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昨日は久々にシフォンケーキを焼いてみました。材料庫の中に抹茶があったので、抹茶シフォンにしました。小麦粉+抹茶が少し多すぎて、若干シフォンにしては重かったけれど、おいしさは充分でした。それにしても、ささっとお菓子が作れるってのはほんと便利。お菓子も外で食べれば結構高いしね。 私がお菓子を作るようになったのは、三十数年前に大阪のある食品会社に入ってからのこと。そこでは、衛生管理もやるけれど、主に新製品の開発が主な仕事でした。会社自体も当時は小さくて、開発部のスタッフは私ともう一人のパートの女性。 お菓子も対象範囲でしたので、毎日お菓子を作っては食べると言う事をやってたら、あれあれと言う間にぶくぶくと太ってきたので、試食は極力食べないようにして、弁当も幼稚園なみのミニ弁当にしました。 その会社に私は三年ほどつとめたけれど、労働条件が良くないので、転職しました。その後その会社ではヒット商品がでて、結構売り上げを伸ばして、今では、関東方面にも店舗を持つそこそこの企業になったようです。会社に未練はありませんが、あの三年間でけっこうお菓子作りのトレーニングが出来たのはいい経験でした。 私はもともと料理は好きだし、理系というか生物関係の勉強もしているので、科学実験の理屈はなんとなくわかります。板さんやシェフは体験や伝統で仕事しますが、私は理屈で料理しますから、状況に合わせて、料理を自在に変化させる事も難しくありません。 先日の餅つき大会の時でも餅のつき方をネットで調べてて、Q&Aで、カセットコンロで餅米は蒸せませんか、との質問に、火力が弱いので無理です、と、あっさり答えてます。 カセットコンロの火力なら、一升の米は蒸せませんが、四合なら蒸せます。二つのコンロでやるか、小ぶりの臼で餅つきするかすれば、カセットコンロでも餅つきは可能ですよ、とAしてほしかったですね。私はカセットコンロも事実使いましたしね。 実は私は、人に教わるのが得意ではありません。教わってもあまり覚えられないし、教えてくれる事に疑問を感じてしまう事が多いからです。だったら、自分で考えてやった方が確実、と言う事になります。これはお菓子づくりや料理に関してだけではありません。 何に付け、自分で考えてやる方がうまく行くのです。これは今のカウンセリングや援助についても言える事。もちろん、カウンセリングについて、基礎的な事は学んでますし、心理学に関しても基本的なところは理解しています。が、エラいセンセに学ぼうとは思わないのです。 エラいセンセの語る事はあんまり意味がないと思えてしまうのですから。それより当事者の語りの方がよほど学びのネタがあります。そのネタを私なりに理解して、セラピーや援助につなげて行きました。ですから、他の人がやらない事を、次々と実践してこれたのでしょう。 素材を理解し、素材と対話しながら、何かを作り上げて行くのは、料理もお菓子も、カウンセリングも同じ。その手法はナラティブに通じるものです。ですから、ナラティブを知ったとき、これは新しいやり方だ、とは思わず、私のやり方と同じだ、と感じたのが正直なところです。 さらに対人関係や、世界との関わりについても、同じような事が言えます。トップダウンの関係ではないのですね、私の頭の中は。だから板さんにもシェフにもなれないし、なりたくないのですねぇ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012/01/10 02:54:41 AM
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