅少と思います。ワークではなくて、フリーなトークライブにしてもいいしね。午前は女性ワークを午後からは男ワークを行います。ぜひいらしてくださいね。暴力や家族の人間関係、引きこもりや自傷行為、引き離しや、鬱などの心の問題、などなど、どんなことでも、気軽にお話できたらと思います。参加費、それぞれ二千円です。Kネットで場所は検索して調べてくださいね。お待ちしています。　　

2011/02/11

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男達の成長

昨日、昼は女ワークを、夜は男ワークを行いました。夜はバイクで会場まで移動するのが寒くって（泣）。男達はいわゆるDV加害者と言われる人たちが多く参加しています。長い間別居しているとか、妻が出て行ったまま連絡が無いとか、調停中とか言う、渦中の当事者も少なくありません。昨夜の男達の語りは、久々にうちに帰った、長い間連絡のなかった妻と会えた、妻の気持ちがわかるようになった、妻から手紙が届いた、など、状況や心境が、少しずつ修復的に変化しつつあるのを感じさせてくれました。プログラムの有効性はなかなか客観的には証明しづらいけれど、こうして、それぞれのドラマが一ページずつすすんでいくのは、男達が成長していると言う事の何よりの証しです。ほんとに私もそれらの言葉でたくさんの勇気をもらいます。昨日のワークは、心の動物園というもの。自分の性格や感情のあれこれを動物などに例えて説明してみよう、というもの。犬だったりトラだったり、蛇だったり。自分のなかにもいろんな自分がいる事、それらを理解し、それらにＴＰＯに応じて語らせる事で、対人関係がスムーズになったり、楽になったり、と言う事。人の心の中は多様で複雑。無理して枠にはめるから問題が起こるとしたら、枠をはずして、自由に振る舞う事が大切かな。自分らしく自由である事で、問題が拡大したと言う事はあまり聴きません。自由である事の恐さを自由である事の楽さに変えるのがワークの仕事かな。

2011/02/10

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フェミニストカウンセリングとメンズカウンセリング

フェミニズムは男性支配の構造があるが故に女が抑圧され様々な困難を抱えることになる、だからその構造から女を解放する事で女は問題解決する、と考えているようです。確かにマクロにはそれは事実だと思います。心理の問題はあくまで個人の病理であって社会とは関係ない、とのそれまでのセラピーを男性支配の一部として否定し、女による女のためのセラピーとして、フェミニストカウンセリングができていきました。個人的な事は政治的な事、とのフェミニズムの基本ドグマがセラピーの中でも謳われます。私はメンズカウンセリングと称したカウンセリングやそれに付随する支援を行ってきました。その基本はフェミニズムのドグマは受け継ぎながらも、男性支配の構造からの解放をミクロには女と男の対立とは見ない事です。ミクロとマクロの使い分けです。暴力や引きこもり、虐待や自傷行為など、これは単に男が女を抑圧しているからおこるという単純なモノではなく、様々なファクターが絡み合ってそういう問題が発生する訳で、女と男を分離するだけで解決する問題ではありません。個人の中に男性性も女性性もあれば加害者性も被害者性も存在します。人によってその存在比は様々でしょうが。ですからメンズの場合はミクロの現場を女と男の対立構造と単純に見るのではなく、権力構造や、依存や愛着、の問題ととらえますから、性別に関わり無く、その方に相応しい援助が提供できます。ですから、フェミニストカウンセリングのクライアントは女性でしかあり得ないけれど、メンズカウンセリングのクライアントは男性も女性もあり得ます。実際、私の所でのクライアントは四割が女性です。シェルター利用は圧倒的に女性です。フェミニストカウンセリングが無意味とは言いませんし、その援助論が過ちとも言いません。が、それはメンズカウンセリングに内包されるものだと言ってもいいかも知れません。とは言うものの、フェミニストカウンセリングは政治力もあり女性相談には相当浸透しいろんな意味で影響力を持っています。メンズカウンセリングは国内では私が言いだしはじめたけれど、他にはそれを言う人はいません。私周辺で少しずつメンズカウンセラーを目指す人が出始めたと言う程度です。政治力や経済力などは皆無です。社会的認知もありません。けれど、カウンセリングとしてはナラティブを超えた最先端の（妄想）を突っ走っているつもりです。やっぱ常識的な人にはわかんないだろーなー。まあ、あと二十年経てば、少しは理解できる人も出てくるだろうけれど、今は変人の妄想でしかないよなぁ（笑）

2011/02/09

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男女共同参画

今日は近隣市の男女共同参画審議会に出かけてきました。男女共同参画と言っても自治体によっていろいろあるとは思いますが、国の男女共同参画は時代錯誤と言うか、偏ったフェミニストの意向が強すぎて、本来の男女平等や基本的人権の擁護とは逆行している様に思えてなりません。その点、今日の審議会を持った自治体は、少なくとも審議会レベルでは変なバイアスはなくて、ジェンダー問題に冷静に真摯に対応しているように感じられます。審議会では男女共同参画の基本計画の策定を行ってきましたが、いろんな方面から様々な問題を取り上げ、議論していきましたが、私は男性問題に付いては、私しか発言する者はいないだろうから、積極的に発言するように心がけては来ました。私は気付いた所だけ発言すればいいのだけれど、市の事務方は発言をまとめ、文章に起こしてまとめていくと言う膨大な作業を少人数でやってくださった様で、お疲れさまでしたと言いたい所。それにしてもDVや虐待、親権や親子面会に関して、世界的な動きとはかけ離れた、ひどい人権状況にあることについて、男女共同参画、内閣府、法務局はまったく思考停止状態で、改善される事はありません。むしろ、一部の政治的圧力に流されて分離罰則強化と言う、安直で有害な選択しかしていません。DVにしても虐待にしても、法改正してもしても、ちっとも防止も減少もできず、増え続けています。ほんとに減らそうと言う意志よりも、政治的に有利になるような政策がとられているとしか思えません。ということは、人権、特に親権や面会権、脱暴力支援について、ちゃんと世界の動きを理解できる人を政治家に選び続ける事が、今当事者に求められていると言う事ですね。私の一票では世の中は変らない、と考えているうちは世の中は変らないけれど、みんなが、私の一票が政治家を変える、とみんなで声を上げれば、政治は変わりうるのではないかと思います。当事者は泣き寝入りする必要はありませんね。名古屋の選挙はそれを表してますよねえ。

2011/02/08

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妄想を楽しむ

今日もいろいろとお喋りしてました。私と似たようなＬＤ体験をされてて、社会に適応できない、しないと言う方との妄想談義が楽しく感じられました。妄想が世界を作るというのは私の好きな言葉ですが、想像とか創作といえば聞こえはいいかな。妄想はもっとその概念は広いけれど。嫉妬だったり不安だつたりもありますから。いずれにしても、意識の中で概念を膨らませていく事。ビジュアルなものだったりサウンドだったり、物語りだったりを頭の中で作り上げ、それを身体を使って外に表現していく事で、妄想が現実との接点を持ちます。私は料理をするのが好きだし、オリジナルを作る事も多いけれど、料理はどこでできるかというとまず頭の中です。それを材料をつかって料理にしていきます。教えてた時は頭でできたのをレシピにして、それから料理して修正する、と言う事をやってました。頭の中で世界が出来上がっていくのです。その作業を子どもの頃からトレーニングするのが、絵本の読み聴かせや、自由なお絵描き、おもちゃ遊びなどかもしれません。私もその方も、ＬＤであるが故に授業について行けず、自分の世界で空想して時間を過ごしてました。その空想あるいは妄想の世界が多くの人たちの考える世界とは随分違うから、生きていくのがいろいろと大変だったけれど、死や命の意味を理解し、人々に異質の世界の存在を伝える事も可能だね・・と言うようなお喋りをしてました。人々は現実の世界を生きていると思っているけれど、コンピューターに架空の世界を見せられていたという映画マトリックスの世界と似たようなもので、メディアや教育システムを通じて、近代社会を受け入れるべく妄想を植え付けられ、その妄想の世界を生きているだけの事。私は自分が妄想を生きている事を知っているから、自分の妄想を楽しめるけれど、多くの人は妄想だと気付いてないから、妄想を作り出す連中に容易く支配され、ほんとの自分の人生を失ってしまいます。せっかく妄想の世界を生きているなら、せいぜい楽しまなくちゃね。

2011/02/07

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子どもに会えない親

昨日は親子ネット関西の定例会でした。ビジテーションサポートの仕事があつたので、街頭でのビラ配りはできなかったけれど、ミーティングには参加できました。初参加の方も含めそこそこの人数がありました。ほんと当事者の話しを聴かせて頂くと、胸痛むことばかり。みんな真剣に考え、悩んでいても、ちっともいい方向に行かず、子どもに会えない状況を強いられます。北朝鮮の拉致は騒がれても、国内で何万人と言う子どもが親から引き離されて会う事もできなくなっているということについて、司法も立法もそして市民もしらんぷり。離婚したんだから仕方ないでしょ、単独親権は日本の文化だから仕方ないでしょ、というけれど、北朝鮮とは平和条約もない戦時体制だから、仕方ないでしょ、たかだか数十人で騒ぐ必要ないでしょ、とは言いません。子どもは家のモノでもないし親のモノでもありません。子ども自身のものです。その子どもから親を奪ってはいけません。親がいなくなる事で、様々な問題が発生しています。こんなおかしな法律や制度は日本の伝統でもないし、護るべきものではありません。たかだか明治政府が国民を支配する道具として戸籍制度を作っただけで、日本の伝統なんてチャンチャラおかしい。DVと絡めて騒がれるけれど、厳しいDV法のあるアメリカ他どの先進国でもDVがあつても子どもの権利として面会権は保証しています。安全に会わせるためのビジテーションセンターを作って、司法が面会を命令します。面会させないと虐待として親の権利を剥奪します。日本の被害者支援もフェミニストも、諸外国のそれとは随分違います。まあアメリカがいいと言う訳ではないけれどね。それにしても日本は人権意識は途上国以下の様な気がします。こんだけものが豊かなのに心が貧しい国って・・・そうそう、昨日のビジテーションでは子どもさんが体調不良でキャンセルかって思ったけれど、なんとかしておかあさんも連れてきてくださいました。はじめはしんどそうだったその子も横になって休みつつ、お父さんと静かにお話しているうちに、笑い声が出るようになり、最後はきもちよくハグしてバイバイできました。今日も素敵なお父さんでした。

2011/02/06

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光陰矢の如し

今の事務所に移転してはや一年が過ぎてしまいました。以前は賃貸マンションを使っていたのですが、広さや場所などの事を考えて今の事務所に移転しました。今の事務所は三階一戸建て、駅から徒歩五分という好立地。賃貸ではないので、看板が自由に出せます。随分使い勝手がいいのは実感しています。ただ、借地権付きという物件で、たいした額ではないけれど地代がかかるのと、購入費用が借金によるものなので、賃貸料は発生しないけれど、借金の返済が発生します。月々の負担として少し増えることになりますが、資産として残る事を考えると無駄な感じには思えません。とはいうものの、その負担は額としてはそこそこあって、現在の事業収益では人件費までまかなえません。負担を減らすことはできない以上。事業収益を増やすしかないのですが、商売の下手な私の事どうなる事やら。とかなんとかいいつつも、二度の引っ越しを経ながら再生センターも開設以来八年が経過しました。いろんな方の支援を頂きながら、赤字を続けながらもなんとか潰さずにやってきました。幸か不幸か行政の支援はまったく受けていないけれど、今となってはそれで良かったかなと思います。独自の援助活動ができるし純粋に利用者のための活動にする事ができましたから。政治的なコントロールを受けると、利用者のためではなく、事業活動のための援助になりかねません。これからも、利用者の利用料で事業展開していくつもりですが、多少なりとも人件費を計上するにはさらに利用者の数を増やす必要はあるでしょう。人間関係や暴力問題で悩んでおられる方、困難の渦中にある方はたくさんおられる事と思いますが、適切な支援につながれていない方がほとんどではないかと思います。そんな方がこちらに来てくださればと思います。この八年間、いろいろとあったし決して順調と言えるものではなかったけれど、利用者の方にはそこそこ納得してもらえたのではないかと思います。利用者が大きな事故や事件に巻き込まれる事はありませんでした。カウンセリングはのべ三千件近くになりつつありますし、お便り相談も二千件、ビジテーションも二百五十件ほどになっています。これからもちまちまと活動を続けていきますが、利用者の方はもちろん多くの理解者支援者の方達に助けられつつ、メンズカウンセリングとしての援助実践を重ねていきたいと思います。これからもよろしくお願いします。

2011/02/05

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反社会的・・・・

今の社会に違和感を持ち、適応する事が難しい人たちは、落ちこぼれたり、反社会的存在として排除されたりする事も少なく無いのではないか、と私は考えます。そんな人たちは怒りをたぎらせると、テロリストになったり犯罪者になったりすることはあっても、カウンセラーになる事は少ないのではないか、と私は考えます。ニキ・ド・サンファール、私の敬愛する今は亡きアーティストは「私はテロリストになるかわりにアーティストになった」と言ってたけれど、美貌と才能と財力があったから、彼女はその思いを具現化できたとも言えます。が、単にそれだけではなく、それらにまつわるしがらみと闘い続けた彼女のバイタリティーや確信があればこそ、とも言えるし、彼女の作品や言葉の中に、それは矛盾する事なく存在します。私には、財力も美貌？もなくて、多少言葉に関する特殊な才能があるだけで、それはなかなか見えるものにはなりません。で、私の反社会的？な言動の意味が多くの人には理解できないようで、理解できないものに対して、都合良いラベルが貼られるようです。（笑）社会の様々な価値観に従わず、好き放題に生きている私が楽しそうにしている事が理解できず、受け入れる事もできない、そんな人は私に適当にラベルを貼って、勝手に納得しているようです。私にはどうでもいい事だけれど。先日は社会に適応したく無くて、とても困難を抱えている方とお話ししてて、過去の私を見てるようで、とても愛おしく感じました。適応なんかしたく無いよねー、適応せずに生きていこうねー、と妙に盛り上がりました。もちろん適応するのもその人の人生で、それも回復のひとつのあり方で素敵な事ですが、適応するかしないかでゆれてる人もまたいていいし、適応を拒否して反社会的な価値観で生きていてもまたいいと私は考えます。クライアントの社会適応をめぐって、どのスタンスでもOKと思える私ですが、私が反社会的な価値観を持っているが故にそれも思えるのかな、と思います。

2011/02/04

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安定的なパーソナリティー

人の精神状態は浮き沈みがあって、高揚し多幸感や全能感に満ちあふれる時もあれば、ふさぎ込んで無力感・絶望感に苛まれる時もあります。人によってその振幅の大きさ、波の長さは様々。どれがいいでもわるいでもありません。けれど、その波の激しさや波長の長短によっては本人も混乱したり周りも対応に苦慮する事もあり得ます。そんな時は何らかのサポートなり、日常を離れた時空が必要なのかも知れません。それはそれで当事者と援助者との関係の中で関係性は成り立つものです。けれど、その関係を成り立たせるためには、援助者は安定し自己一致、自己受容できている事が不可欠です。これはロジャースの言う基本中の基本です。カウンセリングだの心理だの学ぶ人は知識としてはその事は頭に入ってるはずですが、自分の身体感覚が獲得しているものではないので、現場では知識とは異なる反応を起こしてしまいます。それが情動とか、感情とか言うもののややこしい所です。某大学の心理学の先生が、変容しないクライアントに怒りをぶつけてコントロールしようとしてたり、クライアントに感情を見透かされるのを恐れて、技法だけで対応しようとするカウンセラーがいたりとか、いわゆる資格や権威を持っていても、基本ができてない人は、ほんとの意味でのカウンセリングは難しいもの、と私は考えます。私の講座や研修などに学びを求めてきても、実生活では知識とは裏腹な行動をしてしまう人が少なく無いと言うより、むしろ多くの人がそうなってしまうものと言う事をいやと言う程実感する私。巷のロジェリアンがふんふんと言って傾聴しているような振りをしているのは、私には嘘くさく感じられて仕方ありません。ロジャースなら、そんなことはせんだろう、という思いが私の中にはあります。クライアントの語りに心動かされ、学びや気づきを得るだけでなく、喜びや苦悩もともにし、なおかつ、まきこまれて自身の感情がコントロールできなくなったり、援助ができなくなったりする事も無く、態度もぶれる事無く、自身の存在や主張を安定的に維持できる・・そんな援助者、カウンセラーでありたいと願う私自身です。そして、そんなカウンセラーを育てたいと夢想する私。もしあなたが、魂のカウンセラーになりたいなら、ぜひ私の関わる講座、研修会にご参加下さいね。４月２４日（日）あさ・昼・夜のメンズカウンセリング講座としてのセッションがあります。知識はキャンパスやテキストで得られます。それでは得られないカウンセリングスピリット、情動部分での体得を求めるならぜひどうぞ。援助者にならないとしても、獲得できた自身の安定的なパーソナリティーは、対人関係においても自身の日常生活においても、ご自身だけでなく周囲の人にも多くの幸せや喜びをもたらすのではないか、と私は感じます。

2011/02/03

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日々修行

朝事務所に着いたら、まずお掃除です。掃除機転がして、ぞうきんがけして、ほぼ一時間。メールチェックしたり、お便り相談の事務処理したり、ネットのラジオで音楽流しつつ、コーヒー飲みつつ。午前中に電話カウンセリングが一件。お昼はバナナ一本、トースト一枚ですませて午後から、新聞の取材・・要は家族の問題を抱えた当事者を紹介してほしいと言う事。記者は家族の問題とは・・・孤立する当事者の問題・・・の様に理解しているみたいで、例えばどんなケースがあるのか、と執拗に聴いてきます。私は孤立させる社会の問題・・・と理解しているから、例えばと事例をあげる事には意味が無い、と言うんだけれど、なかなか伝わらない。背後の問題を理解した上で事例を語るのは意味があるけれど、何も知らないで事例だけ見ても、本質は見えない、と言うような事を言ったけれど・・・？まあ、当事者紹介はするけれど、と答えてはおきました。その後は、地代を払いにいったり、私書箱によったり、とバタバタしてました。で、家人の晩ご飯の準備が終わる頃にはいい時間です。晩ご飯の後は、仕事の打ち合わせをかねてお喋り。話しが弾んであっというまに二時間。帰ってニュース番組見て、お風呂に入ったら、もう日替わり。息子のお弁当作ってプログを書き出したと言う訳。こうして日々たんたんと過ぎていきます。やりたい放題なのでストレスも無く金もなく。けれど、身体や心は修行の甲斐あってか、特にトラブルもなし。明日は朝トレできるかな。

2011/02/02

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冬の朝トレ

昨日朝もランニング、その4日程前は風邪でお休みして再開初日のトレでした。その時よりも少し楽になってました。が、走る事自体は、しんどいと言えばしんどくもあるのですが、走ってるうちに充実してきて走り終わった時の達成感や、身体の疲労感が心地よいのも事実です。そして何より、日常生活が楽なのもあります。階段の上り下りやちょっとした徒歩、荷物運びなど、ああしんどー歳だぁという事がありません。もともと腰痛持ちで、ランニングをさぼると腰痛がでてきます。ランニングを続けて最近は腹筋もやっているので、ここ半年、腰痛は出てませんねえ。身体を管理すると言う事がどういう事か、理屈ではなく長年の実証としての結果を生きているという面白さも感じてます。以前私の肉体を写したプロのお友達にまたお願いをしてみるつもりだけれど、うまくいけば、今度の誕生日あたりにはメモリアルフォトをアップできるかな。絡みの無いシングルボディーになりますが、実際写してみるとどんなになるのか、私も多少はドキドキかな。あれから１５年程になるのかな、その時間の意味をあらためてとうてみたいとも思います。

2011/02/01

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