味くんの家族再生支援日記

とても精巧で宇宙の果てからとどく未知の素粒子の検知ができる受信機は宇宙の成り立ちやこれからの世界を予測するにはとても大切で、人類にとってはとても大切なんだけれど、多くの人は未知の素粒子の存在には意識もいかないし、その受信機の意味も使い方も分からず、たたき壊したり、どぶ池に捨てたり、ほこりにまみれさせたりしています。

もちろんそんな受信機だけではなくて、人の神経のシナプスに未知の波動を伝えて、ドーパミンやら時には神経全般に作用させてエンドルフィンを放出させる、そんな、波動神経エネルギー発生装置もやはり使われる事もなく、土砂に埋もれたり海の底に捨てられたりしています。

いったい何万個のそんな貴重な装置が厄介者として、ゴミとして捨てられ、つぶされた事でしようねえ。もちろん捨てる方も使い方も意味も分からないから捨ててしまうってのも仕方ない事ではあるけれど。

いつになったら、人類はその意味や使い方を理解するんでしょう。ルーシーから三百万年、イブから十万年、キリストから二千年、2001宇宙の旅から四十年。コンピューターではできない仕事ができるのは、人、ということがそろそろわかってもいい頃なんだけどね。

今日私が手にしたマシンは壊れる寸前の人間関係認識装置、高度なセンサーが複数ついていて、メンテナンスもされずにまともに動いたこともなさそう。もったいない！まあ普通のセンセには理解する事も扱う事ももちろん修理は無理。私はその仕組みが手に取るように分かるので、セルフメンテナンスシステムを組み込んでみました。

ちゃんと動くようになれば、いろいろとオートシステムで計測してデータを見せてくれそう。楽しみー。