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テーマ:DV・虐待(98)
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昨夜は男ワーク二回目。遠くからの朋も含めた初参加の方が3人。それに久々の参加者もおられたりして、賑やかな集まりになりました。ファシリはNさん。とは言うものの、たまたま会場の都合で時間が短かった事もあり、近況報告や自己紹介をするために一人ずつ話して一巡したら、一時間すぎてしまいました。
あとは、三~四名のグループに分かれてのテーマに沿った語り合いに。ほんとにみなさん話す話す・・。世間でいうDV加害者のイメージとは随分違うイメージを感じさせる男たちの語りの場でした。 そのあと、また全体にもどって簡単にシェアリングのあとに簡単な儀式をして終了しました。それにしても、みなさんよく語ります。自慢話でもなく、説教でもなく、批判でもなく、自分の体験や自分の思いを切々と語りつつも、これからの自分をも語り始めます。 一年前には命からがらワークに参加した方が、いろんな苦難を耐え抜いた今、新しい恋人ができたらいいな、との発言にはみなさん思わず拍手・・。 確かにみなさん自身の暴力の問題は理解し、反省し、非暴力への努力を重ねておられますが、彼らをめぐる世間の認識や言説、対応はかなり理不尽、不条理なものがあります。DV男は変らない、問答無用、一切妥協も交渉もせずともよい、との一方的で偏見に満ちた認識があります。 この認識があるから、彼らを非暴力に変容させる価値観も援助者も生まれませんし、DV男が減る事もありません。ラベルを貼る事に血眼になるのではなく、非暴力・脱暴力への歩みを共にする援助者こそ求められる現在です。 多くの男たちが自分と向き合い、自分を変えつつある姿を見るにつけ、私の援助論に確信を深めます。加害者プログラムにアプローチしたけれど長年やって撤退する人もある中、この十年間細々とだけれど、確実に続けてやって来れただけでなく確信を深める事ができたその援助論について、世間に広く伝えたい私です。 みなさーん、DV・虐待の加害者の多くは適切な支援があれば、脱暴力・非暴力に変りまーす。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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