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テーマ:心の病(7496)
カテゴリ:メンズカウンセリング
今日は女のグループワークでした。三回目のテーマは感情に気付くだったかな。私たちは状況を理解しようとする性質があり、対象に着目するという行動になります。猫が動いている猫じゃらしに気をひかれ、腕をのばそうとするのに似ています。学習というより、DNAに組み込まれた性質かも知れません。
この対象に着目するという性質が元々にあり、目に見えるものや聞こえるものが対象になりやすいのですが、学習によって、人間関係やら評価やらの抽象的なものにも対象が及ぶ事になります。これが心理学で言う認知とかスキーマとかいう概念になります。 生育の中で学習する価値観やスキーマ(行動図式)はその人の人生にずっと影響していきます。ゴキブリが汚い怖いという反応はDNAの中にあるのではなく、学習によって引き出された反応です。カブトムシや蛍をみて、汚い怖いという反応にはならないからです。 今日のワークではそんな認知を「誰かにかけられた呪い」として言語化してもらいました。親や教師の言葉でこんな気持ちになり、こんな思いに縛られてしまった自分がいる、と話してもらいます。 さすがに女ワークです、母親らしく、とか、女の子らしく、お姉さんらしく、とか言う言葉を聞かされ、優しくあること、控えめである事、従順である事、世話役であること、などの呪いにかけられてしまいます。 そんな女の呪いが、自身の自己肯定感の充足を阻み、自己実現を難しくします。ひいてはそう言った役割意識に縛られながらもそれを十分にこなせない自分自身に大きな自己不一致を感じ、自己嫌悪や、罪意識を背負う事になってしまいます。 ワークではその呪いを解くために、とりあえず、呪いを語り、呪いに縛られない生き方考え方も話してもらいます。ちなみに私は教師に「アホな私は何をやってもだめ」という呪いをかけられたけれど今は呪い返しとして「私はアホだからみんなと同じにできなくて何がわるい」とか「アホなわたしにしかできないことがある」として「天才バカボン」を自称しワーク名は「天災バカボン=できんちゃん」としています。 参加者の中には呪いから解かれて「解呪=げじゅ」ふわっと楽になれた様子を語ってくださった方もいて、随分と私の心も心地よくさせて頂きました。まだまだみなさんの解呪が達成されるには時間はかかるかもしれないけれど、語り合う事でその方向に歩いて行けそうな、そんな気持ちにはなって頂けたのではないかと思います。 ほんと一人ではないってこと、大切な事とあらためて実感させられた私です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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私もたくさん「呪い」はかけられてきました 「だめ」とか 「あほ」とか「醜い」とか 祖母やおばたちには言われてきましたから・・・・そして無意識に自分の子供に「マイナスメッセージ」を送っていることもあります
まず 自分がその「呪い」を解くことが大事ですね そして呪いをかけた人が ありのままの自分に満足できなくて あちこちにストレスぶつけまわった哀れな人たちなんだと理解することも必要ですね (2009/05/14 10:51:23 AM)
私も、呪いにかかっていたのでしょうね。 思春期に入って、親や大人社会への反抗の形で、 同世代の仲間とともに、自分を獲得した気がします。 1970年代後半、なかなか離脱できない同級生の中には、高校で、流行に走るかように校内暴力をした。 教育現場の管理的教育(生徒への縛り)の反抗。 思春期が呪いとの格闘の戦場となるのだが、 すべてが上手くいかないようですね。 摂食障害、ひきこもりなどなどもそのひとつでしょう。 (2009/05/14 11:49:32 AM)
gakuazisaiさん
>私もたくさん「呪い」はかけられてきました 「だめ」とか 「あほ」とか「醜い」とか 祖母やおばたちには言われてきましたから・・・・ そうですよねえ、家族から言われるから、呪いは協力ですよねえ。 >そして無意識に自分の子供に「マイナスメッセージ」を送っていることもあります そこなんですよねえ、呪いの連鎖ですよねえ。かけられた事にも気がつかないですからね、たいてい。 > >まず 自分がその「呪い」を解くことが大事ですね そして呪いをかけた人が ありのままの自分に満足できなくて あちこちにストレスぶつけまわった哀れな人たちなんだと理解することも必要ですね そう、そこに気付く事がたいせつだけど、なかな一人では気がつかないですからねえ。気付かせてくれる人や場、は貴重だと思います。 久々のコメント嬉しいですー。ありがとう。 ----- (2009/05/15 12:56:23 AM)
さくら海老☆”さん
>私も、呪いにかかっていたのでしょうね。 >思春期に入って、親や大人社会への反抗の形で、 >同世代の仲間とともに、自分を獲得した気がします。 そうですか、たいていの人は呪いをかけられますが、反抗する力があり、仲間がいたというのはラッキーでしたねー。 > >1970年代後半、なかなか離脱できない同級生の中には、高校で、流行に走るかように校内暴力をした。 >教育現場の管理的教育(生徒への縛り)の反抗。 あの時代の生徒には反抗する力はありましたよねー。けれど、なかなか完全に解呪するのは難しい。あれから以降、呪いは強まり、人々はさらに、呪いに支配されるようになりましたからねえ。 > >思春期が呪いとの格闘の戦場となるのだが、 >すべてが上手くいかないようですね。 そうです、呪い解き・・解呪の専門家がほとんどいないすからねえ。 >摂食障害、ひきこもりなどなどもそのひとつでしょう。 そうでしょうねぇ、最近の若い人たちは大変ですよねえ。怒りを外に向ける事すらできなくなってますからねえ。 ----- (2009/05/15 01:05:04 AM) |
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