味くんの家族再生支援日記

2006/02/26(日)09:43

女性差別

メンズカウンセリング(370)

昨日は某県の男性相談と男性支援の講座に出かけました。電車で移動した私は見なかったけれど、日教組の集会にあわせて右翼の街宣車がくり出して、国道は大渋滞だつたとか。 日教組粉砕を叫ぶ彼等は、日教組を力あるものとか影響力あるものとか思い込んでいるのかも知れないけれど、彼等には何も力は無くて、おろおろしてるのが現実と思います。 かといって、街宣車をくり出す右翼の気持ちもなんとなくわかるけれど、主張はようわからんです。日本人のアイディンティティーにすがる彼等には、グローバルな価値観を理解してもらうのは難しいのかも。 なんかこのあたりの理解し合えない関係は、フェミニストと、フェミニストをフェミナチ(フェミニズムはナチズムだという)と言いつのる者たちの関係に似ているように思う。 私はどちらも好きな所と、嫌いなところがあって、どちらか一方が正しいとか好き、ということはありません。 嫌いな所は、どちらも思い込みが激しくて、相手を客観的に理解し冷静に対応する事が出来ない、白か黒かの二項対立的な見方しかできない、という所。 好きな所は、自分の価値観に自信を持っている事。この事自体は運動をすすめるにはとても大切な事。でないと続けられないし、人にも伝えられない。 フェミにしても民族派にしても。 そして私は、そのどちらも持てる自分でいたいと思う。確固たる信念と勇気と自信。そして冷静な判断を可能にする客観性、科学的思考力。 残念ながら、今の多くのフェミニストは客観性も冷静さもなく、当初の差別に対する義憤やら抑圧されるものに対する共感、が、社会的認知とともにヒエラルキーの抑圧構造に自ら加担していく専門家に成り果てる事で、すっかりなくなってしまった。結果、当事者からの共感を得られなくなってしまったのでは無いか。 そして、主観的な「男は敵」というイメージだけが流布された事になり、民族派が、それに反対する感情をつのらせたのだろうと理解します。 差別はなくさなくてはならない、それは性差別だけで無く、いろんな差別全てをなくさなくてはならない、その部分にもちゃんと言及していれば、もっと議論はかみあうと思うのだけれど・・今のままではねえ。 みなさんどう思われます?そうそう、私は明日お引っ越しなんだけれど、ADSLのお引っ越しがすこし遅れそうで、いつ開通するかよくわかりません。ISDNではつながれると思うけれど、パソの移動やら設定の変更やらでブログ更新がしばらく出来なくなるかも・・・。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る