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カテゴリ:メンズカウンセリング
虐待防止のホットラインのワーカー養成のための研修を行いました。えんえんと5時間にわたって、研修をしました。電話相談の位置付や原則、実際の実技などについて研修をすすめました。
研修生はお便り相談のワーカーなので、カウンセリングの理屈はすでにわかっています。ですから、あとは、リアルタイムな反応に対するための実力を身につけるだけです。 理屈を2時間、ロールプレイを3時間ほど。虐待をテーマにしたロールプレイを行いました。とどのつまりは傾聴です。なまじ知識や体験があると、傾聴を忘れ、指導や更正、教育に傾きがちとなります。 正論で追い詰めたり、上から説教や分析をしないこと。相談者の気持ちに寄り添い、相談者の自己決定をめざすための心の援助をすること、などでしょうか。 いわゆる加害者と言われる人達に対して、多くの人は説教や指導をしたくなるようです。それで、問題は解決するのでしょうか・・・。残念ながらそうではありません。説教や指導は無意味です。虐待防止法ができたにも関わらず虐待事件が減らないのはそういうこと。 ほんとの援助ができる人があまりに少ないということですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/10/16 02:32:41 AM
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