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テーマ:家族(111)
カテゴリ:エコクッキング
今日の料理教室のメニューは大根特集。ぶり大根、揚げ出し豆腐のみぞれあん、大根つみれ汁などなど。大根は地元農家の直売で、特大B級品の特安品。 家庭料理をみんなで作って、わいわい言いながら食事して楽しむおじさんたち。こんなおじさんが増えたら日本も変るのにねえ。 フェミニストが肩に力入れて、多少は政治的にも政策的にも影響力はあったとは思うけれど、婚活が言われるように結局女たちは、働く事より、結婚という制度に逃げ込んでしまう現実。人々の意識はほとんど変ってないということかなあ。 人々の意識を変えるには知識領域に働きかけるより、身体感覚や無意識感情領域に働きかける方がより有効と判断する私。 そのためには、体験学習を通じて生活モデル、人生モデルを実感するのが近道とも思います。難しい理屈を聞くより、いっしょに楽しんで身につける方がどれだけ確実か。 そう言う意味でも、男たちが生活の意味を理解することは女たちにとっても大切な事。十四年まえの某市の審議会で、男のための講座を開いたらどうかという私の提案に、「男が楽になろうなんて百年早い」と一喝罵倒した某フェミニストカウンセラーは、まだ言うのかなあ、男が楽になろうなんて86年早いって。 すべてのフェミニストがとは言わないけれど、男が家庭領域に入る事の意味について、ほとんど理解できていないフェミニストが多いから、フェミニズムの目指す地平が理解される事もなく論理破綻してしまったんだよねー。 男の家事育児、男のシャドーワークこそ評価されるべきなのに、男をアカデミズムやら権力指向で評価するフェミニストが多いから、結局女も男も変らんし、差別も抑圧もなくならんもんねー。 アメリカではういきゃんちぇんじらしいけれど、日本ではねえ・・・・。少なくとも私は二十年前にあいきゃんちぇんじではじめて、とってもハッピーにやってるし、のーぷろぶれむでやれてます。それというのも、手作り生活ができるからでしようかねえ。 百円の大根であれこれ作って楽しんで・・そこで語られた内容にインスピレーションを刺激されてフェミニスト批判をしてしまいましたねえ。ほんとはぶり大根の作り方でも書こうかな、と思ってたけれど、はじめから終わりまで脱線しちまったい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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先日、新聞に3割の男性が主夫賛成と出ていましたね。今は共働きが普通になってしまったし、男の人が社会的な部分で自己実現することは、難しいんですよね。権力を握っても、いつそこから引き摺り下ろされるかわからないわけで、おそらく権力や地位をもっている男の人たちでも、内心は子犬のように怯えているでしょう。
これからは、男は特権という意識を180度変えなくてはなりません。男の特権を握ることができる男はほんの一握りですし、握ったとしても幸せではありません。女性を規範にしてジェンダーをとらえなおすと新たなものが見えてくるのではないかと思います。 僕の敬愛する加藤幹郎先生もおっしゃっていることですが、男は戦う性なんですね。だけど、僕は、子供の頃からスポーツや喧嘩ができず、戦ったり争ったりが好きではなかったため、男は損だと思っていました。女性のほうが戦うプレッシャーをかけられないから特権だと・・・これからはそれを訴えていきたいんだけど、まだまだ難しいのかな。 (2009/01/21 05:38:32 PM)
>意識を変えるには知識領域に働きかけるより、身体>感覚や無意識感情領域に働きかける方がより有効と>判断する私
お料理(食事の支度)の出来る男は、きっと、暴力しないでしょうね。 お料理って、必ず食べる人を意識しながらやりますし、火はあるわ刃物はあるわ生体解剖はあるわ、もし料理人が暴力人間だったら、事件ぎりぎりで危なくってしょうがない。 その危なさも意識しなければ出来ない料理できる人は暴力しないと、仮説するわけです。 掃除も洗濯も親類付き合いも、きっと家族を、少なくともそのうちの誰かを意識しながらしか出来ない。 と、いうような生活を、知り合いは続けていて、見ている私は、料理する人に悪い人はいない、と確信しているのですけど。 (2009/01/21 08:07:10 PM)
MAYUさん
>先日、新聞に3割の男性が主夫賛成と出ていましたね。 時代は変わりますよねえ。若い人は現実に時代の困難を感じてますからねえ。もちろん、二極化してるんでしょうが。 >今は共働きが普通になってしまったし、男の人が社会的な部分で自己実現することは、難しいんですよね。 男にとっても厳しい時代ですね。 >これからは、男は特権という意識を180度変えなくてはなりません。男の特権を握ることができる男はほんの一握りですし、握ったとしても幸せではありません。女性を規範にしてジェンダーをとらえなおすと新たなものが見えてくるのではないかと思います。 その通り、女性のライフスタイルにいろいろ学ばさせて頂いた私です。 >僕は、子供の頃からスポーツや喧嘩ができず、戦ったり争ったりが好きではなかったため、男は損だと思っていました。女性のほうが戦うプレッシャーをかけられないから特権だと・・・これからはそれを訴えていきたいんだけど、まだまだ難しいのかな。 ーン、まだ簡単には通じないだろうけれど、だれかが言い続けなければね。 ----- (2009/01/21 09:11:52 PM)
自分自分さん
>お料理(食事の支度)の出来る男は、きっと、暴力しないでしょうね。お料理って、必ず食べる人を意識しながらやりますし、火はあるわ刃物はあるわ生体解剖はあるわ、もし料理人が暴力人間だったら、事件ぎりぎりで危なくってしょうがない。 まあ、一概には言えないにしてもそういう傾向はあると思いますねえ。 >掃除も洗濯も親類付き合いも、きっと家族を、少なくともそのうちの誰かを意識しながらしか出来ない。 家事育児は人間関係そのものですからねえ。 >と、いうような生活を、知り合いは続けていて、見ている私は、料理する人に悪い人はいない、と確信しているのですけど。 家族を抑圧する人は家族のための無償労働はしないですからねえ。 ----- (2009/01/21 09:18:42 PM)
自分自分さん
>>家族を抑圧する人は家族のための無償労働はしないですからねえ > >このフレーズ、感動しました。ありがたく頂戴します。 はい、どうぞ、いろんなところで使ってください。 ----- (2009/01/21 11:50:23 PM) |
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