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私はここ数年、埼玉の国立女性教育会館(ヌエック)のフェスティバルで分科会を持ち、私の援助論を参加者に伝えてきました。参加者の多くは、女性問題に知見があり、女性支援の現場にいる、カウンセラー、相談員、行政職員がほとんどです。
フェミニストからはDV加害男性の味方の危険人物のように言われる私ですが、現場の援助者は私の語りに納得し、当事者の援助に何が必要なのか、真摯に学んでくださいます。加害者支援と被害者支援は矛盾しないし、両輪があった方がより、いい援助になると言うもの。 けれど、そうすると、被害者支援関連業界は加害者支援に予算を奪われる事になります。既にその予算が利権化している現実の中では、被害者優先という言葉で、加害者に対する支援を否定します。被害者が困っているのに加害者に使う予算はないと。 けれど、加害者に対する予算がないと加害者はいつまでも脱暴力しないし、次々と発生し続けますから、被害者も発生し続ける事になります。ここに被害者支援の利権擁護がみられます。被害者がいなくなると困る・・・。(笑) 現場の援助者は真摯に被害者によりそい、被害者の幸せを願っている方も多くいるでしょう。利権擁護なんて考えず被害者の減少のために厳しい状況で働いておられる事と思います。 こんな方は、ほんとにDVを減らすためには、被害者の幸福のためには、どんな援助が必要なのか、現場で模索されている事と思います。が、DV男は変わらない、加害者プログラムは無意味、逃げるしかない、離婚するしかない、と言い続ける今の支援のあり方に矛盾を感じてますから、私の援助論はすぐに理解されますし、納得してくださいます。 問題は、その援助論を現場から組織の上にあげられない事です。味沢の話しをもっと聞きたいけれど・・味沢は危険人物だから、講師依頼はできない、とか、加害者支援に手を出すな・・とかいう事のようです。 男性支援は内閣府を通じた、フェミニスト利権と対立しない男性支援専門家に任せなさい、と言う事になるようです。私の知人も、内閣府に呼ばれてたりしてますからねぇ。DV男が当事者である事をひた隠しにして専門家として、男女共同参画に入り込んでますから、私からすれば茶番です。 そんな本質を欠いた知識だけの上からの指示では現場は回せません。それが現実。現場で多くの被害・加害当事者を回復させている私は、やはり専門家には恐怖でしょうねえ。 内閣府にも資料を送っているけれど、私の所にはいっさい、連絡も問い合わせもありません。完全にシカトです。(笑) てなことで、昨日は、朝十時半から16時まで延々と、現場の援助者数名と、ケース研修を行いました。参加頂いたみなさんとのやり取りはホットで濃厚でした。ほんとに現場を思う人たちの熱い思いが伝わってきました。現場の方がさらにパワーアップしていい援助につなげてほしいものです。つぶされる事なく・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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