味くんの家族再生支援日記

今日は朝から夜までよく頑張りました。 メンズカウンセリング強化セミナーとして、心理学の基本からメンズカウンセリングまでの心理学やカウンセリングの変遷をお喋りしました。

精神分析では、主にフロイトにユングを、それに認知行動療法、ロジャース、さらにナラティブからメンズへ、それらのセラピーの基礎と、私のやってる援助実践と、メンズの基礎理論を話しました。

それにアミティーのプログラムを取材したドキュメント「ライファーズ」のＤＶＤなども視聴したり。朝10時から夜10時近くまで、えんえんと。もちろんお昼も夜も食事付き。

みんなでいろいろ語り合う中で、今の医療システムが当事者の回復にいかに不適切かということが確認できました。それじゃあ当事者は回復せんよなあ・・・と。

もちろん、ある意味、個別の物語りを紡ぐ共著者になるには職人技のようなスペシャルな技能を求められる訳だけれど、それは大学のような所で大量生産されてる心理専門家のような低級な技能ではありません。

社会の権力構造にセンシティブで、その構造に依拠せずに生き、思考できる人で、常に自分自身と向き合えている人でなければできません。そう言う人を育てたいとの思いで、今日のセミナーを開いたと言う訳。いま日本で唯一、それを可能にしているのは、残念ながら私の所だけ。

来年の２月にはメンズカウンセリング講座を行います、メンズカウンセリングに興味のある方は、そのときいらしてくださいね。