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テーマ:心の病(7503)
カテゴリ:メンズカウンセリング
不安の時代。いろんな事件が報道され、あたかも自分が明日にでも被害者になるのでは無いかと心配し、不安を感じる。親は子供を囲い込み、大人達は他人を信頼する事を忘れてしまう。
被害者意識をつのらせた大人達は善意で、正義で、信頼できない人達を裁き、攻撃し、排除する。外国人、活動家、マイノリティー、変態、排除の対象は次々にあらわれる。マスコミが必要に応じて作り出す。 異常犯罪が増えている?昔から猟奇殺人はある。凶悪犯罪がもっとも多かったのは50~60年代。自殺や交通事故は増え続けたけれど、猟奇事件が増えている訳では無い。 実際平均余命は伸び続け、幸せを享受しているはずなのに、不安で仕方ないのは、不安が金になるから、誰かが不安のタネを蒔いて、それをかねに変えて収穫する者がいるから。 猟奇事件で死ぬ数より、交通事故で死ぬ数の方がはるかに多いのだから、子供を囲い込むより、車を手放そうと言う方が現実的。なのにその事に気付かないのは、車の映像は悲劇としては流されれないから。猟奇事件は人々の無意識の欲望に訴えるから。 ゆがめられて届けられる情報に惑わされた大人達は子供を囲い込み、自由に育つ事を許さない。心の翼を広げられないまま育つ子供達も身体は育つ。 やがて囲いを出た時に、もう翼は広がらない。飛び立てない。囲いの外は怖くてたまらないから、自分一人では何が起るかわからないから。自分に自分を守る力があるとは思えないから。 不安にしがみついて生きるしか心の回路が働かない。翼を羽ばたかせ自由に飛ぶ事もできない。飛べない歩けない不安な自己。生きる事さえ難しくなる。 不安の時代 さてあなたは 飛び立てないままの人達にどう向き合いますか お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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