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カテゴリ:日記
先日地元紙に顔写真入りの人物紹介記事が掲載されました。一週間ほどになりますが、その事で特に電話が増えたり、仕事が増えたりは一切ありません。顔写真はともかく、もちろん記事の文章そのものはコンパクトにまとめられて、問題もありません。
たちまち何の形にならなくても、取材についやしたコストもないし、リスクもないから結果が現状と変わらないにしても、何の問題もありません。 けれど、たぶん、地元市民の心の底には私の名前なり活動なりが薄い記憶の断片として沈んで固定されることでしょう。いつか何かある時に、その記憶が引き出されて形ある思考に転化するのだろうと思います。 私の活動が社会に認知され、経済的な評価も得られるようになるまでにはまだまだ時間はかかるものと思います。それまで、ちまちまと活動を続けるだけで無く、活動の意味や実態をメッセージしていく必要はあるでしょう。 そのためにはマスコミと上手におつき合いする必要があります。 で・・・11月は虐待防止月間ということもあるのか、家族問題に関する取材の依頼がK紙とA紙からありました。私に対する取材であれば簡単に事は進められますが、当事者に対する取材依頼となると、こちらも慎重になってしまいます。 取材ではなした内容とは違う文脈で語られたり、書いて欲しく無いことまで書かれていたりすることもあるし、本人は良くても、周囲の人達が予期せぬ反応をしたりする事もあるからです。 けれど、ことの真実を一番良く知っているのは当事者であるから当事者の話を世間は聴いた方がよい、というのが私の持論ですから、私は当事者の語りをできるだけメディアにのせたいと思います。またできるだけそういう方向で記事が書かれる事のために、私なりに働きかけたいとも思います。私の思いが少しでも記事に伝わるといいなと思います。 みなさんが虐待や暴力がらみの記事を読まれたら、私のことを少し思い出して下さるとうれしいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/10/21 12:37:36 AM
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