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いわゆる男性サイドからみて、現在の被害者支援はかなりバイアスがあって問題有りっていうのはよく聞く話しだし、実際に私がクライアントから聞く話はそう言う話しばかりです。
では、女性からはどんな声が聴かれるか・・・私の所のカウンセリングの42%は女性がクライアントですから、女性の声がわからないはずもありません。 その女性の声をまとめるとだいたい・・離婚ばかりを勧められて不愉快だった・・・夫のことは何もしらないのにDV男は酷い人間だと決めつけられて辛かった・・・夫の暴力をなんとかしたいと言ったらDVはなおらないと言われた・・・・・別れないのならどうなっても知らない、殴られたらまた来てくださいと言われた・・・などなど・・・ シェルターに入ったけど監視されてるみたいでいやだった・・・シェルターの設備や人間関係がひどかった・・・家に帰るといってもなかなか帰してもらえなかった・・・・ もちろんこんな話しばかりではないんだろうけれど、私の所に来られるのは女性相談や被害者支援のやり方で納得できなかった人たちが来る確率が高いので、そう言う声が多くなる、というのもわからないでもありません。 女性相談にしてもシェルターにしても稼働率が事業予算に影響するから稼働率を下げるわけにはいかないし、DV被害者がいなくなっては困る、すなわちDVは無くなっては困るという構造があります。 この矛盾を隠蔽するのはDVはなおらない、危険だから逃げるしかない、というロジックです。被害者支援の人たちは加害者対応では飯が食えないから加害者プログラムは無意味と言い続けるしかありません。 こんな意味不明のロジックで被害者支援が行われているからDVは無くなるはずもないし、救われない被害者もたくさんいるのではないかと思います。被害者支援の有効性なんて、だれも調査しないから、当事者には無意味であっても援助者のためには有効だと言う事なんでしょう(笑) とはいうものの、現場の方達はとてもしんどい思いをされているのではないかと複雑な思いになります。もっといい相談ができるのにほんとの事が言えない、加害者対応について勉強したいけれど上に禁止されている、再生センターを紹介したいけれどそれも禁止されている・・などなど。 先日もある女性が某女性相談に何年かぶりにいったら、昔の相談員がそのままいたけれど、随分顔も険しくなってて、いい仕事してないんだろうなって感じた・・・と話してくださいました。 私が一昨年までワークショップを持ってたヌエック(国立女性教育会館)のフォーラムでは現場の相談員もたくさん参加されていつも満員御礼だったし、質問もたくさん出るし、皆さん納得して帰ってくださいます。けれど、ヌエックはそんな私の存在に危機感を覚えたのか、昨年は私のエントリーを拒否しました。 そう言えば、一昨年のワークショップにヌエックの役員でR大学の理事でもある某フェミ弁護士がなぜだか私のワークショップに参加されてたから???だつたけれど・・・そーゆーことか、と納得、私を排除するためのリサーチに来てたんだ・・・と納得。そのときのテーマが「DV加害者支援の有効性」みたいな事でお喋りしたしね・・(笑) 行政はバカな冤罪裁判以来、完全に私を排除しているし、私を排除した所で男性相談とか加害者対応などの講座等をやってるけれど、それでは加害者は減る事もないし、被害者も救われない。いずれそんな被害者支援が無意味だってことに世間の人たちも気づくだろうから、やがて利用者が減って行くのではないかな。 その点、私の所ではちまちまとやってるけれど、カウンセリングの件数はあのバカな判決以来減るどころか少しずつ増えています。昨年はセンター立ち上げ以来二番目に多い来談数になっています。DVや夫婦関係が圧倒的に多いのですが、そのデータはホームページのカウンセリングの所で閲覧できます。 行政からリファーされる件数はぐっと少なくなっていますが、ネットで繋がる人、口コミで繋がる人が増えています。私の援助実践が無意味だったら口コミで広がる事もないだろうし、リピーターもあり得ない事になるでしょう。そう言う意味では、行政と違って予算に縛られることもない私のやり方は、利用者本位でやれるから、いい援助にできると言う事かもしれませんね。 そんな私のカウンセリング実践・・・不思議と女性のクライアントは毎年40から42%を維持しています。女性支援も無意味な支援をしてたら、この数字が維持できるはずもありません。こんな私からみれば、今の被害者支援・・これでいいの?と言う所かな・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/01/15 02:31:26 AM
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