|
カテゴリ:カテゴリ未分類
昨夜の男ワーク、女性二名の参加も加えて全員で12名のフル参加となりました。私は前回のお休みもあったので、ひと月ぶり。新しい参加者もいて、とても賑やかな集まりでした。ファシリは私。テーマは「非暴力的人間関係の構築」ですが、どうやって非暴力を貫くかと言うとき、なぜ自分がキレてしまうのかを理解しなければ、対策も考えられません。
ということで、三人一組になって、自分がキレてしまった時の状況やら、感情について語ることで客観的に自己分析してもらうだけではなく、他者のキレる理由や感情についても理解する事で、暴力という衝動やら行動を俯瞰し、その他の非暴力の選択肢、行動様式を模索してもらおうと言うもの。 多くの人は暴力行為あるいはパワーコントロールの行使において、相手が◯◯だから仕方なかったと、相手に理由を転嫁することで自身の暴力やコントロールを正当化しています。けれど、この認識では自分を変える事には至らないし、コントロールされる相手してみれば、傷つけられた、とか不愉快だったというネガティブな体験にしかならず、長期的には関係の悪化、抵抗の激化を招きます。 相手の問題ではなく、自分の問題として暴力やパワーコントロールを考えてみてくださいね、というのが私のお願いでした。「状況の問題ではなく。状況に対する自分の認知の問題」として理解すると、自分の認知や行動を変え、良好な人間関係を構築する事ができます。 ある先輩参加者は、新しい参加者の発言を聴いて「昔の自分を見てるみたい、少しずつだけれど今は過去の自分とは違う自分になれたと思える」と話されてました。 非暴力を達成するには、知識領域でいくら学んでも、無意識領域の情動に関するアプローチを行わなければ、狡猾な加害者になるだけ。ほとんど無意味でしょう。自分の体験を語ることで追体験し、湧いてくる感情に対して他者の視点も含めた別の認知、価値観で検証する事ができれば、体験を新しい物語りとして書き直す事もできるし、自身の状況に対する反応も結果的に変わって、非暴力になると言う訳。 ある先輩参加者は、過去の自分と重なる言動について「昔は・・ああっ恥ずかしいことしてたなぁ、と今の自分は感じるなあ」と少し非暴力へと成長した自分を語ってくださいました。 それにしても、キレてしまった自分を語り合う中で、笑いの絶えない、この男ワーク・・・不思議な空間です。反省や自己否定、相互批判などのネガティブな雰囲気はみじんも感じられず、キレてしまった自分、些細な事で感情がエスカレートして暴力を振るった自分・・について、笑いのネタにしてしまうのも、やはり大切な作業なんでしょう。もちろん暴力行為に対する批判は大切ですが、決して人格否定にならないように、お互いがお互いを尊重する、そんなこともとても大切。皆さん生育の中で自己肯定感が育つほどには受容されてなかったんですからねえ。 そんなこんなで、笑いの絶えない二時間もあっというまに過ぎてしまいましたとさ・・♫ 多くの方にメッセージを届けるために、ブログに納得してくださったら、 ワンクリックお願いします♫ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|