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今日は第七回男性(学)会議。男性運動が日本で起こったのは二十数年前。フェミニズムを通過した男たちが、フェミニズムでは解決し得ない自らの男性と言う性の問題を問題とする活動を始めました。
メンズリブ研究会世話人として例会のお世話をしてきた私としては、男性運動の来し方行く末が長い人生のプロセスと重なっていて、単なる通過点としての関わりはできそうにありませんが・・・・ 95年には「男性問題は今」という冊子を発行し、また大阪にメンズセンターを開設し、翌年には「男のフェスティバル」を開催します。この頃が日本のメンズリブ運動の絶頂期でしょう。 各地にメンズリブ◯◯という組織ができていきますが、メンズセンターの権威主義?が災いしてか、フェスティバル開催地から男性運動が消滅していき、やがてフェスティバルが十回くらいになる頃には、各地のメンズリブは消滅してしまいます。 私は権威主義のメンズセンターを離れて、当事者のためのメンズサポートルームを京都に立ち上げ、DV当事者のための非暴力グループワークを始めます。当初は中村正教授もファシリテーターとして一緒に始め、彼にもメンズサポートルーム共同代表として活動してもらいました。 その後、メンズリブに代表される当事者性を重んじる男性運動が衰退し、男性学を標榜する学者が当事者性の無い男性論を語り続けます。ホットラインも当事者性を失い、アカデミズムや就活のためのトレセンになってしまいます。 二年前、例の理不尽なセクハラ訴訟をうけて、中村教授はサポートルームから脚を洗います。完全にアカデミズムや行政から排除された私は、再生センターでメンズサポートルームの非暴力ワークを行いながら、女性の支援も同時に行い続けます。 こんな私の続けてきた複合的支援・・・女と男の修復的支援に繋がる男性論・・・・学者センセが関わろうとしないメンズスタンスでの支援・・・やっぱり有効性があるからなあ。それと被害者が継続的に出続ける事で利権化できてる被害者支援の腐った構造についても、皆さんに伝えたい・・・ みなさんのご参加おまちしてますぅ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013/09/29 08:02:38 AM
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