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カテゴリ:メンズカウンセリング
ここ数日のうちに立て続けに離婚に関するカウンセリングを数件行いました。再同居を視野に入れた離婚にとすすんだケースもあれば、離婚が前提で別居していたけれど再同居にという場合、再同居を前提に別居していたけれど離婚にという場合、などなど状況はそれぞれ異なります。
いずれも暴力がらみです。DV男は変わらない、逃げたら完全に遮断すべき、再同居は危険、などなど、世間ではワンパターンの言説がDV相談員という方の口から語られる事が多々あるようですが、現実のケースは実に様々。 私がいずれの場合でも変わらず言い続けているのは、離婚するにしても再同居するにしても、お互いが納得して、これ以上傷つけ合わないという枠組みを作った上で決めてほしい、ということと夫婦関係と親子関係をわけて考えてほしい、という事。 弁護士が入ると双方代理の禁止があることや法的対決で争うのが弁護士の仕事であるから当然と言えば当然ですが、クライアントにすれば法的決着がついても、心理的には双方が大きく傷ついてしまうという事がしばしばあります。 弁護士が法的な支援をするのはかまわないとして、心理的な対立や無意味な傷つきを防ぐためのメンタルサポートの必要性がもっと認知されてほしいし、そういうサポーターが増えてほしいとも思います。 まあ、そういう意味でも弁護士が私にクライアントに対するメンタルサポートを依頼する事があってもおかしくないと思うけれど、その事に気づいている弁護士っていないのかなあ、と不思議に思います。弁護士もメンタル面での対応が大変だろうにねえ。 いずれにしても、離婚や暴力に関するメンタルサポートができるサポーターを増やさないとねえ。もしあなたが、そんなサポータになりたいと思うなら、五月の連休に行うメンズカウンセリング講座は値打ちあるかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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