|
カテゴリ:メンズカウンセリング
今日は某市での男性相談セミナー最終日でした。二十名ほどの参加者で、三時間という時間もあっという間でした。
この講座は連続五回の講座でしたが、ゆくゆくは男性相談のチャンネル開設のための準備作業的な意味も込められています。 とかく相談と言えば社会的弱者とされる女性のものというイメージがあるし、実際行政は法的制度的に女性相談のチャンネルしか持ってない所がほとんどです。 けれど、自殺にしても心の病にしても、事件事故にしても、そこにジェンダーという男の社会病理が大きく影響している事は明らかです。またそれは経済社会の変化に連動もしています。 単に善悪とか教育とかしつけとか人間性とかいう個人の問題としてとらえていては解決はしませんし、厳罰化だけではさらなる被害者が生まれる事は日を見るよりも明らかです。 男性論と援助を組み合わせたメンズカウンセリングによる男性相談が広がる事で、加害行為を含めた男性の問題行動を抑制する(有効性としての数字はいろいろあるとして)ことは可能と確信しています。 それにしても、今日は私の所のスタッフのOさんの語りに真摯に心傾けてくださった参加者に深く感謝しましたし、何より、男性支援のツールに様々な所で理解されがたい先駆的活動をしている私を選んでくださった講座担当者と、ご当人を暖かく見守って下さった関係者各位の勇気と英断に、感謝と敬意をお伝えしたいと思いました。ありがとうございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[メンズカウンセリング] カテゴリの最新記事
|
|