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カテゴリ:日記
私は三月生まれです。身長も低く前ならえの時はたいてい両方の手を腰にあててました。おまけに頭の成長もゆっくりしていたようで、何をやっても人に劣ってしまいます。
「あなたが努力しないからできないのよ」「だれでもやればできるのに、あなたができないのはやろうとしないからよ」「おにいちゃんはできたのにあなたにできないはずはない、がんばれ」教師からはこんなことを言われ続けました。 誰一人として、「やったけれどできなかったね、よくがんばったね」といってはくれませんでした。世の中にはやらなくてもできてしまう人もいればがんばってやってもできない人もいます。結果はさておいて、プロセスに着目してそれなりに認めてくれる人はいませんでした。 そして、さらに、できてもできなくても、どりょくしてもしなくても、あなたのままで大丈夫だよ、なんて言ってくれる人はいるはずもありません。 私は算数を放棄し国語を捨て、学ぶ努力も放棄しました。六年生の漢字テストは毎回白紙でだしてました。壁に貼られた成績加算グラフの赤い線はとまってました。どのみち結果は出せないんなら、努力しても無意味だと理解しました。 勉強したくないんなら外に出なさい、という教師の声に「おう、でちゃるわいー」と言って机と椅子を廊下にだして授業をボイコットしてた時期もありました。 私は小学生の頃から、学ぶことを嫌悪し、学べない自分にコンプレックスを持ち、学んでいい成績を取る普通の人に嫌悪感を感じるこどもになってしまいました。 あと二週間遅く生まれてたら、こんな?人生にはならなかったでしょうねぇ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/07/07 02:47:55 AM
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